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第6回 財産増加の仕訳(売掛取引の仕訳例)

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会計の基本的な仕組み 第6回

はい、第6回です。

仕訳の続きになります。

売掛金 1000円 / 商品売上高 1000円

さて、これまでに説明したルールで読むと、これは、

商品を1000円売上した(原因)ことによって、
売掛金という財産が1000円増加した(結果)ということになります。

さて、売掛金とは何かご存知でしょうか?

要は「ツケ」ですね。

現金で商品と交換で支払うのではなく、後で支払うということで、
相手を信用しているということになります(これを「与信」と言い
ます)。

現金でもらえば済むのだけれど、相手の資金繰りの事情を考慮して、
相手を信用して一定期間支払を待ってあげているわけです。

これを信用取引・信用経済と言います。

現代社会は現金取引よりも信用取引の占めるウエートが高いのです
ね。

で、そのような信用取引の結果、相手に対してツケで持っている債
権を、「売掛金」という財産として表現します。

逆に、相手方から見れば、ツケの債務ということになりますが、
これはマイナスの財産ということで、買う側から見ているので、
「買掛金」と言います。

そこで、今度は、

商品仕入高 1000円 / 買掛金 1000円

という仕訳も理解できるでしょうか?

これは次回への宿題としておきましょう。

では、また。


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