戦略とHRMのフィットは企業業績を高めるか

Youndt et al. (1996)の研究

Youndtらは、製造業の企業のうち、コスト・リーダーシップ戦略と取っている企業群、高品質戦略をとっている企業群、フレキシブルマニュファクチャリング戦略をとっている企業群と、HRMの特徴と、企業業績との関係を調べた。その結果、コスト・リーダーシップ戦略を取っている製造業の場合、コントロール主体型のHRMシステムがより業績を高めることがわかった。高品質・フレキシブルマニュファクチャリング戦略をとっている企業群については、人的資源拡充型のHRMを取っている企業のほうが業績が高いことが分かった。つまり、自社の戦略に沿ったHRMシステムを採用することが、企業業績を高めることを確認したわけである。

Youndt, M. A., Snell, S. A., Dean, Jr., J.W., & Lepak, D. P. (1996). Human resource management, manufacturing strategy, and firm performance. Academy of Management Journal, 39 (4), 836-866.