ソ連アフガン侵攻・湾岸戦争と
アメリカがイスラム過激派を作った

 2001年9月の対米テロを実施した容疑者たちのビンラディンやアルカイダなどのイスラム過激派ネットワークは実にソ連のアフガニスタン侵攻から始まります。
 それまでイスラエルを支えていたアメリカは、この時無神論者の侵攻を憂い追い払うためのイスラムグループと奇妙な共同利益による同盟ができ、彼らを訓練・教育し武器を与えます。サウジアラビア最大の建設会社の息子であったビンラディンも義勇兵を募集し参入します。

 しかしソビエトが引き上げたとたんアメリカは彼らと大量の武器を放置して引き上げます。その結果アフガニスタンでは熾烈な部族間の内戦が生じます。そして他の国の人はネットワークを作ったまま自国に引き上げます。
 それでアフガニスタンにラバニ政権がやっとできたのもつかの間、パキスタンが支援し教育した自国の神学校の学生たちのアフガニスタン人たちがタリバンと名乗り政権に挑み打ち破りほぼ9割を征圧します。これはパキスタンと友好国であるアメリカも自ら操りやすいであろうとして武器を渡し同意していた結果です。彼らはアメリカとも当然太いパイプがあったのです。

 そして湾岸戦争でイラクを巡航ミサイルや探査装置と自動誘因型爆弾などで110人の死者のみでほぼ地上戦もなくイラクを征圧します。そしてサウジアラビアは米軍の自国への駐留を史上初めて認めます。イラクの機械攻撃とサウジアラビア駐留がイスラム側に激しい反発を招きます。
 またパレスチナ勢力の平和が一時的なものでありやがて息詰まりもアメリカへの怒りを倍増させました。彼らはやがて教えられた技術を元にイスラム過激派としてテロ攻撃を始めます。

 アフガニスタンソ連追いだし戦争でのイスラム過激派ネットワークとタリバン政権が反米でやがて結びつきます。これは両者ともアメリカの養っていた人々なのです。まさにアメリカのこの地域への無理解と武器のバラマキ、そして事後の無責任な放置こそが自らの敵対勢力を作る結果になったのです。おかげでアフガニスタンに戦火は止まることなくこの20年間戦争が続き550万人が飢餓線上にいます。それなのにアメリカはアフガニスタン国全体に戦争としようというのでしょうか。100万人以上が餓死するだろうと言われています。はっきり言って全てはアメリカの責任なのです。


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