インタビューの設計手法

インタビュー内容の設計

  1. 職務分析の実施に基づく、関連付けられた内容の作成(クリティカル・インシデント法、ハイパフォーマー、ローパフォーマー分析、職務専門家による分析などによる、知識・スキル・能力・特性の把握)
  2. 質問内容の標準化(すべての対象者に同じ質問を行う、同じ順番で行う、面接官の違いによるブレを少なくする、対象者に聞く内容のブレを少なくする)
  3. フォローアップ質問の限定(インタビュー後にフォローアップして行う質問は、結果を歪める可能性があるので限定する、面接者と対象者のやり取りは、どの対象者も同じレベルにするべき)
  4. 質問のタイプを考慮する(架空の職務状況下での行動を聞く質問、過去の行動を聞く質問、バックグラウンドの情報を聞く質問、職務知識を聞く質問など)
  5. インタビュー時間を長めに設定する(必要な情報が多く入手できる、インタビューの信頼性が高まる)
  6. インタビュー以外の情報を規制する(応募用紙、履歴書、テストの点数、推薦状、過去の情報など、参照する情報が異なると、インタビュー結果のブレをもたらす)
  7. インタビュー終了後まで、対象者からの質問を受け付けない(質問を受け付けていると、会話的になり、標準化が損なわれる、それによって結果のブレに影響する
 

インタビュー結果の評価手法の設計

  1. 質問ごとに評価項目の得点をつける(特定の質問の反応を評価することができ、全体的な印象の影響を強く受けない
  2. 複数の評価項目を設ける(多方面から評価することができる)
  3. 対象者の行動を評価できるような尺度を設計する、客観的でかつ具体的なものがよい
  4. インタビューのさい、ノートに詳細に記録する(ノートに取ることで、記憶が薄れることによる弊害を防ぐ、思い出しやすくなる、事実に基づいた評価を助ける)
  5. 複数の面接官を儲ける(一人のときよりも、複数の判断を参照することにより、信頼性やブレを確認できる)
  6. 面接官は、すべての応募者に対して同じ人物を起用するべき(面接官が変わることによる結果のブレが最小限におさえられる)
  7. 異なる対象者間やインタビュー間に関する議論をすることをしない(議論による別の情報が、インタビューによる結果に基づく判断を妨げる場合があるから)
  8. 面接官のトレーニングを十分に行う(面接官のスキルが向上することによって、インタビューの質も高まる)
  9. 統計的手法を活用する(客観的な手法をより多く用いる、主観的な判断を多く要する手法は避けるべき)