
(2004/2/28)
ゆき氏とアベル氏の映画『A』鑑賞記
■東京に「A」をみに行ってきました。(ゆき氏) 5/9(土)〜5/10(日)、東京に行って「A」をみてきました。 初日(9日)の第1回と2日目の第1回の計2回みました。 初日の第1回と第2回の間に森達也監督の舞台挨拶があり、それも みることができました。 第1回をみた後舞台挨拶をみて帰るひとたちを、監督さんは出口で 見送ってくださいました。
映画の内容にふれざるをえないので、これからみられる方は、この 書きこみをみないほうがいいと思います。
この映画は決してオウムよりの映画なんかではありませんでした。 オウムにひとたちのごく自然な様子がたくさん映されていました。 もちろん、彼らが撮影者を意識しないはずはないのですが、自然な 感じがしました。 ありのままの映像をみせられることにより、オウムについて、そし て、社会について、「考えろ」と問いかけられているような気がし ました。 オウムのひとたちの純粋さ、道を求める真摯さが伝わってきます が、それゆえ、危険にみえてしまうこと、一般社会との意識のずれ もよりみえてきます。 オウムを取り巻く状況を映す事によって、社会のひずみもうかびあ がります。 オウムとはいったい何なんだろう、社会とはいったい何なんだろう と深く考えさせられる映画です。
荒木さんは山科にいったおり、丹波のおばあちゃんを見舞うわけで すが、ラストの荒木さんとおばあちゃんのシーン、涙がでそうにな りました。いつまでも見送るおばあちゃん、手をふる荒木さん。お ばあちゃんが荒木さんに手渡した、荒木さんがあかちゃんのころの 写真。たった1枚のあの写真に、どれだけの思いがこめられている ことか・・・。 手をふる荒木さんとおばあちゃんの世界は決して切れてなんかいな い、オウムのひとたちは、決して異界のひとたちなんかじゃないと いうことを象徴しているようでした。
決してオウム側に立たないと監督さんがおっしゃったにもかかわら ず、信徒さんたちにこれだけ自然に振舞われたということは、森監 督はそれだけ誠実な取材をなさったのでしょう。
オウム以外のひとがふだんみることができない、オウムのふだんの 生活や修行の様子をみることができるという意味でも、この映画は よかったのではないでしょうか。
しかし、オウムのひとってオウム以外の本もみるのですね。荒木さ んたちは、広報だから特別なのかもしれませんが。 「オウムからの帰還」がころがっていたり、「麻原おっさん地獄」 を読んでいる女性がいたり。
ところで、こちらの地方では放送されなかった、深夜番組での、元 幹部のU正悟師さん(正大師に昇格?)の信徒さんたちへの呼びかけ を、映画の中でみることになるとは思いませんでした。 (信徒さんたちがテレビ(ビデオ?)をみていた。)
荒木さんは、ほんと、誠実な感じがして、憎めないというか、その 意味で、オウム側からすれば、広報に適していると思われるのです が、そういう彼に、事件の後始末をやらせるというのはあんまりで すね。 本来、住民とかの矢面に立たなければならないのは、彼ではないは ずです。事件のことを知っていて、責任ある立場のひとがやるべき です。 荒木さんに押し付けたりしないで、ちゃんと責任を果たしてもらい たいものです。信徒さんたちのためにも。
森監督は、舞台挨拶で次のようなことをおっしゃっていました。 ことばを正確におぼえていなくて申し訳ないのですが。 実際のことばとちがってしまうことをお許しください。
「この映画はその方の経験、バックグラウンドにより、いろいろ な受け取られ方をしました。が、それでいいと思います。 自分にはメッセージがあるが、それは言いません。 そのひとそのひとの受け止め方をしてくれればよいです。 何かを感じ取っていただければしあわせです。」
最初、この映画は小さな画廊だかホールのようなところを借りて、 1日だけ上映会をして、20人くらいのひとがみてくれればいいかな と思っていらしたそうです。それがちゃんとした映画館で上映でき たことを監督さんはよろこんでいらっしゃいました。 できるだけ多くのひとにみていただきたいのですが、映画館には半 分近く空席がありました。 お客様はほとんど30代以下のようにみえました。 テレビで放送されて多くのひとがみられるのがほんとうはよかった のでしょうが。
初日、この映画をみた後、営団地下鉄の霞ヶ関駅に行って、サリン 事件で亡くなられた駅員さんの日をみてきました。 その内容を書いてみます。
平成七年三月二十日午前八時すぎ地下鉄 サリン事件が発生した 丸ノ内線 日比谷線 千代田線の都心に 向かう五本の電車に持ち込まれた有毒ガスは 十一人の犠牲者と六千人に及ぶ被害者を出す 惨劇を引き起こした ここ 千代田線霞ヶ関駅では 五番線に 到着した我孫子発代々木上原行最前部車両の 床にある異臭を放つ液体を処理した職員二人 が死亡した 的確な判断により 多くの乗客の命を守り 殉職した高橋一正 菱沼恒夫両氏の安全輸送に 懸けた功績をたたえ 我々営団地下鉄職員の 誇りとしてここに記す
平成八年三月 運輸本部有志一同あのような日常一生懸命働いているひとたちにより、この社会は成 り立っているのだと感じます。 信徒さんたちの純粋さゆえにこのような事件が起きたのだとしたら とてもやりきれないと思いました。
東京へ行く途中、 検証・オウム真理教事件 オウムと決別した元信者たちの告白 (著者は瀬口晴義さん、出版者は社会批評社) を読んでいました。 まだ読み終わっていませんが、信徒さんたちのオウムに行った感 情、オウムの様子、よいところ、問題点などがわかってよい本だ と思います。 この本をよみ、映画をみて、信徒さんはさまざまな理由でオウム に入っている、まわりが変わらなければ、宗教論議で、オウムを たたいてもだめなんじゃないかという気がしました。 教義のみでオウムにいるひとにはきくかもしれませんが。 ありのままの自分を受け止めてくれるのがオウムだけだったとい う方もいます。 彼女は、次のように言っています。
親も住民もあなた方の味方です。助けを求めて下さい−−−。 教団にいた頃、施設の近くにこんな看板が立っていたことを覚え ている。当時、この言葉に強く反発したことを思い出す。 (何を言っているのか。今まで私が何度も苦しい、苦しいと言った 時、あなた方の言ったことは何だったの?「そんなのは甘えだ」 「だからお前はだめなんだ」・・・・・・。一度でも、助けてくれ たことがあったのか?お前たちのせいで私たちは苦しんできたん だ。お前が私たちを追い出したんじゃないか。もう二度とお前たち の隷属物にはならない。お前たちの人形にはならない。) (検証・オウム真理教事件より。)
また、彼女は、オウムに残っているひとたちについて、 「彼らはオウム以外では生きられないと思っています。だから彼ら を責めても居場所のなさが強まるだけなんです」 と言っています。
映画をみると、彼らはただオウムにいたい、あるいは、信仰を続け たいのだという思いがつたわってきます。しかし、事件を総括する ことなしに彼らは存続できないでしょう。 繰り返しになりますが、一日も早く、責任のある方が対処すべきで す。そして、わたしたちオウム以外のものも、オウムをただ非難す るのではなく、彼らがなぜオウムに行き、オウムにいるのかを考え るべきだと思いました。
感想は以上です。
■「A」について(ゆき氏) いまいち、なぜ滝本弁護士さんが、一般のひとはみないほうがよい、いわ れたのかわかりませんでした。信徒さんや元信徒さんのためというのなら わかります。元信徒さんがみたらオウムに戻ってしまうような気がしました し、信徒さんの顔が出ることで、本人が現世に戻りたくなったとき、たいへ んだし、家族の今の立場もたいへんになるから。このへんが殺意をいだか れた理由でしょうか。
ですが、一般のひとのためにはよいのではと思いました。 報道されないオウムのひとたちの日常生活や修行の様子、考え方の一端 がわかるのですから。 いかにも教団施設の外で不気味に作業をしているかのように報道されて いた、男性信徒さんが素顔をみれば、実にひとのよさそうなひとだったり、 中では信徒さんたちが談笑していたり。 「あれ、やっぱりわたし映ってる。」「でもちゃんとスモークかけてるよ。」 「でも知っているひとがみたらわかるよ。」なんて、にこやかに会話していた とは・・・。 外と中はものすごいギャップがありますね・・・。
オウムのひとたちが、麻原さんの様子をみて、どのように考えているのか をきき、なるほどあのように解釈するのかと思いました。 一種の観念崩しとか、弟子を試されているとか、とらえているようです。 本人はぜんぜん、悪意などないのでしょうが、それがとらえようによっては、 危険と思われる原因のひとつかな、とも思いました。麻原さんのすることな らなんでも正しいというような・・・。あるいは、意味がこめられているような。 わたしは、今のオウムが危険だとは感じませんが、麻原さんが指示したら やっぱりわからないな、と思います。 東大理III(日本の最難関ですね)に入り医学生だった元法皇官房幹部が 法学部では超一流の私立大学に入って(ザ・ワイドでは日刊ゲンダイの記 事としてその大学の名前も出していました)、麻原さんの弁護士をめざして いるという記事が11日(月)発売の週刊現代にありました。 彼のほかにも弁護士さんをめざしている信徒さんはいるとのことですね。 やはり、麻原さんから直接指示がでる状況はこわいですね。 信徒さんとしては、直接連絡をとりたいだろうという気持ちは純粋であり よくわかるような気がしますが。 元幹部なんて、頭いいし努力するようだから司法試験なんてうかりそう ですね。もっとも弁護士会にはいらなければ、弁護士活動はできないわ けだけど。将来、弁護士会は難しい選択を迫られるのかもしれませんね。 元オウム、または、現オウムを理由に弁護士にしないなんてことができ るのかどうか。それはそれでたいへんな問題ですし。 もっとも、昔はともかく、今は警察が把握しているから、へたなことは起き ないと思いますけど。 あの警察のシーンをみても、警察全体に対する信頼は揺らがないけど、 オウムのひとたちが、あれで警察に対してますます不信感をもってしまった だろうことを思うと、もう少しなんとかならなかったかなぁと思います。 95年当時は、国民に何かあったらたいへんと、それこそ使命感で必死だっ たのだろうなとは思いますが、あれは96年ですし・・・。 治安を守っていただいていて、こんなこというのは何なんですが。
麻原さんってああいう声で信徒さんたちにかたりかけ、説法するんですね。 ひとをひきつけそうですね・・・。 ああいうとこだけみてたら、きっと、疑いなんてもたないのでしょうね・・・。
■「A」を地方から見に行く場合(ゆきさんからのアドバイス) 「A]を地方からみに行く場合、役にたつかもしれないことを書いておきます。
○上映時間は、BOX東中野さんの「A」の解説のホームページ http://www.mmjp.or.jp/BOX/database/a.html にあります。 入れ替え制のはずですが、人数が少ないので、そのまま居座ることも できそうです。 初日の舞台挨拶など、1回目の上映を見終わったひとと、2回目をみる ひとが両方座ってきけましたもの・・・。悲しい・・・。
なお、、当日券のお客さんも前売り券のお客さんも順番に受付をするよ うな形になっているので、前売り券をもっていないから、後のほうになる ということはありません。 開場は各回の10分前です。 (これについては、わたしは、前売り券をもってなくて、心配だったので、 メールをBOX東中野さんに出したところ、たいへんていねいな回答の メールをいただきました。感謝するばかりです。)
○場所は、同じくBOX東中野さんのホームページ http://www.mmjp.or.jp/BOX/whatsbox.html のとおりでした。あのBOX中野のマークと同じ配色の旗がでていまして、 ホームからも、みえます。
映画館のすぐそば(行く途中)に、ミスタードーナツがあり、9時ごろには あいているようです。食事をしたりして、時間を待つのに便利です。 わたしは、日曜日早めにいって、ここで朝食を取った後本を読んでいまし た。すいていたし。
○宿泊 東中野駅の隣の駅の中野がべんりです。 中央線は東中野にはとまりませんが、中野にはとまります。 そこから総武線で東京側に戻る形になります。 そうでなければ、新宿乗り換えが便利です。 総武線は東京駅には行きません。 わたしは、中野サンプラザに泊まりました。中野駅の目の前ですし、値 段に対して、設備がよいです。 シングル 税込みで8316円でした。 TEL 03-3388-1151 従業員の方も親切でした。 ホテルからはたいがい、着払いで宅配便がだせます。 本などを買い込んだときは便利です。 ちなみにここはフットワークなので3日くらいかかるそうです。
○東京駅で宅急便を出すには 八重洲口のほうにある、大丸の2階、エレベーターの前にあるチケット 売り場のそばに、クロネコヤマトの宅急便の受け付けがあります。 手提げとかにいれていくと、テープで止めてくれます。 新幹線の切符は、自動改札をとおさずに、駅員さんにみせれば、改札 の外にでられます。
まにぐるまさんへ 古書店「大予言」みてきました。 商店街「中野プロードウェイ」ってとおりではなく、ビルなのですね。 しかし、精神世界の本がずいぶんいっぱいあるのですね。 それだけ需要があるのでしょうが。オウム出版の書籍、機関誌もたくさんありました。 一般書店にはないのに、あるところにはあるんですね・・・。 空中浮揚の写真集までありました。 青山弁護士さんや早川紀代秀さんの書いた本も。 マハーヤーナや真理とかいう冊子もありました。 ほんとおどろきでした。
■まにぐるま氏の上記感想に対する所感 ゆきさんの、上京しての『A』のご感想、拝読しました(「ファンクラブ」の方との同時投稿ご苦労さまでした)。しかし 泊まりがけで続けて2回観たというのは、スゴイです! えらいっ!! 現実的な話、映画興行はやはり観客がお金 払って観に来てくれなければ、いくら絶賛されても始まりません。森監督も、こういうお客さんがいるとは監督冥利 につきることでしょう。今後の東京以外の都市での上映は東京での興行成績が考慮に入れられるという話を以前 聞いたことがありますので、重要だと思います。
「大予言」ではカルチャーショック受けられたようですが、オウムの潜在的需要を感じざるを得ないあの豊富な品 揃えには考えさせられたと思います。
あの店内の一部に極真空手をはじめとする格闘技のコーナーがあります。一見どうにも相容れない一角です が、オウムには空手、少林寺拳法などの武道を修めた人が少なくないことを思い出して考えたことがあります。 オウムに入信した人はその多くが、修行で自身を向上させたいとか自己研鑽を積みたいといった出発点からであ ったとはよく言われますが、格闘技に関心を持つ人の強くなりたい、自分を鍛えたいという純真な気持ちもそれと 同義で、極めていけば精神世界への関わりに行き着くのではないかと。教団内で、空手など格闘技のかなりの腕 の持ち主といわれた中村、端本、富田、井田らの被告は皆、非常に重い刑が予想されるか一審ですでに受けて います。その上、格闘技の表裏にあるその「誤用」ゆえに、“裏ワーク”と結びつけられた「武闘派」といった報道 がついてまわりますが、彼らも出発点は「大予言」の店内で格闘技の本を立ち読みする少年と何も変わりはなか ったはずで、なぜ彼らが?と、いつもあの一角で考えます。まあ、オウムの人には「カルマだよ」と一蹴されそうで すけど。
■オリーブの栄光氏の『A』鑑賞に対する警戒感 ところでオウムさん。 この「A」ですが、ビデオにして販売してくれませんかね。 劇場に直接足を運ぶのはどうもやばそうです。公安が影で顔写真取っているのはわ かりきっていることですし。 お願いします。といってもどこで買うんでしょうかね? サティアンショップは もうないし、道場へ直接足を運ぶのはもっとやばいですね。(笑)
ゆき氏の上記警戒警報(笑)に対しての感想 あらら、わたしも不審者ですか。2度もいったし。 若いひとたちに混じっていた年配の方がそうなのかしら? ちなみに初日に入り口でビデオとってたのはマスコミかしら。 おかげでしばらく出られませんでした。
別にわるいことをしているわけでもないのですから、 公安のひとに写真とられても大丈夫なのでは?(甘いですか?) 「A」は絶対みる価値があると思います。
■オリーブの栄光氏、公安警察の実体について語る 残念ながら甘いですね。 悪いことをしているのかという判断は私が決めるのではなく、彼らの価値観で勝 手に決められてしまいます。つまりこいつは怪しいと思ったら怪しいとなるわけで す。たとえ潔白だったとしても、彼らは間違いなど訂正しませんからずっと怪しい ままにされてしまいます。 もし表沙汰になっても、彼らは警察とは無関係ですから警察は知らん顔ですし、 揉み消しにされるがおちです。
また公安には2つの種類がありまして、一つは表向きの存在。これは通常の警察 予算で動いています。そしてもう一つは裏の存在です。これは警察とはまったく独 立した予算で動いている部隊で警察の人ですらわからない存在となっています。な んかこうかつてのオウムの裏ワーク?とそっくりですな。(笑) この裏の公安は犯人を捕まえるのが仕事ではなく、諜報工作することが目的です。 つまり相手を消すのも仕事の内だし、スパイを作り上げるのも仕事の内です。 まあこれは以下の全共闘に関する本からもうかがい知ることが出来ます。
警察に都合が悪いものは何がなんでも阻止するというのが彼らの信条ですから、 地方で「A」を上映する場合は何らかの圧力がかかるのは目に見えているし、東 京ですら客がいないようでは地方だったら最悪の場合客は私一人だったなんてこ とになりかねません。 これなら写真など入りませんな。隣の席に座って、こんちわー、どっから来た の?って感じで接近してくること間違いなしです。(笑)
■ オリーブの栄光氏の全共闘とオウムの共通点の分析と公安に対する感想 さて、ゆきさん、以前全共闘についてわからないとおっしゃっていましたが、と りあえずわかりやすい本?を紹介しておきます。本というよりはイラスト本といっ た体裁ですので読みやすいと思います。ただし出版が15年近く前ですので本屋に 残っているかどうか。神田の本屋街だったら大丈夫かも。2番目に紹介したものは シリーズ物ですので残っている可能性はあるかと思います。 ウニタ書舗があれば確実なんですけどね、今はもうないし。
まあ私も「虹の階梯」を探していた時、神田にはなかったのであきらめていたと ころ(取り寄せ出来るんだろうけど面倒、住所氏名も書くしね)、思いがけずとある 田舎の本屋にあったりしました。田舎は結構穴場なんですかね。
イラストレイテッド全共闘 KKベストブック 木原啓二・高沢皓司・豊田一彦
FOR BEGINNERS 全学連 現代書館 菅孝行
それから「怒りをうたえ」という記録映画もあるのですが、池袋の文芸座あたり で昔上映されていたこともあります。さすがに今は誰も見ないでしょうな。なにせ 全編6時間もの長編ですから(この辺の記憶は曖昧モードです)。 話は飛ぶが、この文芸座も閉鎖、さらには渋谷のジャンジャンも閉鎖になる予定 だとか。はぁーっ、時の流れを感じてしまいます。
なぜ全共闘あるいは全共闘世代の人達がオウムに注目したのかと言えば、それは やはり全共闘の人達もかつては国家権力に刃向かい本気で国家を変えようとしてい たからだと思います。当時彼らは本気で国家を転覆できると信じていました。 あの三島由紀夫も全学連の連中と話をして「一言天皇と言ってくれ、そしたら共 闘する」とまでいわせしめたのですから。全学連は反天皇でしたので、結局は実現 しませんでしたが。
当初は彼らも警官隊や機動隊に石を投げたり、火炎ビンを投げたり、ゲバ棒で殴 り掛かったりと過激なことをやっていました。それで一部の市民からも共感を得て 市民の中には彼らと一緒にデモをやったり石を投げるやつもいたほどです。 ただ東大の安田講堂落城から、三菱重工爆破事件とか浅間山荘事件など爆弾闘争 に変貌してからは、市民の反感を買うようになり急速に支持を失いました。
そして面白いことに、彼らもやはり公安にマークされていたのです。全然過激派 でもないただデモに参加しただけの人にまで公安の手は伸びていたのです。 会社にまで追し掛けてきて、何か情報はありませんか程度の内容だったらしいの ですが、その人達に対する権侵害は今のオウムと通じるところがあると思います。 だから山科の裁判はそういう人達に支えられているのかなとも思っています。
最近革マル派が調書を盗んだとか盗聴しているとか盛んにマスコミに登場してい ますが、これは警察が自分達の不始末を彼らに押し付けることで体裁を整えようと いうのがみえみえです。といっても別に私は革マル派のシンパでもなんでもありま せん。(笑) そういう修羅場をくぐりぬけてきた人達は、警察の言うことには眉につばをべた べたつけて聞いているものです。
■オウムシンパかつオウマーのアベル外道テンリ氏のご投稿
●題名:「A」オリジナル版! 余談屋さんに感謝感激 投稿日 : 2000年10月26日<木>20時11分>●余談屋(151) 題名:映画『A』上映スケジュール
>ゴールデンウィーク頃の投稿で、まだまだ上映を希望している人が多いことを知った、映画『A』
>ですが、10月に東京・渋谷のアップリンク・ファクトリーで上映されるようですので、以下
>にスケジュールを紹介しておきます。
>10/16(月)13:30、10/17(火)16:30、10/18(水)18:00、
>10/19(木)15:30、10/20(金)14:30、10/21(土)15:00、
>10/22(日)13:30、10/23(月)16:30、10/24(火)12:00、
>10/25(水)18:00、10/26(木)15:30、
>だそうです。上映されるのがオリジナル版なのか国際版なのか明記されてないので気になりま
>すが、アップリンクのホームページの作品紹介(下記URL)では上映時間が135分とあり、
>これはオリジナル版の時間です(インターナショナル・エディションは136分)。アベルさんを
>はじめ、まだオリジナル版を観ていない方、またとない機会かもしれませんね。
オリジナル版でした。余談屋さん本当に有難うございました。出だしがスチル映像 のフラッシュ(っていうのか)効果でなくてラジカセ。「やったぜ!」って感じ。 内容はほとんど同じでしたが何度見てもいいですね。仕事の段取りがつかなくてど うしても今日まで動けなかったけど、出張の間に有給をはさむという高等技術で上 京。
詳しい道順を教えてくれたおざあいさんにも感謝。狭い映画館なんて言ってられた けど、大阪でのときに比べたら大和と自衛艦くらいの差が。約50席(大阪は16席 くらい)。観客は開始時に18名。オリーブ説によると必ずハム約一名。風体から は観客の方々は多分アベルをハムだと思ってたことでしょう。ハム対策にドリンク としてビールを選択(ウソウソ単に酒飲みなだけ・・・笑)。服装も、紫などはや めて敢えて餓鬼の色の服を選択という用意周到さ。
ところがアンケート用紙の裏にメモして、しっかりそのまま渡してきてしまった。 救世主のBGMは良い、救済の構図1がなぜ流れてる、パ○ー○ャ○師の発言内容は・・・、なんて書いてある (^^;;; まっ、あ の手のアングラ映画見に 行く奴はほとんどがハムの覚えめでたからぬ反社会的連中だろうから、店も心得 てくれてるか。
その後「ゆきゆきて神軍」、一度しか見てないからもう一度とも思ったけどパス。 奥崎さんのバッテリー屋の前を通って通学してたときが懐かしい。軍医の診療所 も知ってたし。店には「田中角栄を殺す・・・ズラズラ・・・」と書いた大看板 が掲げてあったなあ。彼も死んだんですよね。あの店はどうなったんだろ。彼の 方が卑劣な上官よりずっとまともだと思うけど、ピストルで息子を撃つなんて無茶苦茶。オウム犯罪と関係ないアレフ信者いぢめ めがまかり通るのだから、世の中 あっちもこっちもミソもクソも一緒くたなんでしょうけど。
余談屋さん本当に有難うございました。また情報あったらお願いします m(_ _)m
http://members.tripod.co.jp/nostradamus/
(ホームページ)