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みんなでつくる/はじめてでもできる
政策作成マニュアル

最終更新:2005.12.4
このページは、政策づくりのオープンソース化を目指し、
市民活動に「政策形成・対案づくり」のノウハウと必要な情報・環境を提供し、
市民の間に政策立案のスキルを蓄積することを目的としています。ご意見をお寄せください
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TOP PAGE 0 何故、政策か? 1 ターゲットの設定 2 問題の分析 3 政策案の創案 4 政策案の選択 5 政策案の明確化 6 政策相関図(リンクマップ) 7 リンクマップの検証と評価 8 政策案の完成と発表
道具箱 調査の仕方(一般編) 調査の仕方(行政情報編) 交渉の仕方 ミーティングの仕方




# 参考文献・リンク集
ADVANCED 0 当事者性の政策術 1 政策資源の政策術 2 対案づくりの政策術






 
0 はじめに 何故「政策」なのか?
反対・陳情・要求は、「あとはよろしく」と政策立案から実施までをあいも変わらず「お上」に依存し、行政の権限と領域ばかりを拡大します。
これまで不透明きわまりなかった政策作成を市民の手で。そのスキル・ノウハウを市民の間に公開・蓄積し、政策を市民の「オープンソース」とし、共有財産 (シェアウエア)とするために。
1 ターゲットの設定 何についての政策をつくるか?
いうまでもなく最も関心のあるテーマをターゲットに選びましょう。
最も関心の高いテーマは、最も情熱と情報を有するテーマでもあるからです。
ターゲット設定の範囲は、次のステップ「問題の分析」での、考慮に入れる範囲を決定します。
何を目指して政策をつくるか?
政策作成の目的についても、この段階で確認しておくべきでしょう。
たとえば政策のメリット、デメリットは人・立場によってそれぞれですが、ここで設定した「目的」が、この後アイデアや政策案を評価する際の「第一基準」と なります。
2 問題の分析 何が問題なのか?何故政策をつくる必要がある のか?
i)問題点をブレインストーミング
政策を作ろうとターゲットに選んだくらいですから、「言いたいこと」がたくさんあるはずです。複数のメンバーで、お互いが考える「問題」や「必要」をでき るだけたくさん出し合います。
ii)必要な調査と資料集め・現状分析
不明な点や確かめた方がよい点を手分けして調査します。また自分たちの仮説(思いこみ)が検証するためにも、調査(リサーチ)は必要です。
iii)問題同士の相関関係を図表化
とりあげたターゲットに関する数多くの問題点は、それぞれ無関係ではありません。ある問題が別の問題を引き起こすことも、あるいはループ(フィードバッ ク)を形成していることもあるでしょう。問題同士の関係を図表化し、メンバーで共有します。
3 政策案の創案 何をする政策か?どこに効く政策か?
前のステップでつくった「問題相関図」の項目を1つ1つ点検しながら、なるべく多く幅広く解決策・政策を考え出します。
あらかじめ「政策案」を持って参加するメンバーもいるでしょうが、それぞれの「政策案」が、「問題相関図」のどこに効くのか、点検しながら拾い出します。
4 政策案の選択 どれがうまくいきそうか?
数多くの政策案がでてきました。今後の具体的な検討にかける、有望そうなものを選び出します(検討に使える人的資源も資金も時間も有限ですから)。
選択の基準は、問題に対する有効性と、政策としての実現性、が考えられます。
政策案が検討の結果、破棄されれば、このステップに戻って次の「政策候補」を選び出すことになります。
5 政策案の明確化 具体的にはどんな政策か?
最終更新:2000.3.28
単に「○○を××する」というだけでは、安っぽい「公約」にはなっても、「政策」にはなりません。検討するにも、メンバーの間で捉え方がバラバラでは先に 進めません。5W2Hなどのフォームを使って、政策を明確にしメンバーの間で共有し、政策の文章化へのとっかかりとします。
5W2H:
what(なにを),who(だれが),whom(だれに),when(いつ),where(どこで)
how(どのように),how much(どれくらいの金を使って)
6 政策相関図(リンクマップ) その政策は何(メリット・デメリット)を引き 起こすか?
政策をめぐる因果関係(AだからBだ;A→B)を、相関図(リンクマップ)の形で図表化し、整理します。
リンクマップは、政策の論拠(何故、この政策を実施すべきか)をまとめたものです。
つまり政策が解決すべき問題は何であるか、政策の成果と副作用の比較考量はどうか(副作用が大きいなら政策は撤回すべきです)を図表化することで、政策の 論拠の共有化を図り、この政策の実施や主張の当否を検討します。
7 リンクマップの検証と評価 そのメリット・デメリットは、どの程度(確 率・規模)起こるのか?
リンクマップのそれぞれのリンク(因果関係)の重要さは等し並ではありません。メリットとデメリットを比較するとき、生じる確率が高く生じた場合の影響が 大きいものと、確率が低く影響が小さいものとを、同じように評価することはできません。
リンク(因果関係)を頻度・規模の面から評価するために調査を行い、リンクの根拠固めや修正を行います。
8 政策案の完成と発表 政策をいかにして実現するか?
ステップ5〜7を繰り返し、修正を重ねながら、政策案の精度を高め、根拠を固めていきます。
政策案として一応の完成を見れば、発表・公開することになります。
多くの「すばらしい政策」が実現されないまま消えていきます。「政策」が現状の変更を求めるものである以上、それにより不利益を受ける・既得権益を失う勢 力が必ず存在します。政策は、その性質上、複雑な政治・社会関係の中に投げ込まれ、様々な波紋を引き起こすものです。
直接当局者にぶつけるにせよ、広く公表し世論を喚起しようとするにせよ、「公表」は実現を目指して戦略的に行うべきです。
道具箱:調査の仕方(一般編) 情報収集から情報共有へ 
どの企画づくりや政策づくりノウハウ本にも登場する「情報収集」という言葉には問題があるように思います。 「集めるだけ集めて、独り占め。他の人が使うことを少しも考えず、結局情報の使い捨て」というイメージがあるからです。たまたま自分のところに「立ち寄っ た」情報を、みんなで使えるように整理(編集・加工)することが、あるべき「情報共有」の形だと思います。政策作成プロセスのオープンソース化を掲げる 「政策作成マニュアル」では、調査を「情報共有のスキル」と位置付けたいと思います。
道具箱:調査の仕方(行政情報編) 「情報なくして政策なし」 
政策づくりの最大の壁は「情報」です。思いつきやちょっとしたアイデアでしかない「自称・政策」は数あれ ど、本当の政策を作るためには情報が必要です。逆に言えば、「政策づくり」や「対案づくり」に取り組みだすと途端に「情報のなさ」に直面します。政治家 の、行政マンの、あるいは市民の、政策立案能力が「貧困」であるとしたら、その主たる原因は政策をつくるための「情報がない」ことです。 「情報がない」と、政策をつくるどころか、政策を評価することも議論することもできません。 「情報がない」ことは、単に「知らない」ということではなく、情報を独占している人たちが「うその情報」を流しても、その真偽を検証することすらできない ということです。
道具箱:交渉の仕方 交渉はいたるところ、いたる場面で必要となる 
本当の交渉は、美辞麗句の並べ立てや詐欺まがい・二枚舌まがいの巧言でもなければ、脅迫でも懐柔でもありま せん。むしろ、プライドや感情、目先の利益や自分の既得権に縛られ「ケンカ別れ」に終わったり、どちらも自分の提案に固執して仕方なく「足して2で割る」 妥協案に泣くことを避け、もっとましな案があることに双方が気づき、それをお互いの協力で創造していくプロセスなのです。その意味では、ミクロな政策づく りの側面を持っています。
道具箱:ミーティングの仕方 市民活動・団体は、ミーティングで滅びる? 
ボランタリーな活動や団体だと、ミーティングでも「やる気」のある人がやってきます。少なくない人が「自分 のおもい」を熱弁します。何度ミーティングをやっても、同じ人が同じ内容で熱弁をふるっているとなると、人々の足はミーティングから遠ざかります。そんな ミーティングにでてもしょうがないですから。 ことによると、すばらしい成果をあげられたかもしれないボランタリー活動や団体が、こうしてたった一人の(しかもとりわけ熱意のもった)「熱弁者」のため に、崩壊してしまいます。 いったいどうすればいいのでしょうか?
上級編:当事者性の政策術 「専門家」的方法の限界  
従来の問題解決手法や政策形成が、あるいは専門家といった存在がますます信頼を失っています。 そしてこのことは、後で示すとおり「政策作成マニュアル」にとっても「対岸の火事」ではありません。 我々は問題解決を構想する際、無意識に「医療モデル」を使い、いわば医師の立場=政策実現者サイドに身を置いてしまいがちです。実際には、政策は我々の社 会や生活を改善するためのものであるし、政策の利益も負担も引き受けるのは我々自身であるのですが(その意味では我々はむしろ「患者」の立場なのです)。 そして「患者」は今や、単なる「治療の対象」ではありません。自ら情報を求め、比較し、自らの健康をつくりだし維持していくために、さまざまな専門家を 「使う」、むしろ健康の当事者としての治療行為の中心主体です。 従来型の政策形成の前提と限界を検討し、改めて市民が政策をつくる意義を考えてみます。
上級編:政策資源の政策術 「手持ち」からはじめる 
不足から始める政策づくりは、不足を埋める資源や手法を「外部」に求めがちです。政策課題から始めなければ ならない公共政策が抱えている限界を超える(あるいはすり抜ける)ことはできないのでしょうか。 政策をつくるために活用できる「資源」は、むしろ我々の身の回りにたくさんあります。たとえ困りごとや不足であっても、それを「解決しなければならない問 題」ととらえるのではなく、「アイデアや資源を集めることができる機会」とみなせば、それも「政策資源」です。「〜すべき」からはじめる政策課題の政策づ くりに対して、「〜できる」からはじめる政策資源の政策づくりについて考えます。
上級編:対案づくりの政策術 対案はすばやくなければならない 
対案づくりは時間との勝負となりがちです。 先行している相手方の政策・提言に対して遅れてスタートを切ること、政策決定のスケジュールは相手方がにぎっている場合が多いこと、などから好きなだけ時 間をかける訳にはいきません。相手方は待ってはくれません。こちらの都合などおかまいなしに、どんどん事を進めていくでしょう。 短期間で対案をつくるためにはあらかじめその手順(プロセス)を用意しておくこと、そして、そのプロセスを分解し複数人で分担することです。 待ったなし「対案づくり」について、必要なことをまとめてみます。
上級編:集団思考の政策術  Coming Soon!!

政策作成マニュアルの見取り図


 
 


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道具箱 調査の仕方(一般編) 調査の仕方(行政情報編) 交渉の仕方 ミーティングの仕方




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ADVANCED 0 当事者性の政策術 1 政策資源の政策術 2 対案づくりの政策術





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