ライオス・システムの解散(速報)


 「チャンドラ」の開発元であり,またThinkPad235の開発元でもある株式会社ライオス・システムは,「諸般の事情」を理由として,創業10年目の1999年3月末日をもって,解散のやむなきに至った。

 その開発コンセプトの独自性と,ユーザーに与えた影響の大きさとは,斯業界において特筆すべきものがあるが,「チャンドラ」「クラヴィウス」と,『2001年宇宙への旅』から採られたコードネームで製品を開発してきたライオスが,来る21世紀を見ることなくして消滅したことは,惜しみて余りある。

 何より,同社のスタッフ各位には,さぞや無念のことであろうと拝察するが,今後は,多くのPCの開発に携わったノウハウがさまざまな形で継承され,発展してゆくことを祈念するのみである。

 なお,現行チャンドラ2のサポートは,今後株式会社リコーが継承することとなった。以下にライオス・システムの挨拶と,チャンドラ2のサポートについての告知を,資料として引用する。

 文中の「末永くご愛用いただけますよう」の一節に,今後とも「チャンドラ」シリーズが,継承されることを期待するものである。


拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

平素より格別のご高配にあずかりまして厚く御礼申し上げます。

弊社は平成2年に株式会社リコーと日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立され、ノートPC、スキャナー、LAN関連製品、画像関連ソフトウエア等の開発及び販売により、事業の展開を進めて参りました。

しかしながら弊社をとりまく諸般の事情により、本年3月31日をもって会社を解散・清算いたすこととなりました ここに至るまで多くのお客様、お取引先様より御信頼を戴き、ご愛顧を賜りましたことに深く感謝致しますとともに厚く御礼申し上げます。

 既に御販売をさせて戴いたノートPCならびにLAN関連製品につきましては関係会社に保守サービスを継承させて戴き、また、一博幕ニにつきましてはリコーシステム開発株式会社に営業を譲渡し引き続き商品のご提供をさせて戴く所存でございますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

敬具

 

平成11年4月吉日

株式会社ライオス・システム

代表取締役社長 山田 君一


? お知らせ

平素は弊社チャンドラをご愛顧いただきましてありがとうございます。
1999年3月末日をもって株式会社ライオスシステムは解散することにいたしました。今後の保守サービスは、株式会社リコー 生産事業本部 PCUP事業部にて行せていただきます。何とぞチャンドラを末永くご愛用いただけますよう宜しくお願いいたします。(改行位置変更)


なお,リコーのチャンドラ2を扱ったページのアドレスは次の通り。

http://www.ricoh.co.jp/R_Info/event/business98/chandra2/index.html


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