コンサルタントとクライアントとの関係

Scheinによるクライアントの分類

  1. ファーストコンタクトクライアント:最初にコンサルタントとコンタクトを採る人々やグループ
  2. 中間クライアント:コンサルティングプロジェクトの発展の過程でインタビューや会議などに関わる人々やグループ
  3. プライマリークライアント:コンサルティングを依頼する問題を抱え、コンサルタントを雇い、料金を支払う人々やグループ
  4. 無意識的クライアント:自身はコンサルティングプロジェクトのことをよく知らないが、コンサルティングのプロセスや結果によって、大きく影響を受ける人々やグループ
  5. 間接クライアント:コンサルティングの恩恵を受けることを知っているが、コンサルタントは、彼らのことをよく知らないような人々やグループ
  6. 究極的クライアント:個人やグループレベルを超えた大きな範囲で、コンサルティングがクライアントとして意識する全体(組織、複数の組織、コミュニティーなどのレベル)

Scheinによるクライアント重視のガイドライン

  1. クライアントに対しては常に支援的であること
  2. 常に現実に即して対応すること
  3. 自分がクライアントについて無知な部分を意識し、それを聞き出していくこと
  4. 自分のどんな行動でも、それはクライアントに対して介入していることを意識する
  5. 問題を持っており、その問題の解決策を見つけるのはクライアント自身である
  6. 物事の流れに沿うこと、ただしチャンスが来たらそれを逃さないこと
  7. 予期せぬ出来事に対する心の準備を忘れず、不慮の自体から学ぶこと
  8. 問題を相互に共有しあうこと

 

文献

Schein, E. H. (1997). The concept of "client" from a process consultation perspective: A guide for change agents. Journal of Organizational Change Management, 10 (3), 202-216.