目標・報酬・フィードバックの関係

報酬やフィードバックが目標管理の効果を左右する

目標とコミットメント

  • 高い目標ほどパフォーマンスがよいという原則は、本人が目標を受け入れた場合(目標へのコミットメントがある場合)に限られる
  • 目標が高くても、本人がそれを受け入れなかったり、あきらめて放棄した場合は、目標の効果が出ない
 

目標に見出す価値

  • 目標に見出す価値が高いほど、本人はその目標を追求しようとする
  • 目標は、自分の努力が目標の到達に結びつく度合い、そして目標が自分にとって重要なもの(報酬)につながる度合いの両方を考慮したかたちで選択される
 

(1)目標+ボーナス型

  • 目標に到達したときのみ、ボーナスがもらえる形の報酬形態
  • 達成によるボーナスの認識は、目標そのものの魅力度を高める
  • 高い目標の場合、フィードバックによって、目標到達が困難なことを察知すると、目標を放棄する行動(コミットメントの放棄)につながり、その結果、パフォーマンスが低くなる
  • 低い目標の場合、目標の到達と同時に努力をやめる
  • 到達が可能と判断できる適度な難易度の目標の設定が適切である
 

(2)目標+成果報酬型

  • 目標の到達に関わらず、成果に応じて報酬を与える形態
  • 目標+ボーナスの形態にくらべると、目標そのものの魅力度が落ちる。
  • 高い目標で成果報酬の場合、フィードバックによって到達が困難であると察知しても、完全にあきらめるという行動は出にくい
  • フィードバックによって、到達可能な目標に修正する可能性がある