グローバル報酬システムの設計ステップ

 

自社のグローバル化のステージの把握

(グローバル化のステージによって、報酬システムの方針が変わってくる)

第1世代(国際化ステージ)

  • 本国の企業が、世界の各地に拠点を作ることによってビジネスを拡張しようとするステージ
  • 本国の人事システム、報酬システムを中心に、本国からの派遣人材を主たる対象として設計する。

第2世代(多国籍化ステージ)

  • 各国の拠点において、現地人材を中心に活動させ、権限を委譲し自律的に動いてもらう
  • 各国における人材が最も力を発揮できるように、相手国の文化や慣習を中心とする人事システム、報酬システムを設計する

第3世代(グローバル化ステージ)

  • グローバルな視点から、各地の人、モノ、カネ、情報といった経営資源を総合的・統合的に活用して、付加価値をあげようとする戦略
  • 企業としての統一された原理と、各国の文化的特徴の両方をミックスさせることにより、グローバル企業の人材として最も実力が発揮されるような人事システム、報酬システムを設計する

 

第3世代:グローバル報酬戦略の設計

グローバル報酬戦略は最もチャレンジングな試みとなる。
企業としての統一性と、地域文化毎の特徴の両方を考慮しなければならない

グローバル報酬戦略完成までのプロセス

  1. グローバル企業戦略の把握と、戦略を成功に導くキーファクターを把握する
  2. 成功へのキーファクターの視点から、企業全体としてあるべき人材マネジメントの姿を描く
  3. 上記に基づき、グローバル人材マネジメントの理念、方針、を作成する
  4. 各国の特殊事情、政治、経済、社会、文化などを考慮した人材マネジメント方針を作成する
  5. 3のグローバル人材方針を保ちながら、かつ現地の特徴を生かせるような報酬制度を設計する
  6. 上記のプロセスがうまくいけば、グローバルな視点から、ローカルな事情がよく加味された報酬システムが出来上る