チェンジエージェントのための

「組織文化診断用ワークシート」

ワークシート1:代表的組織文化の診断

組織文化のレベル

診断の視点

組織文化表層レベル(物理的・現象的特徴)

企業外部からの新鮮な視点を利用したするどい観察により、企業の性格を象徴する物理的・現象的な事項を洗い出す

  • 社内で語り継がれる逸話、歴史上重要な出来事
  • 社内で用いられる特殊用語、言葉
  • 社員の特有の癖、しぐさ、態度
  • 企業で評価される人物像、リーダー像
  • 企業で行なわれる儀式、行事(朝礼等)
  • 企業を代表するシンボル、マーク
  • 企業を象徴する物理的環境(オフィスの配置方法、席順等)
  • 会議のやり方、組織図の書き方、名刺のデザイン、その他諸々
組織文化中層レベル(価値観・行動規範)

観察される現象から推論して導かれる価値観や行動規範を整理する。あるいは直接質問したり、会話内容を分析することによって価値観・行動規範を炙り出す

  • 企業のビジョンステートメント、理念、明文化されたコアバリューの分析
  • 社員手帳などに記された行動規範、職務記述書や考課表などに示された行動基準
  • どのような行動が称えられ、どのような行動が罰せられるか(公式、非公式に)の分析
  • 創業者や社長の言動の分析
  • 職場における実際の行動観察
  • 企業文化の価値次元判定シートの利用(具体的な価値のレパートリーを用いた測定)
組織文化深層レベル(暗黙の前提・組織内パラダイム)

企業メンバーが当たり前だと思っているために簡単には見つけ出せない暗黙の前提をあらわにする努力をする、当たり前すぎて誰も疑わない前提が企業文化の深層を支配している

  • トップや社員が、顔をそむけたり話をそらしたりしたがる話題や論点に注目する
  • 外部から見ると聞いてきたかったことが、社員からは苦笑を呼ぶことにつながったなトピックに注目する
  • 企業の新人からの視点、コメントに注意する
  • 組織文化の表層、中層レベルであぶりだされた特徴からの推理を行なう

 

ワークシート2:組織文化の多層性の診断

支配的組織文化

サブカルチャー

対立的カルチャー

企業を代表する組織文化 代表的組織文化と関連していながらも、その下部組織としての特徴を持っている文化(特定の部署における文化など) 企業を代表する文化に対抗する文化(マイナーな部署の文化など)