組織的公平性分野・試験問題集

  1. 結果公平性概念と手続き公平性概念はどれくらい類似しているのか。両者は、かなり異なった概念なのか、かなり似通った概念なのか(例えば結果を生み出す手続きというものが存在するわけであるから、両者はセットで考えられて当然なのか、それとも別々に、独立した概念として考えるべきものなのか)。実証研究はこのような問いにどういった答えを用意しているのか。

  2. 相互作用公平性、対人公平性、情報公平性の関係はどのようなものであるか。特に、相互作用公平性は、結果・手続き公平性とは独立した次元なのか。これらの関係はどうなっているのか。また、対人公平性と情報公平性とは分けるべき概念なのか。実証研究はこういった問いにどういった答えを用意しているのか。

  3. 組織的公平性研究における道具的モデル、社会的交換モデル、集団価値モデルとは、それぞれ短く要約するとどういうことか。どのモデルがもっとも妥当性が高いといえるのか。実証研究はどういった見方を支持しているのか。これらのモデルの他に、公平性研究に絡む比較的著名なモデルや理論はあるか。

  4. 自己概念と公平性の知覚およびそれが行動にもたらす影響はどんな関係が見出せるのか。自己概念にいくつかの種類があるとすると(例えば、集団的自己、関係的自己、独立的自己等)、それらと公平性理論とはどのようなつながりで説明できるのか。

  5. 仮に、自分が他人と比較して報酬をもらいすぎていると感じているとする。公平理論において、他人と比較してもらいすぎの場合は、もらいすぎを解消する方向に行動を変えると予測されるが、期待理論は、自分の行動の結果得られる報酬が最大化されるように行動するはずなので、もらいすぎを解消する行動(自分の利益を減らす行動)はされないと予測される。このように2つの理論が異なる予測をする場合、どのように説明し、実際はどちらの行動が出現すると考えられるのか。それをサポートする実証研究はあるか。