外国での各種活動(ブラジル・ペルー)





外国での各種活動(ブラジル・ペルー)




全米日系人・スポーツ・カラオケ・ブラジル大会 (98年 7月28日)

ブラジル・サンパウロにおいて、全米日系人・スポーツ・カラオケ大会が開催され、全米から日系人が集まりスポーツを通じての交流を深めました。

パラグアイからは大会に役員・選手約120人、同伴者を含めて130人が参加しました。パラグアイ日系人全体で7千人と言われているのですから、この大会にパラグアイ日系人の約2%の人が参加したことになります。

(写真)パラグアイから参加した選手・役員

バスを3台借り切り、1台は南部・エンカルナシオンから2台はアスンシオンから出発。正午出発の予定がかなり遅れた上に途中で一台が故障して3台が集合する予定になっていたエステ市ではもう夜も遅くなり、国境の友情の橋を越えてブラジルに入った時には夜の11時、サンパウロ到着は翌日の17時。

(写真)バスの内部

大会はサンパウロ中心部に在る陸上競技場で行われました。参加した国は「ブラジル」「ペルー」「アルゼンチン」「ボリビア」「メキシコ」「米国」「カナダ」「パラグアイ」「日本」の9ヶ国。日本?というのはよく解りませんが、サッカーだけの参加でした。

競技は陸上、水泳、バスケット、バレー、サッカー、室内サッカー、そしてチェスとカラオケ等。全部の種目に参加したのはブラジルだけ、パラグアイはブラジルに次ぐ大選手団でありましたが、とても全部には参加出来ませんでした。

(写真)競技に参加する選手達の入場行進

各国選手団の入場行進、ブラジル国外からの参加は600名とのことでした。

(写真)競技の合間のつかの間のお休み

(写真)サッカーの試合

サッカーの決勝戦はブラジル−パラグアイで3−1で残念ながら準優勝に終わりました。パラグアイ・ナショナルチームのユニフォームはワールドカップでお馴染みになった伝統のデザイン、気合の入った試合でしたがやはりブラジルは強かった。








南米日系クラブ・協会連合(ウニシン)・第3回代表総会

(リマ・アエルーにて) (99年 1月23日)


南米日系人の活動してまず思い浮かべるのは北米(カナダ、米国)も含めた全米日系人大会です。これは2年毎に各国持ち回りで日系人の親睦の目的で開催されるもので、今年は7月末にチリ・サンティアゴで第10回大会が開催される予定になっています。(8年前にはアスンシオンで開催しました。)

これとは別に各クラブ、協会などが単位となりそれらを繋げた組織が在り、活動を行っています。これは全米日系人大会が国単位なのに対して、組織が単位になっています。ブラジルなどは余りに日系人社会が大きくて、実際問題としてどこが日系の代表する組織なのか判らない状態なので、全体をまとめることは実質上不可能で、全米日系人大会の存在すら余り知られていないのが実情でしょう。組織単位となれば組織の内部では末端まで充分に情報が行き届くというわけです。

また、南米では週末は所属するクラブに行き、スポーツ・文化活動を行い一日楽しく過ごすというのが一般的になっています。サンパウロ、リマ等には日系の大型クラブがあり、サッカー、野球、テニス、水泳、ゲートボールなどのスポーツ施設、文化設備が揃っています。また各地には日系人の組織(日本人会、セントロ日系等)があり、それらが単位になり交流を深めて行こうというものです。

サンパウロにある大型クラブ「日本カントリー・クラブ」とリマに在る日系クラブ「アエルー」が中心になり、数年前に南米日系クラブ・協会連合(ウニシン)が組織されました。この二つの大型組織を中心にブラジルの各種スポーツ、文化団体、ウルグアイ日本人会、アルゼンチン日本人会、アルゼンチン・セントロ日系、そしてパラグアイからもパラグアイ・セントロ日系が参加しています。会長はブラジル・日本クラブの会長・栢野(かやの)会長が勤めています。

99年 1月23日、リマ市に在るアエルー・クラブで第三回ウニシン代表者会議が開催されました。パラグアイ・セントロ日系からは奈良 孚(まこと)会長と作者の2名がこの会議に出席いたしました。

(写真)第3回ウニシン代表者会議

1月23日に代表者が出席して本会議が行われ、この席上では今までの経緯、前回会議議事録の承認、前回以降の新規加入組織の報告などが為されました。会議に出席しているのは勿論日系人、全員が日本人の顔をしているのですが、言語はスペイン語とポルトガル語で行われました。

その後活発な意見が各代表者から出され、今後の活動方針について討議されました。また、この会議と平行して青年交流会、少年野球大会がウニシンの活動として実施されており、既に交流の輪は広がっているのですが、今後は多方面に広げるべく各種活動が国境を越えて行われることになっています。

第4回代表者会議は来年1月にセントロ日系が主催してアスンシオンで行われることになり、同時に絵画展ならびに青年交流会も実施されることになりました。また新たに第1回・ウニシン国際交流・青少年・カラオケ大会が実施されることになり、作者が大会の概要・趣旨などを説明、その担当の重責を担うことがこの会議で承認されました。(大丈夫なのでしょうか?初めての大会なので、これから大会に向けてルール作り、組織作りから始めなくてはなりません。)

(写真)第3回ウニシン代表者会議・参加者記念写真

本会議の翌日には少年野球の開会式が行われ、ウニシン代表者も参列しました。これも国別では無く各クラブの代表チームが出場したのですが、パラグアイだけは混成チームで臨みました。ブラジルのチーム(コチア、日本・カントリー・クラブ・ブルージェイズ)は非常に強く、かなり苦戦したようです。この中で目を引いたのはブルージェイズ、大リーグトロント・ブルージェイズの許可を取り、同名のチーム名、マークを使用しているのだそうです。

(写真)同時に開催された少年野球大会(アエルークラブ内部の球場にて)

その後、代表団は他の日系組織との交流を行いました。ペルーに在る日系組織で大きいのは沖縄県人会です。パラグアイにはほとんど沖縄県人の方は居ないのですが、ペルーでは過半数が沖縄出身の方で占められているそうで、県人会も非常に立派で、大型体育館、プール、サッカー場などがあり、訪問した日は日曜日なので、多くの方が休日を楽しんでいました。

(写真)ペルー沖縄県人会との交流(沖縄県人会・仲田会長とセントロ日系・奈良会長)

ペルー日系組織を束ねているのが、ペルー日本人会です。今年は移住100周年に当たり各種行事が行われれる予定になっているそうです。この会館には移民資料館が併設されており、一見の価値はあると思います。リマを訪問される際には是非訪問されると良いでしょう。

(写真)ペルー日本人会にてウニシン代表団と共に




リマに在る日系クラブ・アエルー



リマに在る日系人クラブ・アエルー。1万人近い会員が居るこのクラブでは各種スポーツ、文化活動、果ては金融会社まで経営をしている巨大組織です。

敷地内部には会館の他、野球場、サッカー陸上競技場、体育館、50メートルプール等の設備が在り、会員がここで一日楽しめるようになっています。また診療室も在り,常時医師が待機して万一の怪我等に備えています。大型の食堂には各種メニューが揃っています。

(写真)アエルー・1

福祉活動にも力を入れており、各種慈善事業、特に恵まれないハンディキャップの在る子供達への自活への活動には心打たれるものがありました。

またファイナンス会社も経営しており、資産の運用事業も行っており、単なる親睦の域を越えて活動しています。

(写真)アエルー・2

外国のクラブ組織との交流も盛んに行っており、少年野球、ゲートボールなどの国際大会を開催しているようです。

(写真)50メートル・プール

中には日本庭園まで在ります。

(写真)日本庭園

パラグアイ・セントロ日系の一つのお手本と思い掲載してみました。日本では出稼ぎ日系人が大きく取り上げられて、南米の日系人のある一面だけを大きくクローズアップしているように思います。南米に定着して生きている普通の日系人にももっと注目して欲しいものです。



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