[ゴルフ場乱造問題 初歩のQA]


1.ゴルフ自体は悪くない

  誤解されると困るのですが、何もゴルフ反対運動をしているわけではありません。それはそこそこやっていただいたらいいのではないかと思います。別にタイガー・ウッズがやっていればかっこいいな、うまいなと思いますし、職員のキャディの人に失業しろと言っているわけではありません。

2.でもどこでも造っていいものか、ゴルフの発祥
  ただ、どこでも造っていいものかと思うだけです。際限なくどこでもとなるとかなりの大改造工事ですし、それは限度があるのではということを言っているのです。

 ゴルフの発祥の地はイギリスのセントアンドリューズゴルフ場です。そもそもゴルフ場にはなぜ芝生が敷き詰められているのでしょう。なぜそこへ穴が開けられボールを入れるのでしょう。バンカーなどという大きな穴があり中には白い砂が敷いてあるのでしょうか。なぜというと答えられる方は少ないでしょう。私は幸い偉大なゴルフについての本を読んでいます。「プロゴルファー猿」 藤子不二雄A、コミックですが。

 イギリスのスコットランドの小都市セントアンドリューズの海岸は広大な砂浜があり、海縁以外は上に薄く土が堆積して芝生が生えていました。そこは絶えず海からの風がきつい土地で、ウサギが穴を掘るとその風に吹かれてやがては大きな穴になってしまいます。当然下には砂があります。このウサギの穴がゴルフのホールで、大きくなった穴こそバンカーなのです。そこへ始めは羊飼いだという説がありますが、玉を入れる遊びを始めたのがゴルフの始まりなのです。つまりは最初は自然のものなのです。この自然を全く人工的に造ろうとしたのが他のゴルフ場なのです。

3.バブル後のゴルフ場問題
 これが日本ではバブルのころ国土の5パーセントにゴルフ場計画があったというほど異様な状況でした。狭い日本では当然新設ゴルフ場は山を削り谷を埋め大造成工事を行わないと造れません。日本中の都市近辺の里山中心に計画されたのです。当然壮絶な自然破壊が予想されまた起こっていきました。奈良県では平群町のようにすぐ直下に住宅地がある箇所もあって反対運動は燃えさかっていきました。

 現在、バブルは終わり地価は下がり大不況の中にあります。ではゴルフ場問題が終わったかというとバブル時に計画されたゴルフ場がいまだ進行中の箇所が何カ所もあります。止まらないのはもう会員権を売ってしまったとか様々な要素があります。でももうゴルフ場は増やすべきではない。それが私どもの意見です。


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