市民選挙リスト


99.12.1更新

目次

[3]選挙開始
 1.選挙は仕切ってはならない。

 2.投票依頼

 3.街頭宣伝のやり方

4.駅立ちは改めて重要だ

5.ポスティングは住宅地図を渡す

ごめんなさい。わずかでマニュアルの名には値しないね。少しずつ手を入れます。


[1]選挙準備

○政党選挙は比例区と共に地方区に出す
 政党選挙の場合は比例区だけに出さず地方区特に東京と大阪の二大都市には必ず出さねばならない。全国選挙をやっていない形となり、政党の名前自体が浸透しない。これは以外に知らない人が多い。実は92年の参院選でも既存の政治家の作ったミニ政党「平和・市民」でもこの重要さを知らなかったか体勢が悪かったのか出していないで惨敗に終わった。
○候補者は東京から代表者が行けば説得に乗ることが多い。
 候補者になってもらうように説得するのは大変なことである。その地区で説得してもなかなか応じてくれない。ところが東京から代表か準代表が説得に来ると案外応じてくれることが多い。つまりは地区だけに任した、などとやっていても候補者は揃わないのである。

[]選挙開始

1.選挙は仕切ってはならない。
 これはあちこちの候補者スクールでも真っ先に教えられるけどそういう人からもどうもすぐに仕切る人が出てくる。それでトラブルになる。わからないんだね。難しいんだ。なぜ仕切っちゃいけないのか。それは仕切られる人の身になればすぐわかる。
   バイトならいいよ。そうじゃないんだね。だってみんな候補者を支持して来ているんじゃないか。難しく言えば無償の政治行動なんだよ。ただの案内役のはずなのに、そうじゃなしに事務所にいる人が管理人で来た人たちを雇い人扱いする。頭ごなしに指図されたり細かいアラを探して注意されればいやになる。そんな扱いを受けるいわれはないんだとね。選挙というのは実際にも法的にも個々の人が責任を問われる。
 既成の団体では事務所では保守でもほかの党でも「ご苦労様」と自主性を尊重してくれる。市民選挙だけなぜこんな風にすぐなるんだろう。やはり慣れてないんだろうか。そうも言ってられないからみんな慣れなくちゃいけない。肝に銘じてほしい。仕切ってはいけないんだよ。
 
草の根選挙は馴れてないのとその場で参加者が政治参加だと強く意識せず視線も厳しくなく文句を言わないということが大きいように思う。仕切ってしまい後でブツブツと文句が出る事が多い。仕切ることは聞いている限り割りと多いようだ。

 リードということは仕方ないにしても仕切ってしまうというのはまた違う。選挙もプロジェクトという以上案内役が必要なのだ。それは事務所在駐者や主導者ということになるわけだが、この人達が暴走するわけだ。

 じつは私は各種選挙を経験しているのでそれは労組選挙や政党など他の種類の選挙の方が選挙手伝いの意味を良く理解しているなと感じる。労組選挙でも食事と交通費は支給されても日当が出るわけではない。あれは全て労組員のボランティアによっている。日当を出してたら組合活動は成り立たない。いわば無償奉仕の政治活動なのだ。人にやってもらうことの意味を感じていなければやっていけない。また参加組合員も強く意識しているし政治参加の意味を無視するようなことがあれば言う。

 ところが草の根選挙はまさに草の根市民の善意によっているわけで、さほど強く参加者に規制されるわけではない。事務所在駐者や主導者ががおかしなことをやって怒られるということもないのだろう。私は大阪の選挙ですごく怒った。相手は何しろこの種の草分けの「女性を議会にバックアップスクール」の卒業生で、ここでは一番に仕切ってはいけないということは教わる。

 こういう場合少し気まずくなろうとも怒るべきなのだ。そうでなくてたいていの人は不信感を抱いて二度と来なくなる。それでは困る。そしてそれでは市民の選挙文化ができないままとなる。また同じことが繰り返される。

 以上のように、中心にいる人が馴れてないし、参加者も視線も厳しくなく善意で動き注意したり怒らない。それで二度と参加しない人が多い。その結果市民の選挙文化が形作られず同じことが起きる。ということだと思う。

 草の根選挙に参加してやるんなら最初の方で機会を見てこのことに触れて「人々の政治参加の意志を忘れて仕切ろうとすれば注意をしたり怒ったりする」と宣言しといた方がいいように思う。
2.投票依頼
 電話で投票依頼をする。これは組織的に行うと公職選挙法違反になるようだ。でも多くの選挙では現に普通に行われている。これまでダメだというのならどうして選挙をしたらいいのだろう。べからず選挙の代表みたいなものだ。電話をかけるのは大変だが、これで反応に応じてカードに記入していく。これで有権者カードを整備し蓄積していく。今までほとんどやってないが市民選挙でもこれらはきわめて大事だと思う。
                                                   今までの打ち上げ花火的なやり方を改めて息長く続けてほしい。このカードの様式、反応の基準などはこれまでの経験で工夫されたものがあるので作ってほしい。新規名簿で依頼作業する場合は世話役の人はこの名簿はどのようなものか電話依頼の担当者にはっきり伝えてほしい。こういうことを伝えないと恐ろしく疲れさせてしまう。
3.街頭宣伝のやり方
 第一声を駅から初めて、次に周辺から攻め始めて地元に近づいていく。市民選挙では連呼ではなくスポット演説でポイントごとに止まり短く話する。そして最終日は午前中から昼過ぎにかけて地元で桃太郎。いろんな所から働きかけがあっても地元の人、近所の人に身近でお願いすればほぼ投票してくれる。そして最後に締めくくりはまた駅に戻る。夕方から最終の夜8時まで2つくらい回る。
4.駅立ちは改めて重要だ
 99年10月の奈良県選挙で現職への対立候補自体は元知事の息子で残念ながら質が良くなかったが、何の組織も持たないまま4ヶ月前の立候補表明でおよばなかったものの善戦をしたことで改めて朝夕の駅立ち演説の重要性が指摘された。特に奈良市西部の新住民への駅立ちが極めて効果的だったと言われている。
5.ポスティングは住宅地図を渡す
 文書を各戸に入れていくことをポスティングと言うが、この時は作業者に対しては事前に割り振って手提げの紙バッグに(雨天の時を考えビニールコーティングしたものがいい)、選挙文書とその入れる地区の住宅地図のコピーを蛍光ペンで範囲を囲んで用意しておく。この時知らない選挙スタッフは、簡単な地図程度のものを渡そうとすることがある。それは断固おかしいと指摘して住宅地図を用意しなければならない。みんな土地勘がないのであり大抵夜中場所さえわからないことが多い。これは必ずそうなってウロウロと彷徨い腹を立てることになる。住宅地図は必需品なのである。

バーチャル選挙対策本部◆選挙対策メールマガジン 1999/11/29(月) 現在発行 (配信数:1369部)
発行元:office-SPC編集部

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