4 厚生年金と国民年金の違いはどういうものでしょうか。

一言でいってしまえば、厚生年金は、国民年金の上乗せの年金です。

だから、よく「2階建ての年金」といわれています。

 

厚生年金しか払っていない、という人も、ちゃんと国民年金はもらえます。

何しろ厚生年金として払っている保険料から、ちゃんと国民年金のほうに保険料がまわっているのですから。

厚生年金や共済年金に入っている人は、国民年金では「第2号被保険者」という分類になっています。

ところで、不思議なんですが、厚生年金に入っている人の配偶者は、何にも保険料を払わなくても、申請すれば国民年金の被保険者になって、保険料を払っていることになってしまうそうですね。

こういう人たちを「第3号被保険者」といいます。

厚生年金には配偶者を優遇するような制度が多いですからね。加給年金とか。

昔、国民年金が強制ではなく任意だった頃、サラリーマンの奥さんは国民年金に入っていなかったことが多かったものでした。

こういう人たちをそのままほうっておくと無年金者が続出するため、こういう制度にしたといいます。

日本はサラリーマンが多いから。(5000万人以上)

こういう人を被保険者にするくらいだったら、昔学生が任意加入だった時期があって、20歳を過ぎた後に障害を負ってしまったけれども保険料をはらわなかったからといって年金を支給しないほうがよっぽどおかしい。別に払わなければいけなかったのを払わなかったわけではないのであるから。

任意加入という面では、この頃に学生だった人は、在学中の期間だけでも、保険料免除期間なり、合算対象期間なりにして、その間に障害を持った人は年金を受給できるようにしたほうが公平であると思う。

(20歳未満で障害をもった場合は支払われます。20歳前の障害だと、20歳に達したときから年金が支給され、年金の保険料を払いようがないという意味です。)

 


ところで年金額はというと、国民年金の場合は、老齢基礎年金の満額が80万2400円です。(支払い月数に比例する。満額はパーフェクトの場合)

厚生年金は、平均標準報酬月額X1000分の7.5X被保険者期間の月数(原則)です。

この数値は、経過措置にかかる、最近もらい始めた人などは数値が違ってきます。

厚生年金に加入していた人は、この二つをあわせたものが年金額となります。

国民年金にしか入っていない人は、基礎年金だけです。