ホーム :

第12回 儲けの把握と財産の増減

前へ 次へ

はい、第12回です。

前回より、仕訳というデータを集計した結果の使い方のお話に
入っていたと思います。

1年目を確認して、2年目がどうなるかという話でしたよね?

2年目の期首(つまり1年目の末)で現金200円あったとして、

商品仕入 150円/現金 150円
現金 200円 / 商品売上高 200円

を考慮すると、
期首の財産=現金200円が、

200-150+200=250

で、期末の財産=現金250円になったことがおわかりでしょう。

つまり、前回説明したように、

期首の財産+当期の増減=期末の財産

であるわけですが、この式を変形してみますと、

期末の財産−期首の財産=当期の増減

となります。

この場合、左辺は、これを一種の「儲け」と見ることができる
ことにお気づきでしょうか?

財産が増えた分が儲けなんだという考え方で、これは多分、
感覚的にも納得できるでしょう。

言い換えれば、「財産の増減」を見ることで、「儲け」を把握でき
るということです。

極論すれば、最も単純化した形では、期首の財産と期末の財産とを
見比べて、増えたり減ったりした分をカウントすれば儲けがつかめます
よね、ということです。
(このためには期首で財産をカウントして記録しておく必要がありますが)

実はこれが会計の基本的となる利益計算の最もベーシックな形です。

もちろん、これは非常に単純化した設例の話で、これを一般化するた
めには幾つか事前に用意する道具立てが必要になります。

この道具立てを次回以降説明していきたいと思います。

では、また。


会計の基本的な仕組み に戻る