経過利子

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1.経過利子とは何か

経過利子とは利払日以外に債券を売買したときに受渡しされる利子のことです。債券は通常年2回の利払いがあるため、1回につき半年分の利子が支払われます。
利払日に支払われる利子は半年間にわたり債券を保有していたとして支払われるものであり、利払日に保有していない場合には利子を受けとることができません。このため、利払日以外に債券を売買した場合にも公平に利子を受け取れるように、その所有期間に応じた利子を受け取る必要があります。
利子は利払日に債券の所有者に対して支払われることから、債券を売買した場合には債券を買った人が売った人に対して受渡日を期日とした利子相当額を支払うことで利子の調整を行います。
つまり、この利子相当額のことが経過利子と言います。
尚、利払回数を2回としていますが1回についても同様の考えとなります。
経過利子

利払日から受渡日1まではAさんが債券を保有し、以下受渡日2まではBさん、受渡日?から利払日まではCさんが所有している。
この場合はBさんがAさんに経過利子を支払い、CさんがBさんに経過利子を支払い、そしてCさんが利払日に利子を受取ることとなる。
これによりAさんBさんCさんの利子が期間に応じて均等に振り分けられることとなる。

 

2.計算方法

経過利子の基本計算は次の通りとなります。
A= 100 × クーポン × 経過日数 / 365

B= A × 売買額面総額 / 100

 A:額面100円あたりの経過利子

 B:売買額面総額の経過利子

1)上記の式でAを求める場合は小数点以下7桁までもとめ、
  Bを求める場合は円単位まで求めます。
2)利払が年2回の債券にて経過日数が183日以上となる場合には
  経過利子をクーポン/2とします。
  但し、初回利払又は終期利払については異なります。
3)利払日が銀行休業日となり利払日が繰上げて支払いわれる場合に
  繰り上げた日に受渡しを行う場合は経過利子を利落ちとします。

 

3.経過日数

経過日数の求め方は直前の利払日又は発行日から受渡日までの片端計算となります。
もし、この期間に閏日が含まれる場合は閏日も日数に考慮します。
但し、国債について発行日から初回の利払日までについては両端にて計算します。

 

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