成果をどうして上げるか

市民運動は成果が出ないか

 よく市民運動を過去にやってきた人がいて何の成果も上がらない、などとあちこちで言ってます。本当にそういう風な人が多いのです。しかしそういう人によく聞いてみて下さい。何年くらいやってきたのと。そうするとたいてい1年から1年半くらいですね。
 しかし議員でも初当選の4年ではあまり成果が上がらないと聞きます。それがこういう状態で成果が上がるわけがない。

 私は市民運動を長年やってきてますが、けっこう成果がある。原発運動は、停止状態まで後3歩というところ。情報公開でも県や市町村に多くの訂正を成し遂げ構造的に変えました。だから市民運動で成果が上がらないと聞くと不思議な感じを受けます。
 そこで成果を上げる基本はけっこう単純で、息長くしゃかりきにならずねばり強くやっていくということにつきるようです。もちろん全ての人にそうやれというのは難しいでしょう。でも最低2年までやって欲しい。

2年はやるということ
 このみんなが2年くらいやるというのは、実は重要だと考えています。日本の市民運動は欧米の大規模なNPOから小さな市民運動まで揃い、社会的に大きな規模となっている運動と比べるとだいぶ規模が小さい。それは活動者の活動年数が大きな原因になっているのではと考えています。というのは、中心になる人は変わらないが1、2年していくと顔ぶれがだいぶ替わっているなどという話をよく聞くからです。でもよく考えるとこんなことで力がつくわけがない。

 じっくりと構えてやる人が増えないとあちこちに話に出かける人もなかなか人数が増えない。ノウハウもなかなかわからない。特にこの話をしに行くというのは重要で、ちょっとした集まりに出かける機会があったら、運動の説明と簡単な話をしていく。これがきわめて大事なのです。これは少しの学習くらいでは無理です。話ができる、あるいはいろんな質問に的確に答えるようになるまでは時間がかかります。それから多くの運動ノウハウも及び腰ではなかなか身につきません。

 だからリーダーはふだんからこういう話をして2年はやるんだという気持ちを持ってもらわねばなりません。2年経ったとき、これはもちろん本人の意思ですが、せっかくがんばったのだしと、なおやろうという人が多いのです。 


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