Volume XXII No.12, December 1998

日系コミュニティー合同新年会

今年も下記により日系コミュニティーが合同で新年会を行います。お友達をお誘い合わせの上、多数御参加下さることをお待ちしています。
会場:	JCCA・NNHCS アクティビティーホール
	(ケータリングによる立食懇談会)
会費:	$20.00
日時:	1999年1月16日(土曜日)
開場:	午後5時30分
	(キャッシュバー オープン)
開宴:	午後6時
終宴:	午後8時
共催:	JCCA(日系カナダ市民協会)、
	JIA(移住者の会)、
	NNHCS(日系ヘリテージセンター協会),
	VJGA(日系ガーディナーズ協会)
 参加のお申し込みは1月5日までに久保克己さん(889-1438)又は児玉克子さん(525-0699)へ。
11月役員会報告
1、メンタルヘルスに関するシンポジュム
「日系人のメンタルヘルス対策の必要性と将来」のシンポジュームが野田先生から提唱されている。当会の精神衛生プログラムとして協力する。
2、上地博士講演会
11月28日(土)、サイバー茶会、J-Net共催。
「日本語の不思議」の共催に参加。
3、1999年新年会
JCCA、
NNHCS、
ガーディナーズ協会
4者共同主催。
4、会の名称
移住者にとらわれない名称「ジャパンクラブ」等に改称することが提案されたが、全日系コミュニティーの連携を目指している現状を勘案して保留。
5、次回例会
12月3日(木曜)、午後6:30から「あきレストラン」
例会には会員の皆様の参加を歓迎します。
 
今月の日本語による
法律講習会

日時:1998年12月8日(火曜日)午後7時〜9時
場所:ピープルズ ロースクール (150-900 HOW ST., VAN.) ロブソンスクェアの南、SMITHE ST.のマクドナルドの筋向かい。
参加費:無料   予約:不要


節税の方法 (Tax Planning)
 所得税の申告は翌年の4月末が期限ですが、年末が差し迫って来ましたので、節税の為に年内に処置し出来ることを知っておく必要があります。RRSPの購入を始め、免税となる寄付金を支払うことを考慮したり、税法の中で年内に改訂された箇所で自分に影響がある部分が有るかどうか、検討しておくと良いでしょう。専門の会計士に説明して頂きます。
今後の予定
1月 シニアーのサービス
2月 確定申告
3月 信託

お問い合わせは諸橋富雄(889-1438)まで。
「法律講習会(1998年版)」「カナダの常識−市民権ガイド−」を発売してい ます。
1冊$5.00、会員割引$3.00、送料$1.50。
岩瀬書店、ソフィア書店でも扱っています。

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「移住者の会」の行方?

山本久仁子


  去る9月の移住者の会年次総会での私の提言について、バンクーバー新報に取り上げられたからという事で、会長の加藤氏の所感が会報11月号に寄せられました。加藤氏の見解との違いと、誤解もあった様ですので私の補足を述べさせていただきます。
 
  新報でも加藤氏の記事でも「発展的解消」という言葉が取り上げられましたが、これは他の出席者の言葉を引用したもので、私が言んとした主旨は会の解消ではありません。名は体を表すといいますが、「移住者の会」という名称が表すものと加藤氏の見解とにはズレがあるように思われます。移住者は文字通りには(国外に)移り住んだ人を指しますが、カナダのビザ制度では永住権を取って移り住んだ、いわゆるlanded immigrant を指すものと解釈していいのではないでしょうか。従ってカナダに住みたいと希望している人にとっては、羨ましい特権的なグループであり、日本の国粋主義者にとっては日本よりカナダを選んだ不逞の輩の集団です(幸いこういった考えの連中にはカナダで出会いませんが)。
 
 「移住者の会」は加藤氏の言われる「日本からバンクーバーに移り住んでいる全ての人を対象とする」包含的な会というよりも、資格のない人には差別を感じさせる要素があるというのが私の見解です。加藤氏が他の月報の発言でJCCAのcitizensに拘りを示されているのと同じです。(月報1998年9月「新しいJCCAを求める」参照)
 仮にワーキングホリデーでバンクーバーに来た英語の達者でない若者が、移民ビザを取ろうとしたとします。確かに移住者の会では移民法の改正がある度に「法律講習会」で取り上げ印刷物で記録に残っています。その努力には敬服しますが、この若者にとってポイントシステムの計算法を知るのは確かに大切ですが、自分のケースの可能性や移民コンサルタントや弁護士に頼む是非といった、一歩踏み込んだ相談を求めているのです。恐らくその人の行き着く先は隣組ではないでしょうか。
  隣組は元来パウエル街周辺に住む日系シニアを対象にした、ソーシャル サービスを目的に発足した組織ですが、最近ではこの種の日本語によるコミニティー サービスを多く手がけざるを得なくなっています。移住者の会が対象にしていいこういったサービスを隣組でしているのは、隣組は事務所があって常任の人がいるのに対して、移住者の会は住所不定(失礼)でその実体が捕らえにくい点も大きく関係しています。しかし当会が共催している「国際結婚討論会」が成功しているのは、やり方次第で出来るよい例ではないでしょうか。
  隣組のコミニティー サービス部分に協力提携する事、しいては組織の合流も考えられます。起源も歴史も違う団体が合併するのは、連邦政党の野党連合の例をあげるまでもなく、多くの抵抗があります。又20数年にわたって築き上げてきた殻を破って脱皮するのは大きな決断と勇気を要します。しかし名実ともに、移り変わるコミニティーのニーズに対応できるグループになるには、そして加藤氏が日頃から提唱しておられる日系諸団体の連携を実現するには、上からの組織の再編成と同時に、末端の手のつくとことから改革をするのも必要な事です。総会での私の発言が、会の「発展的変身」と活性化につながる一粒の種となれば幸いです。
 

発展的解消を読んで

エイブ串田


   21年間も続いている<移住者の会>は私共新移住者の為には特に必要な会です。たとえ15%本人旅行者が減ったとは言え一度カナダに来た旅行者であれ、ワーホリで滞在中、又はワーキング・ホリデーを終えて日本に帰った若者達、或いは中年・熟年を問わず皆さん我々がカナダで暮らしていることを羨ましがり、どうしたらカナダに移住できるかと聞いてきます。中には移住の申請を始めた人たちも何人かいます。
   そのような時<移住者の会>の存在が大いに役に立つのです 。インターネットで毎日見ている日本の状況は世紀末のようです。政治家、役人、銀行・証券会社・保険会社・大会社の役員の不祥事、保険金詐欺、人殺し、そして引き受け手のないリストラの嵐等日本は何処へ向かっていくのだろうと心配です。
   日本の政治家が、自分達がその職務にある時に先送りした事が今吹き出しているのだと思います。戦後50数年戦争のない平和ボケ時代を過ごして来たツケが廻って来ていると思うのは私だけではないと考えますが。特に戦後食糧難で苦労してきた両親が子供だけには苦労させたくないと思って育ててきた結果が<将来に目的を持たない><自立の出来ない><ヤル気のない>若者達を生み出してきていると思います。勿論例外の方が多いことを望みますが。
   最近よく聞く言葉で<わかんない><そうなの><キレタ><むかつく><チョームカツク>等と喋っているのを聞くと腹が立ってしょうがない。
   私たち一家は1995年4月末に移住許可が出る前にカナダに上陸し、その年の9月に移住許可が下り、翌年7月からスコーミッシュの谷間にペンションをオープンしました。それから約2年半、今年1月に永住権も取れ、今はカナダに安心して住めるのだとホットしています。ワイフの洋子も接客・食事の支度、買物8000坪の庭の手入れと朝から晩まで頑張っており、また子供達はすっかり英語に慣れ友達もでき楽しく学校に通っています。
   前記したように混沌としている日本を脱却して新天地としてカナダに移住してくる日本人が増えると思います。私も僅かながらそのお手伝いをしているところです。
   役員の皆様にもバンクーバーの郊外のスコーミッシュにも応援者がいることを忘れないで下さい。そして新役員の岡村さん、池永さんという強力な助っ人を得て益々の発展を祈ります。
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トンデモ話検出キット

加藤幹彦


 27年前、宇宙に向けて金メッキされたアルミ板の手紙を果てしない宇宙に送ったアメリカの科学者カール・セーガンが亡くなってから2年になる。
 来年は1999年、その翌年は20世紀末ということで何かと怪しげな話もある。お菓子のかわりのお化けや、プレゼントを持って来るサンタクロースは問題無いが、時には真しやかにナニヤラの予言とかで人心を惑わす話がある。大体この西暦年数だって1582年にグレゴリオ教皇が決めたものだ。日本では、再来年は皇紀2660年だ、と言う人が居るかも。
 科学万能のと思われている現在に、超能力とか科学と称する怪しげな話が巷に流れているのを憂いたセーガン博士が「科学には誤りがつきものだ。その誤りを一つずつ取り除き、乗り越えて行くのが科学である。」「真理には決して到達できない。」と科学の限界を熟知したうえで、似非科学に対する用心を遺言した<科学と悪霊>の一節の要約を紹介したい。
 
 アメリカのテレビは低俗番組ばかりだが、カナダには「ディスカバリー チャンネル」という素晴らしいのがある。
 懐疑的(科学的)思考とは、筋の通った議論を組み立てたり、理解するための手段である。人を惑わすゴマカシを見破ることだ。そのための道具の例を挙げよう。  
 科学者ではない私だが、決して到達しない真実をに向けて、謙虚に生きて行きたい。
 

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たわごと


  • 喜寿のグレン上院議員、千秋さんと宇宙の旅。他にも5人乗っていました。

  • 「{上句}宙返り 何度も出来る 無重力(千秋)」「{下句}下界は重荷で 身動きもならず(雪楽)」

  • 他人の醜聞を開陳して自分を相対的に良く見せようという卑劣な手段はアメリカ民衆に嫌われた。よってクリントンと米$が浮上。

  • 「髪は烏の濡れ羽色」とは美人の形容詞だが、近頃は「髪は角路の落ち葉色」の若い人が多いのはどういう訳か。秋だから目立つのか。

  • 「上を向いて歩こう」小惑星キューサカモトが見えるかも。残念ながら肉眼ではみえない。直径約10km、最も近づいた時でも肉眼で見える十万分の一の明かるさ。

  • 学習指導要領「教育内容を落とせ。子供の能力が下がったから」。進化論は誤りか。それとも日本の子供だけの例外現象か。

  • ビデオ、パソコンと黒板以外に教育用ハードウエアーは進化しているのに、受験戦争で教育のソフトウエアーが退化している。

(編集子;加藤)



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