原発事故対策

○原発・核施設現地の場合
 5キロ以内に核施設や原発がある場合やはり国や自治体が何といおうとはやく逃げた方が勝ちだと思います。風上に逃げること。車があればいいですが、免許など無くても暴風でもない限り駆け足でも放射能雲に追いつかれることはありません。今回の99年10月のような放射線災害でなく爆発事故で放射能が巻かれた場合外に出ない方がいいというのは都市部の話で、現地の場合は、あまりに放射能のレベルが高すぎるのです。

○都市部だった場合
 原発や核施設から何十キロも離れていた場合、いかに外に出ず籠もり放射能の緊急性障害から逃れるかが中心になります。原発事故サバイバルという感じになります。上記の逃げた方も以後はここに当てはまってくるわけです。

●天候と原発事故
 雨が降っていた場合その雨に当たることは死の危険があるくらい危ないです。絶対外に出ないように。雨が上がった後放射能を計って雨により集中的に放射能が降ってきたホットスポットができて原発周辺なみになっていたら脱出しましょう。

●まず事故の状況を知る。
 放射能の状況を知るため簡易ガンマ線検知器検知器のことを知りましょう。ここにお問い合わせを。

[NoNukeML:01566]から転載 簡易ガンマ線検知器検知器R−DANの説明と連絡先
 R−DAN創立の一人で運営委員の都筑です。
 今回の事故ではR−DANの出番は少なかった。東海村周辺にR−DAN会員が少ないことに合わせて、R−DANそのものがチェルノブイリ事故に合わせたガンマー線の空間線量を測定検知する様に作られています。周辺の風下25Kあたりの検知器の数値は変化がありませんでした。
 R−DANそのものは全国の原発現地周辺を中心に現在800基を越えるR−DANが配置されています。
   1.原発事故検知
   2.退避時の道具として
   3.原発事故の情報隠しや原発設置の抑制の武器として
 これらの目的を持ってR−DANは1986年のチェルノブイリ事故後の8月からスタートしました。検知器はもう一つの大学を目指した協学舎(生活クラブ神奈川の取組の1つ)と労働争議の中で生まれた自主生産事業と槌田さん等を始めとする研究者の協同で作られた物です。
 毎年原発現地を中心に全国交流集会を行い、年数回の模擬電話訓練を続けています。

 R−DANを測定器といわず検知器といっているのは精密な科学データを求める物でないからです。機器の価格はその精度に従って大幅に高くなります。通常の放射能値を常時測定し事故等でその普段の値より何倍かになると警報音を出すようになっています。だから市民も持てる程度の価格になっています。(8万円)もちろん放射線のカウント数はデジタル表示されますから目安としての放射能値を知ることが出来ます。事故時に逃げるのに有効に働き助けてくれます。

 異常を検知したら機械の故障のことも考えてまず近くの測定器保持者に確かめてデータや警告を流すことになっています。(この種のトラブルはこれまで13年間皆無)厳密な精度の検収には耐えられませんが1台何千万もする測定器システムの1つのデータと精度は劣るが、数十数百のデータの傾向値とはデータの価値からすると決して無視できる物ではありません。民衆の科学の特色を出している物でしょう。

 私がこのR−DANを開発する意図の中に、反原発運動でもその他の公害闘争でもデータはいつも行政や会社の物を使わされる空しい思いを払拭したいという物がありました。この時は運動の武器を持とうと言ったものです。

 皮肉なもので、今回のような事故があると活性化する運動体とも言えます。13年も持続している全国組織の反原発運動体は非常に少なくなってきました。貧弱とはいえ全国網を持っている点では本当に唯一でしょう。

 R−DANという検知器の他に10秒間隔の測定が出来る空間ガンマー線用NaIシンティレータの放射線測定器「タンポポ」(24万円)と食物の放射線汚染測定器用もあります。

 これ以外に私のアメリカの友人が作っている検知器もあります。殆どR−DANと同じ性能です。

      核放射能モニター「ラダラート」
      表  示:41/2桁液晶表示
      計数値 :0〜19999カウント(概算0〜20mR/hr)
      センサー:マイカ終端ウィンドウ付ハロゲン内蔵GM管
      外形寸法:150*80*30(mm)
      重  さ:270g
      ビープ音:カウントでも警報でもスウィチ設定可能
      警  報:毎分10〜9990カウントまで
      出  力:CPU又はデータロガーへカウント出力と警報出力
      温度範囲:0〜50℃
      価  格:45000円

 アメリカで最大の「ザ・コミューン」の電気保守部門のメンバーが独立して作ったインターナショナルメルコム社の製品です。彼らは私達と同じようにスリーマイル島原発やヤンキーロー原発の周辺でこの放射検知器を使って、「アラートネットワーク」のネットワークを作っていました。別々に活動しながら同じ事を遠く離れた地球上で同時並行に、行われていたことは面白いことですが必然でもあるのでしょう。
 在庫が若干あります.連絡先は下記です.

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都筑 建(つづく けん)
ワーカーズコープ・エコテック
〒211-0007 川崎市中原区上丸子天神町386金子ビル1F
E-mail LEI00242@nifty.ne.jp
URL http://www.spice.or.jp/〜solar
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●放射性ヨウ素が出た場合
 低レベルでも子供には危険です。放射性ヨウ素とは、ヨウ素-131のことで、今回の99年東海村臨界事故では出っぱなしになっていました。少量でも危ないのですが幸い微量でした。漏斗で入れた監視口があって爆発しなかったのが幸いしたといわれています。
 ヨウ素は、甲状腺に集中します。放射性ヨウ素は半減期は8日間。影響が完全になくなるまで2、3ヶ月かかります。その間甲状腺では濃縮作業を続けますので甲状腺ガンになる可能性がすごくあります。そのために事故の早期できれば直後、又は6時間以内にヨウ素剤を飲みそれ以後毎日飲み続けることにより甲状腺がこれ以上ヨウ素を取り込まないようにします。それで甲状腺ガンを防ぐことができるのです。
 ヨウ素剤については、ヨウ化カリウム剤を一般の薬局で購入することが出来ます。
普通の薬局だと、在庫がないでしょうけど、注文すれば1週間ほどで届きます。処方箋は必要ありません。
製薬会社はいろいろあります。品質や成分は、大差ありません。
私が買ったのはひと壜(1000錠)で5000円前後でした。
ヨウ素剤の服用にあたっては、体質によって副作用もあり、子供の場合は注意が必要です。効能書を熟読してください。

 ヨウ素の副作用としては、甲状腺障害(腺腫、機能失調)、ヨウ素アレルギー(発熱、関節痛、蕁麻疹等)、耳下腺炎等の報告があるが、一般には1回130mgのヨウ化カリウムの経口投与では、たいした副作用は発生しないとされている。しかし、食物からの摂取量が通常1日1.5mgであることからすると、被曝線量が5レム以下の場合は使用しないほうが良いとされ、逆に50レム以上の場合は積極的に使用することが望まれている。

茨城県薬剤師会 原子力関連施設事故でのヨウ素剤の服用について(転載)

●マスクをする

 マスクですが、原発の現場で使っているものは完璧ですが、何十万もしますし、だいいちあんな大きく重いものを日常生活する中で使うのは不可能です。それで作業用に使われている高品質のマスクを使用します。この説明文に放射能には効果がないと書かれているとので意味がないと言われた方がいるようです。しかしそれは前記したように原発内での特殊なマスクと比べた場合であって超微細なもの以外は細粒子であってもこれで防ぐことができます。私たちが個人で防御に用いることができる最適のものがこのマスクなのです。私が以前用意したものは、3M防塵マスクといい医療材料の問屋さんなどで手に入れてください。卸なのでまとめてでないと売ってはくれません。やはり知り合いの薬局などと相談して下さい。


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