日の丸・君が代の由来


 日の丸の旗印は南北朝時代や戦国時代にも使われたが、国の代表的な旗として使われるようになったのは江戸時代以降といわれる。幕末は日本の船印として使われ、万延元(1860)年、日米修好通商条約批准のため米国に赴いた咸臨丸は日章旗を掲げて太平洋を渡った。明治3年、太政官布告により、船舶に掲げる国旗と定められた。
 君が代の歌詞の原典は和漢朗詠集や古今和歌集にさかのぼる。メロディーは明治初期、イギリス人フェントンの作曲や宮内省式部寮雅楽課の作曲、ドイツ人エッケルトの編曲などを経て、明治13年、吹奏楽総譜として完成した。