産経抄  平成11・10・7

小渕第二次改造内閣の河野洋平氏の外相就任について、中国や韓国は「歓迎」や「期待感」を示してきた。一国の外務大臣が海外諸国から、おぼえめでたく”温かい目”で迎えられるのはいいことなのか▼むろん近隣との友好が進むこと自体は悪いことではないが、しかし手放しでは喜べない。過度の贖罪意識からか、友好の度が過ぎて甘く見られるようになれば国益を損なうだろう。河野さんはほかならぬ”謝罪外交”の旗ふりなのだった▼平成五年八月、宮沢内閣の終わりの日、官房長官の河野さんが額に深くしわを刻んで語った情景は、いまもありありと思い浮かべることができる。「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった・・・」▼急いで取り寄せた慰安婦調査報告書には、強制連行を明記した個所は一つもない。その後、当時の官房副長官石原信雄氏は、韓国側の要請で行った聞き取り調査で「強制連行」という結論に導いたことを認めた。しかし、”河野談話”はひとり歩きをはじめ、いまも慰安婦強制連行の虚説がまかり通っている▼河野外相は就任会見でも”河野談話”を修正することをしなかった。来日の江沢民主席が強要した歴史認識を小渕首相はきっぱりと跳ね返し、国民はこれを熱く支持したことはまだ記憶に新しい。その首相がこともあろうに”謝罪派”を外相に登用した真意は何なのだろう▼「外交官は祖国のために海外で平気でウソをつく正直な人間」という定義があったが、外務大臣もまた海外からおぼえめでたい政治家である必要はない。国際関係は冷厳である。むしろ海外から一目置かれる人物、煙ったがれる人物であっていい。 


空耳オーナーの寸評・・・・従軍慰安婦の強制連行説を「虚説」とバッサリ斬り捨てる所がさすが産経・・・・(^_^;;。大体「来日の江沢民主席が強要した歴史認識を小渕首相はきっぱりと跳ね返し、国民はこれを熱く支持したことはまだ記憶に新しい。」って、そんな事ありましたっけ?跳ねつけたにしても国民が熱く支持したという覚えはないんですが・・・・。