信頼の次元

信頼は、「親密性」と「リスク」の概念を含んでいる。つまり、信頼とは、相手が自分の利益を得るためだけに行動しないであろうという信念を指す。

もし、相手がそのような行動をとれば、それは、信頼する側の利益を損なうことになるので、そこにはリスクがある。

相手を信頼するということは、相手に依存することであり、相手が裏切るかもしれないというリスクを、信念によってすすんで受け入れることを意味する。信頼が内包する主な次元は以下のとおり。

1.誠実性

  • 信頼するに足る性格をあらわす
  • 誠実性が高いほど信頼が高まる
  • 信用できる、忠実である、ウソをつかない、など

2.コンピテンス

  • 技術的、人間関係的な知識やスキルの有無
  • こういった能力があるほど信頼が高まっていく

3.一貫性

  • 首尾一貫している、安定している、不確実でない
  • 言動の一致など

4.忠誠心

  • 相手のために力を尽くそうとすること
  • 信頼は、相手が自己中心的に振る舞わないことを期待する
  • 裏切らないこと

5.開放性

  • 誰でも受け入れる性格
  • 特定の相手だけに親しくしない、隠し事をしない