釜パト旗
"Everything for Everyone, nothing for myself..."

大阪キタ99-00越年・越冬闘争への支援・連帯を!!



仲間の皆さん!


 私たち「釜ヶ崎パトロールの会」(釜パト)は大阪市内で野宿する人々への襲撃、追い出しに対して行政交渉やパトロール、福祉相談、就労支援活動などを行い、野宿者を支援している学生、青年労働者を中心としたグループです。 97年の大阪国体を理由とした大阪城公園、長居公園での追い出し阻止の実質勝利、97-98年の扇町公園を中心とした越年・越冬闘争、そして昨年の98-99大阪キタ越年・越冬闘争を闘ってきました。
 1995年10月18日、大阪ミナミで野宿生活をしていた藤本彰男さん(63歳)が交番の目の前で若者達によって道頓堀川に落とされ市民の「見守る中」で虐殺された事件。 96年の1月24日、新宿段ボール村への「動く道(ムービング・ウォーク)」建設工事着工を理由に東京都青島都知事によってなされた約1000名のガードマン、警官、都職員を動員しての強制排除。 その後、各地でそれに呼応するかのように繰り広げられた若者達のイタズラの域を越えた、明確に殺人の意図を持った襲撃あるいは行政・警察・一部マスコミ・地域が一体となった一方的な追い出し・・・。 98年の秋には名古屋で「行政代執行法」まで持ち出して「法に基づく強制撤去」が行われ、釜ヶ崎でも同様の強制撤去が12月28日に執行されました。 襲撃や寒さから身を守るために仲間達が作ったささやかな「家」や「コミュニティー」は、行政の「撤去通告」の紙きれ一枚で破壊され、路上や公園から追い出され、行き場を失った彼・彼女達は路上死、あるいは自殺という手段を選ばざるを得ない状況を強いられました。 昨日まで「一市民」として生活していた者が職を失い、家を失い、生きるために野宿という選択をする、ただそれだけの事なのに、野宿者が野宿者であるがゆえに−野宿者であるという「罪」のために−仲間達は様々な襲撃・追い出し・差別(蔑視)・抑圧を受けています。
 日々の学校や会社に行き急ぐ人々の冷笑と頭上からの刺すようなまなざし・・・。 あるいは理不尽な罵倒−ある中学生が野宿者に「常識を守れ! 仕事に行け!」と寄ってたかって罵倒を繰り返し、このトラブルに割って入ったガードマンは「子供の言う事が正しい」と発言した−など。 「怠け者」、「好きで野宿している」といった差別意識は「だから暴力を働いてもいい」という論理につながり、襲撃や追い出しを正当化してきました。 はじめは個別に止まっていた暴力が自治体グルミの追い出しにつながり、今やとうとう「ホームレス対策」という国家レベルの排除・収容にまで組織化されるに至りました。  野宿者問題の解決は野宿者を無くす事ではなく、野宿者への差別・抑圧を無くす事だと考えます。 しかしながら、それだけではなく、国家レベルの組織化された攻撃に対して私たちは反撃していく必要があるのです。
 戦後最大の大不況・大失業時代の下で失業者が300万人を越えました。 自動車関連・鉄鋼関連を中心に14万人の首切り−膨大な数になるであろう、下請けの労働者は含まれていない!−が発表されるなど、これからますます失業者が増えていく事が予想されます。 まるで産業廃棄物でも捨てるかのような感覚で切り捨てる資本・・・。 大阪キタでも失業後、仕事が見つからず貯蓄も尽き、家を追われて野宿へと至る仲間が増えています。 仕事がなくても働く能力があるとみなされて生活保護は適用されないのです。 野宿を常態として強いられる人々が大阪市内で昨年は1万人、今年は1万5千人から2万人、大阪キタだけでも2000人を越えています。 そのような形で打ち捨てられて救急搬送中や病院で亡くなった仲間も含めて毎年大阪市内だけでも500名もの野宿者が無念の思いで亡くなっているのです。 とりわけ冬の寒さと共に、年末年始で福祉事務所などの官庁も閉まり、経済社会活動が停止する中で、更に厳しい状況を迎える事になります。 私たちは首切りに対する闘いと共に、新たに野宿生活に合流する失業者とその家族の命を守るために居住地としての路上や公園・河川などをこうした棄民化攻撃と対峙する場所として位置付けたいと考えます。
 昨年の越冬闘争時には多くの方々からのカンパをいただきました。 越冬闘争はそれらのカンパに強く支えられてやり抜く事が出来た事を再確認し、改めて感謝します。 しかしながら、このようなカンパにもかかわらず、越冬闘争の期間中に何人もの仲間が無念の死を押し付けられていきました。 私たちは棄民化攻撃と野垂れ死強制攻撃に生きて必ずやり返します!
 今年も大阪キタ99-00越年・越冬闘争を開始します!
圧倒的支援と連帯を!そして共に反攻を!


 現金もさることながら、米・野菜・布団・毛布・衣類・下着・医薬品・靴・
石鹸・タオル・炊事道具・自転車・コピー機・発電機・薪・カバン・台車・コンパネ・材木・ブルーシート・トラメガなどが必要です。 量の多少にかかわらず御連絡ください。 どうかよろしくお願いします。

1999年10月31日 釜ヶ崎パトロールの会

 ☆カンパの送り先/ 郵便振替口座: 00920-9-112420
名称: 釜ヶ崎パトロールの会
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TEL/FAX: 06-6374-2233

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