三重県の教育事情


 敬愛する九九九様、長尾様。
 しばらくぶりです。
 先月行われました衆議院選挙、参議院補欠選挙で三重県の教員が国家公務員法に準じた人事院規則による政治行為の制限に抵触したため処分(文書訓告)を受ける見込みです。
 今回の選挙で教員が処分されるのは全国でも珍しいのではないかと思います。今後の展開次第(警察の捜査)ではより厳しい処分、すなわち公職選挙法違反による刑事罰を受ける教員もでてくるかもしれません、そうすると学校はクビになるでしょうね。
新聞記事を送ります(産経、読売)。


読売新聞(平成12年7月6日付)

公立学校教員選挙活動19年ぶり処分
鳥羽市・磯部町教委
2人を文書訓告へ


 県教委は5日開かれた県議会教育警察常任委員会で、鳥羽市と磯部町の2人の公立校教員が、公務員としては制限されている政治活動をしたとして、監督責任のある2市町の教育委員会に対し、文書訓告処分を行うよう求める文書を送付したことを明らかにした。選挙活動で教職員が処分を受けるのは19年ぶりという。
 県教委などによると、2教諭は、六月八日の参院補選告示日に年次休暇を取って大王町で候補者のポスターを張っていた。選挙活動は、国家公務員の政治的行為の制限を定めている人事院規則に抵触し、地方公務員でも教職員はこの規則が適用される。 各市町教委から「規律違反報告書」を提出された県教委は、過去の事例と照らし合わせたうえで、懲戒処分までには当たらないと判断、4日付で文書訓告処分を行うよう求める文書を各教委の調べに対し2人は、候補者を推薦している労働団体にたのまれたとしている。
 又、
県教委は、県内の公立学校の教職員が勤務時間内に組合活動をしていた問題に関し、勤務実態の精査を8月末までに終え、該当分の給与を年度末までに返還する方針を明らかにした。


産経新聞(平成12年7月6日付)

参院補選
2教諭ポスター張る
県教委 町教委に処分勧告


 先月の参院補選にからみ志摩郡磯部中の教諭と鳥羽小の教諭の2人が同補選告示日の6月8日午前9時ごろに、大王町のポスター掲示板に候補者のポスターを張るのを目撃され、県教委が調査。国家公務員法に準じた人事院規則による政治的行為の制限に抵触するとして、県教委が両市町教委に、2人を文書訓告すべきではないかと、4日付で伝えたことが5日の県議会教育警察常任委員会で明らかになった。県教委関係での選挙にからむ処分は20数年ぶりという。
 橋川委員(自民)がただした。2人は年次有給休暇を取っており、候補者陣営から依頼を受け、ポスターを張ったという。中林正彦県教育長は、「懲戒処分には該当せず、文書による服務上の注意が妥当と判断した」とし、服務監督者の市町教委に伝えた。
 このほか、ダブルで行われた衆院選三重
区内の三教組支部委員長名による「衆・参選挙最後のとりくみのお願い」というビラも、同委員会で提示され、津田健児委員(自民)が「本業を忘れて選挙活動をするのはおかしい」と追及。
 近藤善弘県警本部長が「内容を調べて、厳正、公正に対処したい」としたほか、中林教育長が「調べる」とした。

公立校教員不正勤務問題
「年度内に給与返還請求」
県教委長 自主申告の時間精査

 公立学校の教員の勤務時間中の県教職員組合(三教組)活動問題で、中林正彦県教育長は5日、自己申告された不正勤務時間調べを基本に、8月までの2カ月間さらに精査し、平成12年度内に不正給与分の返還請求をし、来年度早々にも返還されるだろうと、県議会教育警察常任委員会で述べた。
 不正給与返還問題について萩原量吉委員(共産)が、「(この時期に当たり前のように返還、返還というが)返還は、いつ、だれが、どこで決めた」と質問。
 県教委側は2月の県教育委員会で決めたとしたが、萩原委員は「会議録を見ているが、真剣に討議されていない。今後、争い事になるので、誰の決定権で返還を決めたのかはっきりすべき。さらに、(不正勤務は)3年にさかのぼって返還を迫るが、(教職員が自主的に善意で行っている)残業はさかのぼらず、(不正勤務時間と相殺しないのは)おかしい。不正勤務は前知事の故・田川亮三県政の中で県教委幹部と三教組幹部が黙認してきたことで、あの時代は(田川知事の)知事選のビラを駅前で平気で配っていたが問題視されなかった。万一、返還するとしても幹部で責任をとるべき」とした。
 さらに辻本正委員(新政みえ)も「自己申告させておいて、返還を迫るのはペテンではないか」としたが、中林教育長は「違反の調査とはしなかったが、ダマシではない。地方公務員法違反の過払いだから、返還を求めるだけ」とした。

九九九より ちょっと古い(昨年の統一地方選の時に書いた)ですが,こちらにも書いてありますように,学校の先生が選挙事務所に出入りし,選挙活動を行うと,処分の対象になります.日教組先生も,私のHPをよく見るそうです.今回の衆議院選の時も,トップページに同じ文書を掲げておいたのですが,読まなかったのかな?
 
ほかにも,組織ぐるみ(つまり日教組・全教の県レベル,支部レベルにおいて)で,選挙活動を行っている教員が必ずいるはずです.どんどん摘発してほしいものです.


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