2001年9月11日対米同時テロとは

 あの2001年9月11日のテロが起こったとき私は夜10時くらいからのニュース番組を見ていた。始まった直後こんな映像が入ったと見せられた。ニューヨークの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んだというのだ。すでに北棟ビルが大穴が開き猛烈な煙を上げて炎上していた。私はとんでもない事故が起こったのかと思った。しかし数分して何と今度は南棟に同様に目の前で飛行機が突っ込んだ。それで今までにない想像を絶したテロ攻撃であることがわかった。

 イスラム過激派による攻撃ではないかと観測が流れた。そしてマンハッタンに通じる橋、トンネル、地下鉄が閉鎖された。以前テレビで見たイスラム過激派の道路トンネル攻撃計画が発覚して捕まったのをうすうす思ったようだ。すぐに大変なことになった。これは今までにないアメリカを欧米文明の支配者としてねらったものだと思った。だがまだ報復ということまではわからなかった。

 やがて目の前で南棟が上から押しつぶれるようにして崩れていった。信じられなかった。これが現実であるとわからなかった。しかもそれから1時間ほどすると最初の北棟ビルまでが同様に崩れていった。「ああ、崩れていく……」とうめき声が思わず漏れた。

 飛行機がハイジャックされて操縦をハイジャッカー自体がして乗客もろともそのまま突っ込んだことが報道された。しかもペンタゴンにまで同様の攻撃がされたと伝わった。空前のことだった。
 多くの輻輳して混乱した情報が流れた。11機がハイジャックされてまだ7機の行方がわからないということだった。しかしこれは誤りで4機がハイジャックされ、内1機が墜落したとわかったのは翌日の昼前だった。

テロ攻撃があったのはアメリカの朝の7時頃。しかし世界貿易ビルの朝は金融関係なので早くてすでにかなりの人が出勤していたという。これでは1万人以上が犠牲になったのではと推測された。これは北棟からかなりの人が逃げ出し87から83階に突っ込んだのに89階の人が非常階段で脱出して直後ビルが崩壊したということからそれより下の人が逃げたとわかってきた。それでどうやら6千人が亡くなったらしいとわかってきた。

 問題は報復でアメリカが言い表せないくらいの衝撃を受けたとわかった。実はアメリカは本土へ直接攻撃を受けたことがない。唯一領域は日本軍によるハワイへの真珠湾攻撃だが、やはり意識的には外部だったのだろう。ところが中心地の弱い部分であるニューヨークの金融街の超高層ビル、そして政治の中心地であるワシントンのペンタゴン国防総省ビルへの攻撃である。精神的な傷はあまりに大きい。それで翌日には報復を宣言し始めた。14日には報復権限を大統領に与える連邦議会の決議が下院での1人のみの反対で可決された。世界を巻き込んで報復が開始された。標的はアフガニスタンに潜むビンラディンである。


トップページへボタン 戻るボタン 上へボタン Eメールボタン