エンパワーメントの法則

リーダーがエンパワーメントを行うときに知っておくべき法則

エンパワーメントの4つのコンポーネント

  • 選択の自由、自分で物事を決定できる権限
  • 自分自身の力で仕事をやり遂げることができる自信
  • 自分のやっている仕事に意義を感じること
  • 自分のアクションにインパクトがあること

エンパワーメントが有効に機能する理由

  • 自己決定ができる感覚と自信は、内発的動機付けを増大させる(仕事そのものが面白く感じられるようになる)
  • 自分自身で仕事をコントロールできるため、自分のペースを守ることができる(余計なことで時間を取られたり、自分の思うままに仕事が進まないということが少なくなる)
  • 成長したいという欲求が、自己研鑚を通じて満たされるため、満足感が高まる

エンパワーメントが有効に機能する条件

  • 基本的に仕事をこなす自信があること。これがないと権限を委譲されてもうまく遂行できない
  • 自分のペースで、自分自身で仕事をしたいという欲求がメンバーにあること。人にいわれたことをやるタイプの人には向かない
  • メンバーの成長欲求が高いこと。成長欲求が低い人はエンパワーメントされても仕事を工夫したり改善したり成長しようとしない
  • 適切なリーダーシップスタイル。アクティブな指示型、命令型ではうまく機能しない

エンパワーメントの注意点

  • 不可逆性:一度メンバーにパワーを与えたら、それをまた取り戻して集中的なコントロールをすることは困難になる
  • モラルの低いメンバーは、エンパワーメントで得たコントロールの自由を自分自信の目的に利用する
  • エンパワーされていない人々を見下したりする可能性がある
  • エンパワーメントはメンバーが慣れるまでに時間がかかるうえ、それなりのコストもかかる