政策イメージ市民が政策を作る-問題提起
                          

   [98.7.15改訂 市民の絆・大阪 市民国会政策委員会-政策問題提起として98.3.24発表] 

 今から2〜5年で中期的に問題にして論議を広げていかねばならないもの。そういうものを政策として勉強して研究してやがて世に問うていかねばならないと思っています。

@河川の問題-河川をコンクリート公共事業工事の道具から解き放ち、どう自然化していくのか。近自然河川工法の普及をどうするか。

Aゴミ問題の解決にはゴミの産業育成こそが重大だ。実はゴミ産業は世界のトップ企業では、カナダで1兆円,アメリカで7千億円という巨大産業である。それが日本では産業として認められず何の育成策もとられていない。正直言って闇の商売となっている。そのため根本的な処理が安く経済的にできず山奥や島に捨てられているのが現状だ。ちゃんと処理するには巨大、大中小の産業体制とスケールメリットが必要なのだ。まず第一に取り組むべきは工業団地への産業廃棄物処理プラントの参加を認めることが必要と思う。産業と認められず参加さえできないでいるのだ。

B地方自治法の改正による水利権調整委員会をあらたな執行機関として創設する。それとともに慣行水利権も調整対象として法的な基盤を与える。国の直轄河川の水利権も対象としたいがどうするかが課題だ。
[コメント]
 なぜダムが必要となるか。それは日本の現在の既存の水利権が江戸時代に農業に独占されていることによる。それでダムを造り山の周辺の新たな水をかき集め新たな水利権を生み出すためである。しかもダムを造っても水不足の折りには農業水利用に河川維持用水という名前で平時と同じにコンスタントに放流されるという異様な運用がされているから、ダムがすぐにからっぽになる。農業水利権しかも中心を占めるのは法的なベースのない慣行水利権である。いかに農業水利権と調整するか。

C路上でのデモ・パレードの登録制と可能な限りの自由化が必要だ。市民運動の路上パフォーマンスと宣伝活動の自由化。警察による露天商根絶を止めさせる。路上の自由こそが警察国家を止めることができる。

D障害者が当たり前に出歩ける街づくりを。段差解消などを道路構造令に書き込む。どの程度地方細則にまかせるかが検討課題だ。

E少年犯罪をどう防ぐか。またそうならない教育をどうするか。 [コメント]
  市民の絆・大阪の市民国会で毛利 子来さんのお話を聞きました。役所などが援助する制度を持っていても誰も知らないし利用していない。今のお母さん方の最大の悩みはいろんな専門家が子育てについてマスコミでいろんなことを言っていてそれに振り回されて疲れ果てるのですね。それに根本的には核家族で事実上1人で育てなければならない。本当に孤立してしまっている。役所の窓口だけにパンフレットを置くのではなくまずいろいろなお店やさんに置いてもらう。地域に子育てに参加してもらう。地域の教育能力を新しい形で復活していく。昔何人もの子供を育てたというのも孤立していたのではないのですね。いろんな形で関わってくれたのです。おなじみの八百屋さんで子どもたちがうろちょろ。スイカにさわり割ってしまって怒られる。 わんわん泣く。「しかたないわ、食べとけ。」涙でべちょべちょになりつつ子供が食べる。でも二度と割らないでしょう。地域の教育能力はとても高かったのです

 それと子育て仲間作り。近所といっても電話・FAXや電子メールなど通信手段と交通が発達しているのだからもう少し広くとらえて子育て支援のネットワークを作る。

 すごく刺激になりました。まだどうするかなんてわかりませんが、学校管理と専門家たちのがんじがらめの縛り付けから、解き放ち私たちが地域で教育する流れを作りたい。Fお金の問題について

○自己破産、連帯保証人の内容、お金の使い方などを中学校段階できちんと義務教育として教える。

○悪徳商法をどう被害拡大を防ぐか。

○サラ金やクレジットカードではない小金の貸し借りをできる社会をどう作るか。またものを買うこと
によるいい暮らしという生活慣習からどう脱却するか。

○連帯保証人制度の廃止。保証会社に移行する。
[コメント] 日本弁護士会の発表では、多重債務者は150万人なのに97年でも自己破産者は、わずかに7万人だ。そのうちみんながそうじゃないかと思うような遊興のためというのはわずか7%だ。たいていは月収20万以下の低所得者の生活苦や中小企業経営者の回転資金によるものなのだ。絵に描いたようなものだ。全国の借金苦での家出や夜逃げは何と10数万人に上っている。多くの家庭が崩壊して国内難民が流浪しているのだ。信じられるかい。しかも96年に経済上・生活上の理由で自殺した人は3025人もいる。1日8.3人が借金などを苦に自殺しているのだ。自己破産など学校でも教えないから知らないんだね。

 なぜなんだろう。一生が台無しになるなどと変な思いこみでいる人が多い。破産して免責決定さえ(チャラということ)受ければ、あらゆる権利は回復するのに。ブラックリストに載るから新しい借金はできなくなるだけだ。現に米国では120万人が自己破産している。人口比からいうと本来日本では60万人の自己破産者がいてもおかしくないのだ。

 宮部みゆきの小説『火車』の解説で佐高 信が書いていたがオウム真理教のサティアンは、夜逃げしてやくざに追いかけ回されていた人が逃げ込んでいたそうだ。あそこはやくざも気味悪がって入ってこない数少ない場所だったのだが、それ故に多くがオウムの被害者になってしまったそうだ。日本も知られていない地獄があるのだと思う。なぜこれが問題にもならず暗闇が渦巻いているのか。青木雄二さんではないが日本の金にまつわる問題は弱肉強食の世界だ。これをそのままおもしろがっているわけにはいかない。

○日本の資本主義はまだまだ原始的で非人権的な法・制度が各所に残っている。できれば青木雄二氏に検討いただき洗い直しが必要である。上記連帯保証人の他、例えば家主が自分の店子への電気売買を電力会社の間に立っていくらでも高額に売りつけることができるという無法さことが残っていることなど。

Jコンピュータ教育でインターネットをどう教えるか。ホームページの作成法の教育がぜひ必要だと思います。

K家族関係や性のあり方について21世紀中に耐えられるようにその多様なあり方も含めてきちんと論議して社会へ提起する。民法の改正も含めてです。

L一つにはわれわれの生活と行政の分野調整が必要である。今行政に何でも持ち込まれ行政もそれに振り回され細かな管理主義が強まるという悪循環も見られる。これは生活の全てを行政に投げ出すお任せ管理主義であるが、本人らは気が付かない。分野調整法を作ってもいいぐらいに思う。

M農村ではない草の根自治と生活のふれあいと共感と連帯が必要である。管理主義と利益優先によりあまりにもぎすぎすした世の中になってしまった。NPOも含めて生活自治の確立と新たな都市型生活連帯を築き上げるべきである。

N平和プログラムを策定する。 スローガンと反対運動でない具体的に平和を実現するためのアクションプログラムを策定する。海外宣伝、交渉、ロビー活動。新たな時代を画する平和を具体的に実現する運動を開始する。


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