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ここではマニュアル本には書いていない裏話、
いい部屋を見つける必勝法を紹介します。
| 新入生、新社会人などで引っ越さざるを得ない人はしょうがありませんが、 なぜ引っ越したいかよく考えてみましょう。 なんとなくとか、ちょっと飽きたとか、理由がはっきりしない人が非常に多いです。 不動産屋の私が言うのもなんですが、引越しにはたくさんのお金がかかります。 はっきり言ってもったいないです。 本当に引っ越さなければならないのか、もう一度よく考えてみましょう。 |
| 例えば、私の勤める不動産会社がある三軒茶屋でワンルームの相場は8万円前後です。 8万円でドラマに出てくるような部屋は一生探してもありません。 どこの街にも相場というものがありますが、相場とはつまり平均です。 相場以下のものもありますし、相場以上のものもあります。 つまり相場以下であれば、平均より条件の悪い部屋だということです。 相場以上であればその逆です。 「いい部屋を見つけるには」の中でも言いましたが、 安くて条件のいい部屋なんてあるわけないです。(ごくまれに例外もありますけど) 家主は慈善事業で家主業をやってるのではなくそれが仕事なのです。 家主にとっては家賃イコール給料なのです。 自分が家主の立場になったときのことを考えてください。 初対面の赤の他人に相場より割安で部屋を貸せますか? |
| ほんの一握りだと思いますが、いまだに悪徳不動産屋があるようです。 営業マンが歩合制で、決めてナンボと言うような場合に多いようです。 私の知っている事実をいくつか紹介しましょう。 1:何はともあれすぐ預り金を要求する。 預り金のページでも紹介しましたが、不動産会社は預り金を要求してはいけません。 それを知ってか知らずかとにかくお金を預かっては、適当に理由をつけて そのお金を返さない。 2: 部屋を案内した後「今決めないとこれ以上の部屋は2度と出ない」 などと言って半ば脅迫する。 3:部屋を案内して結局どこも決めないで帰ろうとすると、 案内した時の交通費(ガソリン代や電車代)を請求する。 4:ありもしない広告を掲載して客を集めて、 最終的には高い部屋を決めさせる。 まだまだたくさんありますが、このへんにしときます。 |
| 基礎編の敷金の中でも触れましたが、なぜ敷金は返ってこないのでしょう? 法律上は基礎編で述べた通りですが、基本的には契約書が優先されるそうです。 借主に極端に不利な特約は無効とされますけど・・・ 一般的な契約書には、リフォーム代は家主と借り主が折半で支払うと書いていることが多いです。 しかしこれも家主または不動産屋の考え方一つです。 最近ではクロス等の内装材の種類別耐用年数と借主の居住年数との関係で修繕費用の負担割 合を変化させるようなものも増えてきました。 基本的には時が経つに連れ劣化していったものについての修繕費用は家主、借主の故意過失を 問わず極端な汚損や破損の場合や借主の善管注意義務の場合の修繕費用は借主が負担すべ きだと思います。 しかしながら、修繕を必要とする空部屋には貸主が負担すべきものと借主が負担すべきものが混 在していることが多く、双方の見解の相違によるトラブルが絶えません。 良心的な家主はなるべくたくさん返してあげようと考えていますし、 強欲な家主はなるべく借り主に払わせようとします。 入るときは綺麗にリフォームしてくれなきゃ借りない!といってるくせに散々汚して部屋を出て行くと きこの部屋のどこが汚いの?くらいいう借主もいます。 たくさん返してもらうコツは、部屋をきれいに使うのは当たり前ですが、 家主や部屋を管理している不動産屋と仲良くなることも一つの方法です。 また敷金の清算は、われわれ不動産屋にとって一番いやな仕事です。 家主はなるべく返したくない、借り主はなるべくたくさん返してほしい、 その両者の間に立って、一銭にもならない仕事をするのですから。 |