1999年4月からの日記

2000年1月からの日記

最新号の日記

自己紹介

 私は、東京に本社のある商品取引員の営業マンであった。過去に首都圏にある支店に勤務しており、2000年の10月より本社の内勤職に栄転(左遷かも知れないが・・・)して上京した。バリバリの営業として5年間もこの業界にいるために根っからの「マメ屋」と呼ばれてもおかしくないところだが、日記を書くことで自分の理性を保つためにこのHPを開いてみた。しかし、転勤になり、暇な時間も増えたことから、続ける決心が出来たのでいまだにマメ屋業界をお客さまにとっても、営業マンにとってもOPENなスペースにしていこうという決心で始めたことを途中で頓挫するわけにはいくまいという妙な使命感のみで続けていこうと思う。

 大学卒業と同時にこの業界に入ったのだが、当初は「何だこの業界は」と疑問と共に「絶対辞めてやる!」と強い意志を持っていたのだが、ふと気が付くと同期で配属された仲間の5人は辞めてしまっている。自分が一番最初のはずだったのだが、先を越されたようである。

 成績は決して良い方ではなかった。実力があるわけでもなかった。ただ、運が良かったのか気付くと営業マンとして会社より評価していただき出世してしまっていた。思えば、前にいた地には何の縁もゆかりもないために「誰も自分を知らないのだから思い切ってやったって問題ない!」という気持ちはあった。また、上司にも恵まれたのかも知れない。結構、この業界の組織営業は厳しいと言われがちだし、そのような事を書いてあるHPもあるようだが、私は結構自由にやらせてもらっていた。そのせいか、今となっては身動きできなくなっている状態である。まぁ、自分一人ぐらい辞めたところで世界は変わらなく動き続けるのだからいつ辞めたって構わないのだが、会社が先に業界の波にさらわれて潰れてしまうか、自分が先に潰れてしまうかという人生の賭けをしてみても面白いか・・・という単純な気持ちで残ってしまった。

 好きな商品は大豆とゴムと油である。得意というわけではないがこれで儲けていただいたお客さんが多いからである。逆に嫌いな商品はとうもろこしである。ちょっと矛盾しているかも知れないが、最初のお客さんがこれで大損したからである。苦手な商品は貴金属である。こればっかりは為替のウエイトがかなり大きいので、突然変異のように動くし、商社の動きを見たって当たらないからである。

 どんなお客さんでもそうだが、私は営業時代、決して無理をさせないように努めてきた。手数料商売だから動かせば金にはなるのだが、自分の身入りが少ない会社なので、無理したところで何も得しないからである。それならば、うんと儲けてもらってお小遣いを頂く方が儲かるのである。但し、外務員の禁止行為のため、一度ももらっていないが、お客さんがよく食事や飲みに連れていってくれるのでお金を使わないで済む時もあった。そう考えると結構得する商売とも言えよう。

 基本的にありのままを書いていきたいが、小心者のため登場人物などのプライベートな点は伏せさせていただく。ただ、日記のつもりで書いているので個人的な相場観や値動きの状況などは正確に書いていくつもりである。その際出てくる企業名は基本的にイニシャルのみで書くようにするので質問等あれば直接メールいただければお応えしていくことにする。

 実は、2004年3月末でマメ屋を卒業した。本社に左遷?されて3年半。自分に自信が付いた結果のことである。どこに寄り道したとしても、3年以上の実務経験をいつまでも活かせる自信があったため、旅に出ることにした。とはいっても、二度と戻ることはないだろう。いまの仕事の収入はとても安定しており、さらに毎年確実に増え続けるのだ・・・。いつ潰れてもおかしくないところで人生かける無謀な年ではなくなったのか?と言えば、いまでも業界で頑張っている人たちには失礼に当たるだろう。ただ単に、自分はまだ今でもマメ屋に戻っていけるだけの道と武器はもっている。気が向いたら戻るだろうが・・・おそらくその可能性は0だろう・・・。ここを直接見ることができる人にだけ教えよう。マメ屋はその体質を完全に改善しなければやはりマメ屋のままである。期限の決められた投資など本来この世にはありえないのだ・・・。そこに気が付くまで10年かかっただけのこと。そのあいだに、色々な経験をさせてもらい、おかげで、「超」+「安定」+「絶対倒産しない」の条件がつく大企業に転職することができた。まぁ、実力だけでここまで行くことはないだろう。マメ屋ではそれなりの立場に出世することができただろうが、現在の会社でははっきり言って終身2等兵のままである。東大卒のエリート集団に頭を下げてまで仕事したいとは思ってない。自分の稼ぎをトウモロコシで殖やす事ができればそれでいい。というのが今の私の現状である。

© 1997 マメ屋5−105号


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