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第2回 会計は誰のため その2

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会計の基本的な仕組み 第2回

会計は誰のため? その2

第2回です。

前回お話したように、会計とはもともと経営者のためののものです。
しかしながら、経営者が企業規模を拡大する際にこんな話が起こっ
てきました。

 自分のお金”だけ”で商売するのでは限界がある。
           ↓
 他人のお金にも依存できないか?
1) 出資者として、スポンサーになってもらう方法はどうだろう
か?儲かったら、配当を払うという条件では?
2) お金を貸してもらえないだろうか?金利を払う条件では?

このような形で、前者は出資者として参加してもらう方法、後者は
銀行などから借入する方法として実際に行われるようになりました。

この際に、前者の場合、自分のお金の運用を委託するわけですから、
きちんと経営者が管理・運用しているという報告が欲しいですよ
ね?

これが決算報告の意味です。

出資者(株式会社の場合は株主)が、自分の財産が正しく管理・運
用されているのか、財産・資金を委託した経営者から報告を受けて、
出資者自身が納得するということなんですね。

知らない人に資金や財産を託すこともあるわけですから、
このような報告・承認という仕組みが不可欠というわけです。

こうなると、決算書はもともと経営者自身の自己の内部管理資料か
ら、外部報告資料へという意味付けを持つようになります。

決算書の意味をおわかり頂けたでしょうか?

さて、では後者については?

続きは次回にしたいと思います。


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