日常活動紹介

基本的なスタンス

私達は、「支援する側」「される側」という関係性をなんとか壊して、野宿生活を余儀なくされている人々と共に行動していくことを目指しています。この理念に基づいて、私達は野宿生活の当事者を<仲間>と呼んでいます。日常活動は、仲間が主体となって参加し、今では仲間抜きではやっていけない活動となっています。支援者は仲間の活動を影から支えるいわば「黒子」のような存在です。以下の活動における仲間同士の支えあいを通した繋がりを糧に、この社会を仲間と共に変えていくことを目指していきましょう。

梅田・福島夜間パトロール

日時:金曜夜21時半、JR大阪駅中央改札口前北側集合。雨天決行。 内容:阪急梅田・JRA場外馬券場、JR大阪駅・バス停、地下・3ビル4ビル、福島・1ビル2ビルの4コースに分れ、ビラを配りながら、仲間の身体の具合や、なにか変わったことなどないかを聞いてまわります。ビラの内容を説明したり、襲撃や追い出しなどのいろいろな情報交換をしたりしますが、やはり毎週回ることで顔見知りの仲間ができたりするという交流の場でもあり、私達はこの交流を大切にしています。襲撃や追い出しなど、対応が必要な相談を受けた場合、一緒にどうしたらいいのかを考え、動いていきます。最後にその日、何人の仲間と出会ったのか人数を集計し、各コースでの出来事を集約します。駅周辺はダンボールで寝ている仲間が多く存在します。コースの途中で、体の具合が悪そうな仲間がいた場合、救急車を呼ぶこともあります。

広域パトロール

日時:随時、土曜または日曜の朝10時、扇町公園本部テント前集合。雨天中止。 内容:金曜日の夜間パトの目的と同じで、中之島、大川、北浜、土佐堀川、堂島川、靫公園などのコースをまわります。これらのコースでは、小屋を建て生活している仲間達とよく出会います。

仲間の日

日時:第1第3日曜、朝9時より準備、12時より寄り合い、配食。扇町公園本部テント前。雨天決行。 内容:寄り合いと共同炊事です。寄り合いは、日常活動での出来事(パトで出会った仲間の人数の報告、襲撃事件、追い出し、活動への仲間の参加呼び掛けなど)や、国の動きなどの情報を伝え、また仲間との意見交換を行います。寄り合いを始めるまでに、仲間と支援者が、仲間自身の飯を共同炊事します。大まかに、第1日曜日は支援者、第3日曜日は仲間が仕切ることになっていますが、役割に関係なく、「わいわい」とやっています。だいたい100人分ぐらいの食事をみています。メニューとしては、カレーやどんぶりなどがよくつくられます。寄り合いが終ったところで、配食を始め、みんなに器がいきわたったところで、全員で「いただきます」をします。共同炊事は文字通り、仲間自身が自分たちで食べるメシを共につくるという取り組みです。 月2回ではあるのですが、仲間の力で仲間の腹を満たすということと、夜パトロールで出会った仲間と、落ち着いて話せるなど、<仲間の日>は交流の場としても重要な活動です。

福祉行動

日時:月曜朝8時半、扇町公園本部テント前集合 内容:夜パトロールや広域パトロールで、出会った仲間の中に、具合の悪そうな仲間がいた場合、私達は「福祉」に行くことを勧めます。福祉事務所にいけば、生活保護法の医療扶助というかたちで医者にかかれるのですが、そもそも場所や手続きのことを知らなかったり、ひとりで行った場合、不当にも窓口で門前払いされたりすることも少なくありません。入院を希望する仲間や、生活保護を申請したいという仲間が、行政から適切な対応を受けれるよう支援していきます。また行政から仲間に対して不当な対応があった場合、その場で抗議したり、不服申し立ての支援を行ったりもします。

病院訪問

日時:不定期(だいたい日曜日の<仲間の日>の後) 福祉行動を通して、入院した仲間の見舞いを行います。きちんとした医療を受けられているか、体の具合や、退院後どのような生活を希望しているかなどを聞いていきます。退院後アパートで暮らすことを希望する仲間がいれば、生活保護申請の手続きの支援を行います。

街頭カンパ活動

日時:随時(日曜仲間の日のあとなど)、扇町公園集合。(季節によって時間変動あり)  内容:天神橋6丁目や南森町交差点でビラを配りながら、通行人に向けて、野宿の仲間が置かれている状況や、私たちの活動についてアピールし、カンパを呼び掛けます。集まったカンパのお金は<仲間の日>などの活動費として使わせていただきます。