ここではマニュアル本には書いていない裏話、
いい部屋を見つける必勝法を紹介します。

なぜ引っ越したいかよく考える
いい部屋を見つけるには
時期を考える
相場を知る
不動産会社は2種類のタイプがあるようです
悪徳不動産屋には気を付けよう
不動産屋に嫌われる客
敷金のこと
家賃は下がる

なぜ引っ越したいかよく考える

新入生、新社会人などで引っ越さざるを得ない人はしょうがありませんが、
なぜ引っ越したいかよく考えてみましょう。
なんとなくとか、ちょっと飽きたとか、理由がはっきりしない人が非常に多いです。

不動産屋の私が言うのもなんですが、引越しにはたくさんのお金がかかります。
はっきり言ってもったいないです。
本当に引っ越さなければならないのか、もう一度よく考えてみましょう。


いい部屋を見つけるには

いい部屋を見つけるのに一番大切なことは、条件を明確に決めることです。
安くて、広くて、駅に近くて、新しい部屋など絶対にありません。
私が実際お客さんを案内して、「希望通りです。」
と言った人はいまだかつて一人もいません。
皆何か妥協して決めています。

安い部屋より高い部屋のほうがいいに決まってます。
高い部屋を見たら心がゆれると思います。
もしあなたが最初の条件でいくら以上は出せないと決めたら、
ここはぐっと我慢してあきらめることです。
いくら以上は出せないけど駅まで歩いてもいいとか、古くてもいいとか、
妥協するところはしないと、なかなかいい部屋には巡り合えません。


時期を考える

皆さんご存知のようにやはり1月〜3月の引越しシーズンは探している人が多いです。
ではこの時期を避けて探せばいいのでしょうか?
答えはどっちもどっちです。


シーズン中は探してる人は多いが物件も多い。
オフシーズンは物件は少ないが探してる人も少ない。
ヒントを一つあげましょう。


まずシーズン中は不動産屋産も非常に忙しいのです。
あまり一人のお客さんにかまってられません。
自分の希望条件を絞ったら、一つの不動産屋にこだわらず
あちこち回ってみましょう。


逆にオフシーズンは不動産屋も暇になります。
時間的に余裕があれば何回とかひとつの不動産屋に顔を出して
担当者に顔を覚えてもらい、資料をFAXで送ってもらうなどして
ゆっくり探してみましょう。


相場を知る

例えば、私の勤める不動産会社がある三軒茶屋でワンルームの相場は8万円前後です。
8万円でドラマに出てくるような部屋は一生探してもありません。


どこの街にも相場というものがありますが、相場とはつまり平均です。
相場以下のものもありますし、相場以上のものもあります。
つまり相場以下であれば、平均より条件の悪い部屋だということです。
相場以上であればその逆です。


「いい部屋を見つけるには」の中でも言いましたが、
安くて条件のいい部屋なんてあるわけないです。(ごくまれに例外もありますけど)

家主は慈善事業で家主業をやってるのではなくそれが仕事なのです。
家主にとっては家賃イコール給料なのです。
自分が家主の立場になったときのことを考えてください。
初対面の赤の他人に相場より割安で部屋を貸せますか?


不動産会社は2種類のタイプがあるようです

不動産会社には
A:自社で管理している物件をお客さんに紹介する地元密着型と、
B:自社で管理している物件はない(または少ない)が
他社の物件を数多く紹介する都市型との2種類に分けられます。
(ちなみに私の会社はAのタイプです)


どちらがいいとも言えませんが、もし住みたい街が決まっているなら
その街の地元の不動産会社に行き、
住みたい街が決まっていなければBの都市型の不動産会社(新宿とか渋谷とか池袋とか)に
行くとよいでしょう。


例えば私の会社(三軒茶屋)に来て、「池袋で探してください」と言っても
追い返されます。(笑)
その代わり三軒茶屋で探していればBのタイプの不動産会社より
探しやすいでしょう。


悪徳不動産屋には気を付けよう

ほんの一握りだと思いますが、いまだに悪徳不動産屋があるようです。
営業マンが歩合制で、決めてナンボと言うような場合に多いようです。


私の知っている事実をいくつか紹介しましょう。


1:何はともあれすぐ預り金を要求する。
預り金のページでも紹介しましたが、不動産会社は預り金を要求してはいけません。
それを知ってか知らずかとにかくお金を預かっては、適当に理由をつけて
そのお金を返さない。

2: 部屋を案内した後「今決めないとこれ以上の部屋は2度と出ない」
などと言って半ば脅迫する。

3:部屋を案内して結局どこも決めないで帰ろうとすると、
案内した時の交通費(ガソリン代や電車代)を請求する。

4:ありもしない広告を掲載して客を集めて、
最終的には高い部屋を決めさせる。

まだまだたくさんありますが、このへんにしときます。


不動産屋に嫌われる客

基礎編でも触れましたが、部屋を借りるには入居審査があります。
さて誰が審査するのでしょう?


最終的には家主が審査することが多いのですが、

お客さんの印象を家主に伝えるのは不動産屋です。
つまり不動産屋に入った瞬間もう入居審査は始まっています。


不動産屋も人間ですからいい印象を与えないといけません。第一印象はとても大切です。
いけないこととは分かっていても、どうしても見た目で人を判断してしまいます。


ではどういう客が不動産屋に嫌われるのか?
いくつか例をあげてみましょう。


1:言葉づかいの悪い客
2:見た目が汚い客
3:派手すぎる客
4:相場と条件がかけ離れすぎている客
5:アベックでくる客

6:希望条件を絞りきれていない客

ほかにもたくさんありますが、近々紹介しようと思います。


敷金のこと

基礎編の敷金の中でも触れましたが、なぜ敷金は返ってこないのでしょう?

法律上は基礎編で述べた通りですが、基本的には契約書が優先されるそうです。
借主に極端に不利な特約は無効とされますけど・・・
一般的な契約書には、リフォーム代は家主と借り主が折半で支払うと書いていることが多いです。
しかしこれも家主または不動産屋の考え方一つです。
最近ではクロス等の内装材の種類別耐用年数と借主の居住年数との関係で修繕費用の負担割
合を変化させるようなものも増えてきました。
基本的には時が経つに連れ劣化していったものについての修繕費用は家主、借主の故意過失を
問わず極端な汚損や破損の場合や借主の善管注意義務の場合の修繕費用は借主が負担すべ
きだと思います。
しかしながら、修繕を必要とする空部屋には貸主が負担すべきものと借主が負担すべきものが混
在していることが多く、双方の見解の相違によるトラブルが絶えません。

良心的な家主はなるべくたくさん返してあげようと考えていますし、
強欲な家主はなるべく借り主に払わせようとします。

入るときは綺麗にリフォームしてくれなきゃ借りない!といってるくせに散々汚して部屋を出て行くと
きこの部屋のどこが汚いの?くらいいう借主もいます。

たくさん返してもらうコツは、部屋をきれいに使うのは当たり前ですが、
家主や部屋を管理している不動産屋と仲良くなることも一つの方法です。

また敷金の清算は、われわれ不動産屋にとって一番いやな仕事です。
家主はなるべく返したくない、借り主はなるべくたくさん返してほしい、
その両者の間に立って、一銭にもならない仕事をするのですから。


家賃は下がる

バブル崩壊以降、かなり家賃相場が下がりましたが、世田谷に限ると
ここ4,5年でだいぶ落ち着きました。


バブル崩壊直後は家賃は下がってあたりまえと言う風潮があり、
マスコミでもかなり取り上げられましたが、最近ではそのような報道は見たことがありません。


しか〜し!もう下がらないかと言うとそうでもありません。
気に入った部屋が見つかった時や、更新が近づいたらだめもとで不動産屋に交渉してみましょう。

あんまりしつこいと嫌がられますが。


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