パフォーマンス目標とマスタリー目標

目標にも種類があり、効果が異なる
状況に応じて、目標の種類を使い分けるべきである

パフォーマンス目標

  • 結果を重視する目標(高いパフォーマンスをあげることを強調)
  • 目標に到達することに注意を向けさせるような目標
  • 自分の持つ知識・スキル・能力のデモンストレーション
 

マスタリー目標

  • 能力の向上を重視する目標(スキルをマスターすることを強調)
  • 自分の能力が向上することに注意を向けさせる目標
  • 自分の弱点を見つけ、障害を取り除きながら成長する過程
 

パフォーマンス目標とマスタリー目標の効果の違い

  • 高いパフォーマンス目標は、達成できなかったときの恐怖感がある(自分の力の無さを露呈する恐怖、自信の喪失に対する恐怖)よって、自己防衛のために、あきらめたり、深追いをしなくなる
  • 特に複雑な仕事について、自信が高い人は、高いパフォーマンス目標によって、動機づけられ、努力をするが、自信の無い人は、上記のような自己防衛的な機能が働くため、高いパフォーマンス目標の効果が低い
  • マスタリー目標は、自分の能力を向上させることに注意を向けるため、より自分の知識やスキルを磨こうと努力する行動につながる
  • 高いパフォーマンス目標は、目標への到達のための注意の集中と、その目標到達のための自己診断のための注意の集中など、多くの注意の集中が必要であるが、マスタリー目標の場合は、自分の行動の修正、知識・スキルの獲得のみに注意を集中させればよい