ここでは、相場に関するTechniqueをだいまん風にご紹介します。 徐々に追加して行きますので、ご参考になれば幸いです。一部独自の解釈がありますので、実際のトレーディングに使用する場合は、自己責任でお願い致します。

通貨の種類 通貨ペア 市場 用語説明 相場格言 デイトレの手引き

通貨の種類

国名 通貨名称 表記 ニック・ネーム 市場取引
米国 ドル、U.S.ドル USD グリーンバック
ユーロ圏 ユーロ EURO EUR/USD
日本 JPY(YEN) (何も)イエン USD/JPY
英国 (スターリング)ポンド GBP(STG) ケーブル(CABLE) GBP/USD
スイス スイス・フラン CHF スウィッシー(SWISSIE) USD/CHF
オーストラリア オーストラリア・ドル AUD オージー(AUSSIE) AUD/USD
ニュージーランド ニュージーランド・ドル NZD キュウィー(KUWIE) NZD/USD
香港 香港ドル HKD 本当にドル? USD/HKD
シンガポール シンガポール・ドル SGD 死んだドル USD/SGD
カナダ カナダ・ドル CAD キャンドル USD/CAD
ノルウェー クローネ DKK 大変くろーね USD/DKK
マレーシア リンギット MYR USD/MYR
韓国 ウォン KRW キムチー(KIMCHIE) USD/KRW
中国 人民元 CNY USD/CNY

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通貨のペア

(1) 通貨のペアに関しては、 通常各国が、 海外の通貨を基軸(左側)にして、自国通貨を算出する(右側)のが一般的です。

   日本                   米国              英国           

 USD/JPY=1ドル何円     JPY/USD=1円何ドル  JPY/GBP=1円何ポンド

 EUR/JPY=           EUR/USD=         EUR/GBP=

 GBP/JPY=           GBP/USD=         USD/GBP=

のように相手国通過を基準として掛け算によって算出します。

(ただし、換算レートの単位が低くなりすぎる(小数点以下が多すぎる)と相手国通貨を100単位などにして換算します。 (例)1ドル125円=100円/USD=0.80、 または、米国では、1ユーロ、 87.50セントのように、1ドルに対してではな記載されることもあります。 

(2)市場での取引は、(1)のように対顧客に適用する表記方法とは異なり、市場慣行に従った、下記の2方法による通貨ペアで取引が行われます。

 (A)コンチネンタル・ターム

  建値の左側に1米ドルを置く方法。

  円、 カナダ・ドル、 スイス・フラン等ほとんどがこの方法。

 (B)アメリカン・ターム

  建値の左側に異種通貨を置き、右側に米ドルを置く方法。

  ポンド、 アーストラリア・ドル、 ニュージーランド・ドル等旧英連邦系の国の通貨が多い。

(3)クロス・レート

 上記の主用通貨対ドル以外のペアリングをクロス・レートといい、いろいろな組み合わせが可能ですが、通常外国為替市場で行われるものは、

 ユーロ円(EUR/JPY)、 ポンド円(GBP/JPY)、ユーロ・スイス(EUR/CHF)、ユーロ・カナダ・ドル(EUR/CAD)などがあります。

 これらも、全て逆のペアリングも可能ですが、 取引の簡略化から一定の市場慣行に従って取引が行われてますので、あくまでその基準に対しての表示に注意してください。

 (例)ユーロ円 1ユーロ110円→1÷110=円ユーロ・1円0.0090909ユーロとなるわけです。

 基準通貨をどこに置いて表示しているか注意するように心がけてください。

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市場

 良く話が出てくることですが、為替の市場というのは、証券市場や先物市場のようにある特定の場所での集中取引義務がありませんし、また時間的拘束もありません。 概念的には、非常に曖昧です。銀行やその他の金融機関及びブローカー間の取引(インターバンク市場)、しかも東京なら日本国内の取引をを狭い意味において「東京市場」と呼んでおりますが、私個人的には、「為替の取引」をすればそれが市場であり、みなさんがマージン取引をすることも一種の市場に参加していることだと思います。また、為替市場は、24時間つながった市場です。 しかも、地理的な障壁が全くない現在のような状況で、このように東京だシンガポールだと分けて言うこともおかしな話になってきていますが、一旦の基準として考えてください。

 ウェリントン市場=日付変更後最初に開くマーケットであり、1週間のスタートもこの市場から始まるため、ある程度は注目度は高い。

 シドニー市場=ウェリントンと同様だが、商いはあまり多くないと推定される。

 東京市場=いちを、東京時間午前9時から午後5時となっているがあくまでしきりであり、現在では意味を成すとも思えないが、過去においては午後3時半が締め切りであり、現在も日本の邦銀などは、この時間に合わせてポジションを整理することが多く、その前後でプライスが動き易い。 

 シンガポール市場=香港市場とともに、東京から1時間遅れてスタートする。 外銀などは、シンガポール国内業務では利益が上がらないため、ディーリング関連で収益をあげようとするところが多く、 投機色の強いマーケットと言える。SIMEXという金融先物市場があり、米国、ロンドンに次ぐ規模。ただし、シンガポールは当局の規制が厳しい。

 香港市場=シンガポール同様、 非常に投機色が濃い。 ただし、通貨当局の規制はゆるく、昔は、一種タックス・ヘブンとしての意味合いが強かった。 華僑マネーの中心地。

 フランクフルト市場=現在は、 株式市場やドイツ国債市場を除くとあまり注目されていない。

 チューリッヒ市場=過去においては、スイスが国際的な資金の安全逃避地としての意味合いが強く、 顧客の匿名性を守秘するスイスの銀行の特性から、ようようなビッグ・マネーが動いたが、現在のような冷戦後の平和な時代?になって、その役割を失っている。

 バーレーン市場=土曜日、日曜日にも市場が立っており、昔は市場の隙間を埋めるために注目された時期もあったが、現在では注目されていない。

 ロンドン市場=世界第二位の金融市場。世界に名だたる金融街シチーをかかえ、世界の金融機関が支店や現地法人を持つ。午前がアジアの夕方と重なり、午後がNYの午前と重なりアジア市場とNYの掛け橋的役割。

 ニューヨーク市場=押しも押されぬ世界第一位の金融市場。NY,シカゴなどの株式、金融、商品等の現物、先物市場を持ち、また、1日の最後を締めくる市場として注目される。

サマータイム=日照時間の長い夏場に、時間を1時間早め、 逆に冬場は1時間遅らせるというもの。 基本的に日本は、一年中この冬時間である。 

米国の例

 夏時間開始日 〔4月第1日曜日〕
  ※表示日の午前2時に時計を1時間進める。
 夏時間終了日 〔10月最終日曜日〕
  ※表示日の午前3時に時計を1時間遅らせる。
日本時間−14時間が通常
サマータイムは 日本時間−13時間と覚えているといいです。

英国の例

実施期間:3月最終日曜日〜 10月最終日曜日
日本時間−9時間が通常
サマータイムは 日本時間−8時間と覚えているといいです。

LondonとNYのディーラー達は夏冬同じ時間に出社するとすれば、ロンドンのディーラーは、夏は東京時間の午後3時、冬は午後4時には出社している。NY勢は、夏は東京時間の午後8時、冬は午後9時に出社していると考えます。

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用語説明

<Order>=当然注文のこと。 ラスト・オーダーは、為替市場にはない。

<指値>=価格と買いか売りをを決定してオーダーを入れること。

<逆指値>=ある指定したレベルを割れたら、通常買うところを売るように、また、あるレベルを超えたら通常売るところを買うようにオーダーすること。 オーダーを入れる現状のレートを参考に指値をるすときは注意してください。

<成り行き>=インターバンクでは、通常こういう呼び方はない。 ただし、ヴォイス・ブローカー等で25−30の気配で、マイン・ユアーズするのは、その場で直ぐ成立するために一種の成り行きとは言えるかもしれないが、市場取引と違い、 それでも100%ではない。 そのオーダーを置いている相手との取引関係で、 拒絶されることもある。 また、 EBS等の電子ブローキングにはこれはなく、 即取引したい場合なででは、 25−30の気配で、 31の買いとか、 24の売りというように指値をすると可能な一番良いプライスで約定する。 そういう訳で、しばしば、予想外の値段で約定することがある。 通常為替の場合で、「成り行き」という言葉は、マージン取引のみの使用と考える。

<Leave Order>=相対先(銀行、ブローカー)等に注文を預けておくこと。 これも必ず期限を定めておく。 通常は、O/Nオーダーとかウィークリー・オーダーまでが中心。 入れていたの忘れて、 痛い目にあった人も多いと思います。 しかし、自己責任ですから、なるべく、O/Nのような短いオーダーを毎日、繰り返すことをお薦めします。 為替市場は状況がすぐ変化しますので。

<Offer>=売り(Sell)オーダーのこと。 売りのポジションを、ショートともいう。 これは基準通貨を売っている状態(不足している状態)から来ている。 ですので、「GBP/USD」のをショートと言えばポンドをドルに対して売っている状態であり、不足のポンドを買い戻さなければならない。 電話でのブローカーとの取引やロイター・ディーリング等では、相手にその意思を伝えるために、「ユワーズ(Yours)」と言う。 これは当該通貨が「あなたの物よ}ということである。

<Bid>=買い(Buy)オーダーのこと。 ロングといい、上記の「Offer」の反対。 電話等では、「マイン(Mine)」という。

<Either Way>=ブローカー用語で、同じプライスで、買いも売りもある状態のこと。「Choice」とも言う。 どうしてこういうことが生まれるかと言うと、 証券市場とは違って、 インターバンクでは、取引できる相手方が厳しく決まっていて(Credit Lineの設定)、ビッド・サイドとオファー・サイドが取引できないような場合にこういう時があるが、通常は長くは続かない。 また、金額が大幅に合わないようなケースにも見うけられるが、 最近は余りないようだ。(例)ビッドが122.50で10本、 オファーが122.501本で、ビッド側がワン・ショットでやりたいと言ったような場合。

<基軸通貨>=ターム通貨。 通貨ペアを構成する左側。 一単位で表示されるもの。 (例)USD/JPYであれば、 1ドル何円=ドルが基軸通貨。 GBP/JPYであれば、 1ポンド何円=ポンドが基軸通貨。

<OCO>=One side done then Cancel the other order。 ワンダン・ワンキャンセルという。 同時に2つの注文を出して、どちらがが成立したら、もうひとつの注文はキャンセルとなる。

<If Done。。。。。>=2つのオーダーを出して、 最初のオーダーがDoneしたら、 次はこうしなさいという様に同時に出すオーダー形式。最初のオーダーがDoneしない限り、次のオーダーも執行されないためリスク・ヘッジには最適。 通常は、 ポジション・メイキング時に、 下値での買い指しを入れた場合などに、それがDoneした後のさらなる大幅な下落に備えるために使用するのがベスト。 (例)Buy at 122.50、 if done、 sell at 121.50 all given next。

<OTC>=Over the Counter。 これは、ブローカーや市場を通さずに、直取引(Direct Deal=D.D.)をする場合の相対取引を指す。 

<GTC>=Good To Cancel。 キャンセルまで有効の意味。 通常オーダーというものは、そのオーダーがDoneになるまで有効であるが、取引相手に提示する場合には、必ず明示するのが好ましい。 (例)東京クローズまで、 とかNYクローズまでというように。 GTCの場合は、当然キャンセルするかDoneするまでそのオーダーが残ってしまう為、 あまりお忙しい方には勧められない。

<Stop Loss>=S/Lと短縮することもある。また、マージン取引の世界では、「逆指値」とも呼ぶ。 持っているポジションの急激な変動リスクを回避するために、あらかじめ預けておくオーダー。 これもいろいろな取り決めがあって、 指値レベルは注意が必要。 たとへば、 122.50にストップ・ロスの売りオーダーを置いたとしても、 その122.50がどういう形で決められるかが良く問題になる。特にその時の安値近辺である場合は、あるブローカーでは、50が安値だが、あるところでは、51が安値なんてことになるケースがままあり、その付け方に疑問を抱かれるケースが多いがこれは、銀行間では、ある程度紳士協定により、預けた先の決定に任せるケースがほとんど。ほんとうに細かく設定するなら、「Aというブローカーで付けた値段」というような形をとれば理想的。また、同じ122.50の安値であっても、50がAll Given(全てヒットした状態)かまたは、ワンタッチなのかまでも確認しておけばさらに良い。 それから、割りとみなさんの場合は、下の抵抗線が122.50であれば、 122.50や122.45の置いてついたとたんに上昇なんて痛い目にあわれていると思いますが、これは銀行のディーラーも同様で、 相場のオーバー・シュートが必ず一定ではありませんのである程度は、運にまかせるしかない。 強いて言えば、 122.50がポイントなら私の場合は、10−20銭下に置くようにしています。 だいたいそのポイントから20銭も離れると相場の転換になるケースが多いというくらいの根拠ですが。
(例)Sell 122.50 All Given Next

<マージン取引におけるストップ・ロスの考察>=ストップ・ロス(S/L=逆指し値)は、絶対に必要です。 プロでも設定しているぐらいですから、他の仕事をなさってる個人の方ではなおさら、急激な動きに対応できるはずもありません。ただ、その設定やレベルに関しては、いろいろ個人の事情の問題となります。
1)証拠金の余裕
2)ポジションを持っている時間的スタンス
3)為替取引の目的
4)どれぐらいの損をして良いと考えるか?

設定の場合の基準 :
1)値幅で決定
銀行などでは、内規で2円とか、簿価の1%とかで決まってしまってますので、逆にディーラーは、それを見越したレベルでポジション・メイキングしたりします。
2)チャート上のポイントで決定
動くレンジを想定して、その上下とか、大きなレジスタンスやサポートラインをチャートを研究して。また、 移動平均やピボット等のテクニカル・ポイント等ですが、 あと一つのポイントとして、そうやって決めたポイントから、 少しアウト・サイドに離して設定することをお勧めします。というのは、相場のポイントというのは、オーバーシュートすることが多く、つけて反転することがままあります。 まあ、例をあげると例えば、この前の、135。00ちょうどとか、135。20とか、 また、下では、 132円ちょうどなんかがそうでしたが、 こういう風についてしまって反転というレベルが一番くやしい訳で、 私は、こういうポイントから、 10ー20銭、 また証拠金会社がインターバンクより大きく(早く)逆さしをつけるケースが身受けられるなら、 20ー30銭くらいはあけた方が良さそうです。(ポイントから30銭も動けば、そのポイントのブレイクがだいたい確認できますので) ただ、何事も100%はありませんので。ご自分で経験するしかないのも事実です。

<Take Profit>=Profit Takingとも呼ぶ(=T/P, P/T)。もっているポジションの利益確定をすること。 理想的には、もっているポジションがフェイバーな状態になってゆくと、 その上昇してゆく流れの下限に毎日リーブ・オーダーをしてゆくとリスクは避けられます。 「利食い千人力」という言葉がありますが、これはほんとうで、昔某カナダ系銀行東京支店のカナダ人ディーラーが、 数十億円の評価益を持ったポジションを、相場の先高を無謀に信じ、 このオーダーを入れて置かなかったばかりに、逆に数億円の損で取引を閉じたという話があります。 しかも、このディーラーは、「自分の相場感だからしかたない」と言っただとかどうだか?私は全く意味のないことだと思います。これなら、最初からはずれて、やられた方がなんぼいいか?

<P/L>=Profi & Loss。 銀行では、損益を相殺せず、 両建てで経理するためにこの言葉があります。 これを差し引きすることは、「ネッティング」と言いますが、両建てで管理して、特に手数料損とかスワップ・コストなども別々に管理できれば、理想的です。 それから、得た利益を食べて(失って)しまっていることも多いので、理想的には、もっているポジションに利益をオンして購入コストを下げてゆく方法もあります。 ポジションを持っているうちは、以前にあげた利益も常に評価益でしか有り得ないことを理解すべきです。

<Short Cover>=売っているものを買い戻す動き、買い戻すこと。 何故、Long Coverという言葉がないのかは不明だが、 多分通常、売りとはその対象物がない(不足=ショート)ため現物渡しができないので、相場が反転した場合に慌てて買い戻すというニュアンスから来ているのでしょう。持ってるものならずーっと握っちゃえばいい訳ですから。

<Against>=自分の持っているポジションが、不利に動く(評価損が出ている)こと。

<Favor>=自分の持っているポジションが、有利に動く(評価益が出ている)こと。

<Amount>=金額のこと。 通常ブローカーやEBSでは、1本=百万単位が基本。 10本は1千万取引通貨。 0.1本=10万ドルとか0.5本=50万ドルともできる。

<取引量に対する考察>=通常インターバンクでは、最低がドル円百万ドル=一本であり、EBSや電子ブローキンでは、これ以下や、1.3本とかの中途半端な取引は不可。 ただし、ボイス・ブローカなどでは、小玉ということで、 0.1本から0.9本や端数のついた取引も相手先が見つかれば可能。 というわけで、 小玉の取引等は、通常インターバンク等でもマーケット・メイクしている邦銀や外銀をD.D.(Direct Dealing)で、ロイターや電話等で呼び出してプライスを取ります。 ですから、小玉や端数の付いた取引は通常よりも不利な条件での取引となりがちです。 また、リープ・オーダーやストップ・ロス・オーダー等では、 相場のスピードによっては、実際のマーケットのカバーが難しく、上記のような銀行でも、 50万ドル以下の取引を受け付けないことがあります。 また、受け付けてくれる銀行があるとすれば、それは、そういう小玉のオーダーをある程度呑んでしまうか、それに呼応するオーダーを持っている相当数々のお客を持った体力のある銀行でしか考えられませんし、受け付ける銀行は少ないと思います。 ですから、個人のマージン取引を扱っている会社が、どの銀行でカバーを取っているかは知りませんが、 ある程度こういうオーダーのプライスが悪くなることは避けられないものと考えてください。

<Depo>=預金取引のこと。 特には、オフ・ショア市場やユーロ市場での銀行間短期資金取引をさす。

<Counter Party>=取引の相手方。

<Credit Line>=信用供与リミットのこと。 通常銀行では取引の相手先に、その信用力に従って許容限度を設定して為替やデポ取引を行う。 昔は、いちいち取引相手を確認して取引可能金額をチェックして最終的に取引を決定していた。(=ライン・チェック) 現在EBS等の電子ブローキング・システムでは、自動的にコンピューターが枠を判定し取引をDoneさせる。

<Open,High,Low,Close>=始値、高値、安値、終値。 例えば、現在なら、東京(アジア・マーケット)とロンドン・NY市場に分けてその間の、指標を使用することが多い。 私は、一日のウェリントンの開始からNYのクローズまでを「Worldwide Range」としてひとつの単位として考えている。また、特に朝のOpenの値段は、平日である場合NYとからんでくるため、その情報ソースによってずれが生じているのであまり参考にならない。ですから、 24時間連鎖している為替市場においては、特にOpenとCloseに関してはあまり重要視していない。せいぜい一週間のチャートにおいて有効である程度で判断している。

 以下のHPでも値段が確認できます。

  http://plaza4.mbn.or.jp/~skoike/tr_range.htm

  http://www.tradition-net.co.jp/market/m_j2/

邦銀では、電話による海外市況、およびNY終値情報等のサービスがあります。
  三井住友銀行  0120-21-1636
  東京三菱銀行 03-3211-0440
  UFJ銀行   03-3212-4311,06-6201-2281
  大和銀行    03-3243-0361

<High,Lowに関する考察>=実際為替市場は、様々な場所で、相対取引が行われおり、株式市場等とことなり、絶対値としての”High”や”Low”とは存在しない。 ただし、これでは困るので、例えば、時間帯を釘って、 東京であれば、各社のブローカーの出合値を総合して、日本銀行が発表したり、 また、EBS等を参考にある銀行が発表したりしています。 また、実際にはそういう場所で出合があっても、3本以下の出合であれば、 そのHigh,Lowとしないケースもあり、 不確実性は高いので、だいたいのレベルと認識してください。 特に、リープ・オーダーを出したときなど、翌日にあるところのNYのHighでは付いているはずなのに、オーダーを確認すると相手から「できてません」なんて、ことがしばしばありますが、そういう場合には、複数のそういう発表等を参考に考慮して、一端クレームして見ることも必要ですが、 インターバンクでは、紳士協定により、 そういうトラブルはリーズナブルな範囲で理解されており、そういう納得のいかない場合には、そういう先とは、取引しないということで、処理されます。

<気配値>=その時々の、ビッドとオファーのだいたいのレベル。 Quotationする場合は、当該通貨のビッド・サイドを左側、 オファー・サイドを右側に示す。

<出合値>=直前に買いと売りが成立した値段。 気配値 122.50−55で指値のビッド・オファーがあり、 だれかが「ユワーズ」をかけると122.50が出会値となる。注意すべきは、為替の場合、 市場取引といっても(IMM等の通貨先物市場は別として)ほとんどが、相対取引であるため、 同じ時間であっても、いろいろなブローカーによって、また電子取引によって、 また銀行とのDD取引によって差異がでるため、100%確定した出合値とはありえない。相対的に判断するしか方法はない。 

<仲値>=電信為替中心相場. ドル円の場合、銀行の営業日の毎日9時55分頃の東京市場の実勢相場を基準に、当日渡しとスポット渡しのスプレッドを勘案し、各銀行がその日一日原則的使用する中心相場(公示仲値)を決定する。 過去においては、日本銀行、東京銀行、持ちまわりの都市銀行が協議して一本のレートを決定していたが、独占禁止法抵触の可能性が指摘され1990年秋から各行で独自に決定することとなった。 それでも当初は横並び意識から東京銀行のレートに追従する動きだったが、近年外銀を中心に独自のレートを提示するようになってきている。 それであっても、市場では常に為替レートは変動しており、大口の投資家や企業には、このレートではなく市場実勢で取引が行われており、主に小口の企業、個人に適用されている。 また、 一度決定した仲値から上下1円以上動くと、「連動」が宣言され、 10万ドル以上の取引においては、新しく1円動いたレートが適用され、2円以上動くと「新仲値」といって、新しく2円の変動レートが決定される。

<電信買相場、売買相場>=上記で決定された仲値から1円引いたレートが電信買相場(TTB)で、 1円足したレートが電信買相場(TTS)となる。この「買いと売り」の言葉は、あくまで銀行サイドからの立場=お客の立場では逆になる。(様は、低く売って高く買う) この上下の1円が銀行の利益となる。 また、このレートは、あくまで振替による資金決済レートに使用され、 立替金利等は勘案されていない。

<キャッシュ・バイイング・レート、キャッシュ・セリング・レート>=前項のTTB、TTSにおのおの2円を引いたり(Cash buying)足したレート(Cash Selling)がキャッシュ・レートとなり、 ドルの現金等の場合に適応される。 上記の1円差の利益とは別に、2円かかるのは、 銀行が必要なドルのキャッシュを米国から空輸する場合にかかる航空運賃および保険料が勘案されていると説明されているが、何十年も前のコストと現在のコストには格段の差があり、かなり銀行が儲かっている印象はぬぐえない。 ちなみに、ある外銀からうちでドル・キャッシュを受け取る場合のの手数料は、1ドル当たり50−60銭程度であり、実際は、銀行はこれでも1円以上、 プラス2円は儲けている勘定になる。

<どてん>=持っているポジションを反対にひっくり返すこと。 通常は持っているポジションの2倍程度の反対取引きをして元来もっているポジションを切って新たに反対ポジションを保有する。

<Swap Spread>=取引通貨ペア間の金利差を運用・調達差益損として、当該通貨1単位当たりの基準通貨単位当たりの数値に変換したもの。
例)ドル円の場合=3ヶ月物(92日として)、スポットドル円レート130円、3ヶ月物ドル金利 4% − 3ヶ月物円金利 0.10%= 金利差 3.90%として、
仮に1,000,000ドルを運用する
USD1,000,000x4%x92/360=USD10,222.22 @130.00 ¥1,328,888の収入
仮にその当該円を運用すると USD1,000,000x@130.00=¥130、000,000の運用となる
¥130,000,000x0.10%x92/360=¥3,322
ドルと円を交換することにより、同じ通貨価値分を運用しても、ドル金利と円金利に差があるため、ドルで運用すると1,328,888円の収入であるのに、円で運用すると¥3,322しか収入にならない。 そのため、この差額を運用サイドの違いにより差損分を相手に支払う
¥1,328,888−¥3,322=¥1,325,566
これを当該通貨単位当たりに変更
¥1,325,566÷USD1,000,000=1ドル当たり¥1.325となり、
3ヶ月物の先物レートは、 130.00−1.325=128.675となる。
3ヶ月物の先物のドルを買う人は、128.675と現状より安いレートで将来買うことができ、3ヶ月物の先物を売る人は、128.675で現状より低いレートで将来売ることとなる。
あくまで、当該通貨ペアの金利差幅が基準である。 主要通貨で円より金利の低い通貨は現在ないため、ほとんどの通貨で先安(ディスカウント)であるが、過去には、円が先高(プレミアム)となった例もあった。

<シンメトリカル・トライアングル>=(Symmetrical Triangle)コンティニュエーション・パターン(中段持合)の一つ。通常、現行のトレンドの休止期間において形成され、休止後、再び休止以前のトレンドを継続する事を示すものと考えられる。トレンドが上昇傾向である場合、シンメトリカル・トライアングル終結後は、再び上昇トレンドを継続する可能性が高く、トレンドが下降傾向である場合、弱含みの予兆としてとらえられる。ブレイクした場合の価格オヴジェクティヴは三角持合形成開始時の価格差分と言われている。 また、方向性に関しては、中期移動平均線(90日とか)の向いている方向に飛ぶとの見方もある。

<Day Trade>=一日の間にポジションを取り、その日中にポジションを閉じること。 

ただし、米国のフューチャー・マーケットでは、以下のように定義があるようだが、これは為替の世界ではあまり使用されてないようだ。

・スキャルピング
  保有期間:20分以下

・デイトレード
  保有期間:20分から2時間

・スウィングトレード
  保有期間:2時間から2日

・ポジショントレード
  保有期間:3日以上

<キャリー・トレード>=二つの通貨ペアの金利の低い資金を借りて、 金利の高い通貨に転換(Exchange)して、 株式や債券に投資して利ざやを稼ぐ手法。 米国系のヘッジ・ファンドなどが多様する。通常は、その為替リスクをヘッジせず、 その為替益も運用対象とするため、 時に相場のトレンドが変わった時などには、相場の材料となる。

<Squeeze>=上下のストップ・ロスオーダーなどの状況を見て、 わざとそのレベルを付けさせるまで、仕掛け的に買ったり売ったりして短期的に利益を取ろうとすること。 大手外銀のディーラーなどは、自分が顧客から預かっているオーダーが、 現状のプライスに近くなると作為的に、ポジションを反対にして、そのオーダーを付けさせることがある。(例) お客の122。50のストップ・ロス買いオーダーがあった場合に自分で、 122。40や50を買い上げて、 自分のポジションの利食いに、お客のオーダーをぶつける。

<証拠金>=英語ではマージンという。 担保として預けておくお金。商品の性格のよって掛け目がことなる。 通常差し入れた金額の何倍かの想定元本までの取引が可能=レバレッジ。また、最低証拠金とは、ポジションを取るために最低限預けて置かなければならない金額のこと。

<追証>=預け入れ証拠金に対して、保有ポジションの評価損が、最低証拠金を割り込む場合に追加的に、預け入れを要請される証拠金のこと。 差し入れない場合には、強制的に保有ポジションを閉じられてしますことがある。

<マージン取引会社に対する考察>=現行、50社以上のマージン取引を扱う会社(先物会社の一部門も含む)が存在するということは、2ー3万人とも言われている、 為替のマージン取引からすると数が多すぎる感が強く、また、この取引もシステム投資等に非常に資本がかかり、まだ、本格的に採算の合う会社は低いと思われいずれ、淘汰される流れとなることは間違いない。 その為、出来るだけ財務内容や、 その資本の確実性を見極めて取引して頂きたい。

<マージン取引会社の負うリスクの考察>=現状、取引会社が銀行でカバーを取る場合に100%リスクを取らないケースというのは、お客から受けたPCでのオーダーを100%WEB上でリンクして銀行から貰うケースだけです。(逆にいうと、取引会社のプライスではなく、その取引会社が取引している銀行がプライシングしているケース)。これは、システム的にコストがかかり、日本で、それをしている銀行も現状は、少ないと思います。このケースは、少なくとも電話取引を取り扱っている所では、ないと思います。それ以外のところでは、どこも注文を繋ぐことにリスクを持っております。通常インターバンクでも、10万ドルの取引のスプレッドは5銭かかります。これも相場の変動が激しい時はもっとかかるときもあります。それで業者が繋ぐ、時間的、人為的、市場的リスクを勘案するとプラス5銭はしかたがないと思います。これは、スプレッドと手数料の両方で考えなければなりません。いくらスプレッドを小さくしても、手数料でごまかすことは可能ですから。企業が百万ドル取引するのでも5銭のスプレッドはかかります。これはどこもリスクとの利益のからみであり、これ以上安いスプレッドを求めるなら、市場に入って取引できない限り不可能でしょう。私の感覚では、スプレッド10銭以内。手数料片側10銭以内は、(デイトレを除く)現状を考えるとしかたないレベルだと思います。すべて企業努力(顧客が多い。取引が多い。信用力があって、カバー銀行が多い。システム投資がしっかりしている等)でしょうが、これ以上取るところは止めておいたほうが良いし、また、極端に安いところも逆に危険といえます.(リスクを多くとっている可能性が高い)手数料だけでの判断は危険です。

<差金決済>=現物の受渡をしないで、価格の差金のみの授受で決済すること。

<Cash>=現物のこと。 通常為替のマーケットでは、スポットや先物に対して使う。 契約当日渡しののことを、「 直物=じきもの」ともいう。

<Future>=先物。 日本語では、下のForwardと同じだが、内容は異なる。Futureの場合は、市場のある取引をさす。証拠金を取引所または、そこの会員である業者(先物業者)に指し入れてその範囲内(レバレッジはある)で取引が可能。 あくまで、現物とは区別され、反対売買も原則的のその市場で行わなければならず、特に為替関連のFutureでは、現引きはできない。 清算も売りと買いの差金決済で処理される。 為替関連では、CME通貨先物が有名。

<Forward>=先物。 日本語では、上のFutureと同じだが、 内容は異なる。あくまで、OTC(銀行との相対取引)で取引される。 将来の取引(現物の引渡し)を現在の相場を基準に行うもの。特には、企業の貿易や代金決済に使用されるケースが多く。 長くとも1年程度の期間が多い。 よく聞く、輸出先物、輸入先物というのがこれに該当する。先渡し価格の算出方法は、 為替スポット・レートにその応答日までの金利差(スワップ・スプレッド)が加味されて算出される。

<Spot>=ある営業日(通常は取引当日)の2営業日後。 ただし、2営業日後が通貨ペアのどちらかの休日に当たる場合は、その翌営業日。 通常銀行間為替取引はこの日に、現物の代金決済を相互に交換する。

<O/N>=Over Night。 今日から翌日までの2日の取引だが、銀行間の金利は、片入れ計算であるので1日分の金利が発生する。 為替取引きなどでは、ポジションを翌日まで持ち越すことを言う。

<Arbitrage>=裁定取引。 2つ以上のお互いに相関関係のある金融商品を組み合わせて、その価格的ラグをリスクを最低限に押さえて、行う取引。(例)=1)10年もの国債の売りと20年物国債の買い。 2)Futures(先物)におけるある商品の期近物の買いと期先物の売り。

<オフ・ショア市場>=国内市場とは別に、帳簿を分けて取引する(外ー外)の市場のこと。通常税制の優遇がある。 この概念があって良く理解しずらい面があるが、原則的には、

<プライマリーマーケット>=債券市場用語。 発行市場のこと。→セカンダリーマーケット(発行後の市場) →グレイ・マーケット(内容が良く分からない市場のこと)→ブラック・マーケット(闇市場のこと)

<旧為専>=東京三菱銀行のこと。 かつて外為専門銀行であった東京銀行と合弁したため。

<ディーラーの種類>=取り扱い種類によって、 為替ディーラー、 マネー・ディーラー、ボンド・ディーラー等がいるが、 またその中で各種の役割によって、

  @スポット・ディーラー=この中でも、自分の相場感によって、与えられた金額の限度の範  囲でポジションを取る人を特に、ポジション・ディーラー、 銀行の顧客用のプライスを提示し  たり、内部のポジションを処理する人をインターバンク・ディーラーと呼ぶ。

  Aカスタマー・ディーラー=顧客との取引を仲介する。 顧客とは、企業、 個人だけではな  く、 その銀行にプライスを求めてくる銀行も含まれる。

  Bフォワード・ディーラー=先物のカバーや自分でも相場観によって、先物でのスペキュレーションをする。

  Cオプション・ディーラー=文字通りオプションを取り扱う。

<オプション>=将来の権利の売買。特には、買う権利(コール・オプション)の売り買いと売る権利(プット・オプション)の売り買いで、 4通りあるが、あくまでコールとプットは別商品と理解するほうがわかりやすい。オプションの買い手はプレミアムというオプション料を売り手に支払う。 将来の一定の期限を定めてその希望価格=行使価格(ストライク・プライス)を設定して、それに応じたプレミアム料を支払う。プレミアム料の設定には、ボラティリティという変動率が使用される。先物市場取引と相対取引がある。

<ボラティリティ>=Volatility。 為替レートの変動率の事で、過去のレートの変化をもとに統計的に算出される「ヒストリカル・ボラティリティ」と、市場参加者が予想する「インプライド・ボラティリティ」がある。通常、通貨オプション取引の際に参照されるのは後者だが、もちろん過去の変動率の大小は予想の根拠のひとつになる。 他には貿易収支のような重要な経済指標が大きく変化したり、政情不安がおきたりするとボラティリティは大きくなることが多い。ひとつ注意すべきは、変動率が高い、というのは決して為替レートが特定の方向にに向かいやすいということを意味しないことです。通常、通貨オプションの価格決定モデルは上下どちらの方向にも同じ程度の確率で変動することを前提とし、特定の方向の相場感は一切考慮に入っていません。 ボラティリティとは統計学でいう「標準偏差」のことで、データの散らばり具合をあらわす指標である。ヒストリカル・ボラティリティは 一連のヒストリカル価格、あるいは経過期間のレートの変化率の年率標準偏差です。将来のボラティリティの判断は、ヒストリカル・データを使うことでできます。オプション・マーケットは、オプション価格に内在する将来のボラティリティの判断を提供します。

<エキゾチック・オプション>=Exotic Option。 通常のプットやコールから進化した高度なタイプのオプション商品の総称。エキゾチックを「風変わりな」というような意味で用いている。行使条件が原資産レート以外だったり、付帯条件がついたり、また行使して得られる利益が複雑な式で定義されたりと、大まかに分類しても数十のタイプが開発されている。近年多く発行されたデュアル・カレンシー債券にはエキゾチック・オプションをその内部に含み、円高に向かった際のリスクを部分的に回避するタイプなどがある。

<ノックアウト(ノック・アウト・オプション)>=Knock Out。 これあは、オプション独自の用語で、 あるオプションを組んだ場合に、そのオプションの契約がある時点に為替レートが変動した場合にその権利を失うというもの。 通常は、この付帯契約をつけるとオプションで支払うプレミアム(オプション料)が安くなる。(例)現状1ドル123円レベルで、1ヶ月後のドル・コール・オプションの購入。 ストライク・プライス 122円として、 126円にノック・アウトをつけると、 その1ヶ月の間に一度でも、そのレベルを付けると、 122円でドルを買える権利が喪失するというもの。 1ヶ月後のエクスパイアリー(Expiry)に、 125円程度であれば、権利行使して122円のドル・ロングを作れるが、その期間中に一度でも126円に達しているとその場で権利を失うため、よくその前で防戦売りなどが出やすくなる。

<バリア・オプション>=Barrier Option。ノックアウト・オプションに加えノックイン・オプション(イン行使レートに達すると初めて権利が発生するタイプ)を総称する場合に用いられる用語である。

<トリガー>=上記のノック・アウト・オプションののストライク・プライスのこと。 つくと相場が大きく動くことが多いので、銃の引き金になぞられてこう呼ばれる。

<エクスパイアリー>=Expiry。 オプションの行使期限のこと。 ただし、設定した期間(期日=Matruity)までの間、 いつでも権利行使できるアメリカン・タイプと期日にしか行使できないヨーロピアン・タイプがある。

<アット・ザ・マネー>=オプション取引において、原資産と行使価格が等しい状態のこと、または、権利行使価格。

<アウト・オブ・ザ・マネー>=オプション行使しても利益にならない状態または、その権利行使価格をいう。アウト・オブ・ザ・マネーにおいてアット・ザ・マネーから非常に遠い状態をディープ・アウト・オブ・ザ・マネーいう。

<イン・ザ・マネー>=オプションを行使して利益になる状態または、その権利行使価格。

<アメリカン・タイプ・オプション>=オプション取引の開始日から取引最終日までの期間であれば、いつでも権利行使できるオプションのこと

<ヨーロピアン・タイプ・オプション>=満期日のみ権利行使できるオプション。

<タイム・バリュー>=Time Value。 オプション行使日までの時間にかかわる価値。プレミアムから本質的価値を控除した金額となる。行使日までの期間が長ければ長いほどプレミアムに内在する時間的価値は大きく、行使日に近づくに連れ時間的価値は減少し、行使日直前となると時間的価値は殆ど無くなり、本質的価値のみとなる。

<ガンマ>=Gamma。 オプションのリスク指標のひとつ。原資産レートの変化に対するデルタの値の変化率である。例えば、ガンマが4%というのは、ごく小さい範囲で原資産のレートが変化した場合、その変化分の約4%、デルタが変化することを意味している。ガンマの値が大きいときはデルタ・ヘッジによってデルタ・ニュートラルにしてあっても、原資産レートの変動により「ヘッジしすぎ」や「ヘッジが不足」、という状態になりる。ユニットオプションについては通常ガンマ値を提示することはあないが、常に提示されるデルタ値の変化を観察することで、ガンマの影響を把握することができる。通常行使レートの近辺でもっともガンマの値は大きくなり、イン・ザ・マネーおよびアウト・オブ・ザ・マネーになればなるほどガンマの値は小さくなり、オプション価格の変化が直線的(デルタがおよそ一定)になる。

<デルタ>=Delta。 オプションのリスク指標のひとつ。原資産レートの変化に対するオプション価格の変化率である。通常 -100% から +100%の間のパーセンテージであらわされる。デルタが60%というのは、原資産のレートがごく小さい範囲で変化するなら、オプション価格がその金額のおよそ60%変化することを意味している。たとえば、デルタ値+40%のオプションは市場レートが1円上昇する(円安に向かう)と、そのオプション価格が約0.4円増加する。 コールオプションのデルタ値は常に正の値をとります。すなわち市場レートの円安方向の変化がオプション価格の増大をもたらす。プットオプションのデルタ値は常に負の値で、市場が円高方向に向かうとオプション価値が増大する。どちらもアウト・オブ・ザ・マネーの状態ではゼロに近づく。

<セータ>=Theta。 満期までの残存時間減少によるオプション価格の変化幅の事。通常1日の単位時間減少に対して価格減少分(増加することがありません。)がプライシング・モデルから算出される。

<ベガ>=Vega。ボラティリティの感応度のこと。原資産のボラティリティの小さい変化に関するオプションの公正価値の変化の事。

<デルタ・ヘッジ>=原資産の価値変化と、オプションの価値変化を、デルタ値の合計がなるべく小さくなるようにして、総合で価値の変動を軽減しようとすること。オプションが、ポジションが対象となるオプションのデルタで釣り合いがとれたなら、デルタ・ヘッジされてると言う。例えば、コール・オプションのロングが額面$1,000,000でデルタが0.25だと、原資産を$250,000のショート・ポジションをとることでデルタ・ヘッジする事が出来る。すなわち、対象商品の価値の小さい変化のために、オプション・ポジションに起こる変化を等しく相殺することである。オプションのデルタは、原資産の価格、ボラティリティ、満期までの期間と金利の変化によって変化する。この結果、デルタ・ヘッジを頻繁に再評価することが要求される。これはデルタ・ニュートラル・ヘッジとして知られている。 金融機関がオプションを使用する場合には、まず先に、企業等と取引をしたオプションのポジションがあり、その市場リスクを管理するためにデルタヘッジを直物や先物為替にて行う。ガンマの値に示される通りデルタヘッジでは静的にニュートラルなポジションは作れないので、動的にデルタの変化分、ヘッジの為替を追加したり、ヘッジ為替をはずしたり(逆の為替取引でポジションを相殺する)する。一方、長期間でのヘッジ目的で、原資産の満期近くまで存続するオプションを購入する場合は、デルタの影響を考慮する必要は無い。原資産と同じ金額の想定元本を持ち、原資産の償還時に日本円にしたい為替レートの近辺の行使レートを持つプットオプションを選んで購入することで、十分なヘッジ効果が得られる。この方法は、すでに十分に為替含み差益が出ている原資産を持つ場合に有効である。現在の為替レートから、10円程度円安側の行使レートを持つプットオプションを利用すると、オプション代金中、本源的価値がゼロで、時間的価値のみになるため、安くヘッジをかけることができる。つまり為替差益を確定するわけである。ただし、オプション期間が原資産の満期より少しでも短ければ、オプション期間が終了したあとの為替レートの急変には無ヘッジ状態になるので、必要であれば適宜追加のオプションを購入する。 外貨預金や単純な外債のデルタ値は100%だが、条件付二重通貨債などは、為替レートの水準によっては急に価値変化が起こるため、デルタヘッジを考慮することが適当でなく、最終的な償還額や通貨を見極めて適切なヘッジとなるユニットオプションを購入することになる。

<ガンマ・トレーデイング>=オプションの満期に当り、 ストライク・プライスに近いところの上下で、最終的なガンマ値を調整するためにストライク・プライスより上昇すると売り、 下がると買うという取引。

<リスク・リバーサル・スプレッド>=RRは通貨オプションにおけるドルコールとドルプットのボラティリティの差を示す。このスプレッドがドルコール高もしくはドルプット高のどちらに傾いているかでマーケット参加者の相場観がドル高、ドル安のどちらを向いているかが表現され、スプレッドの大きさはその度合いの大きさを表す。過去データを振り返ると「1%のドルプット高」を中心にほぼ等間隔に分散しているが、これは、マーケットの需要がドルプットに偏りがちなことと、円上昇の速度は円下落の速度よりも速いという経験則等が原因と考えられ、そのRRのばらつきから「1%のドルコール高」と「3%のドルプット高」を一つの節目と考えることができる。

<窓>=相場の空白部分のことです。日足ならば前日の価格の範囲から大きく離れた価格水準が形成されると罫線(チャート)上空白部分が生じたり、何か急激な価格変動がおきたよな時に生じます。この空白部分が窓をあけたように見えることに由来しており、相場のポイントとして、認識されています。また、このように窓を空けるとそこがポイントになりますが、その窓の幅の部分の価格を再度形成することを「窓埋め」と言って、チャート上で、あいた窓を埋めに行くような値動きのことを指します。

<RSI>=RSIは相場の転換点を探るオシレーター系チャートの一つで、過去の値動きを元に「買われすぎ」「売られすぎ」の状態を指数化する。一般的に、30%以下は「売られすぎ」、70%以上は「買われすぎ」の状態を示すとされている。

<RSIとリスク・リバーサル・スプレッドの相関関係>=1993年以降のデータを調べてみると、RSIとRRが同時に「RSIが80%以上かつRRが1%以上のドルコール高」もしくは「RSIが20%以下かつRRが3%以上のドルプット高」という状態になったことは5回しかない。また非常に面白いことに、いずれの場合も一つの節目となるレートを達成した時に発生している。 具体的にこの現象が発生したのは、1995年9月にドルが上昇して二桁から再度100円台に乗せた時、1997年6月に127円台からドルが急落し110円台を示現した時、1998年10月に147円台から一気に111円台までドルが急落した時、1999年から2000年末まで長らく続いた100〜110円での膠着相場を脱してドル高が進み120円を抜けた時、そして、5回目が120円台前半のもみあいからドル高が進み、130円を突破した昨年12月末。昨年12月末以外の過去4回いずれの場合も、この現象が発生し節目となるレートを達成した後、それまでのドル高もしくはドル安トレンドは明らかに減速し、持ち合い相場へと変化しているというもの。

<オーバーシュート>=行き過ぎのこと。

<フィボナッチ・リトレースメント>=ある相場高値と安値をもとに、その調整幅をフィボナッチ数列から、算出する方法で、61.8%、 50%、 38.2%が良く使用されます。 これは、日本でいうと「3分の1戻し」「半値戻し」「3分の2戻し」と似ています。例)高値135.20、 安値126.80=61.8%が132.00、 50%が131円、 32.8%が129.55となります。

<フィボナッチ数列>=1202年イタリアのピサに生まれた数学者フィボナッチが発見した黄金比率のこと。最初の0に1を足し0+1=1 その答えを右に置き、さらに続けて右隣と足した和の数列です1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,610。。。。二つの連続する数字の合計は次の数に一致すると言う物。この数列の各々の項と、それに隣接する数の比率を求めると次第にある値(黄金比率1:1.61803・・・)に収斂していきます。

<エリオット波動理論>=R.N.エリオットによって確立され1939年にフィナンシャル・ワールド紙に連載記事として初めて発表されたものですが、前後が黄金分割比にある1・2・3・5・8・13・21というフィボナッチ係数というものを基礎としています。波動における基本は5波動の上昇・下落と3波動の上昇・下落の組み合わせでできています。上げ相場においては方向波(インパルスウェーブ)は5波動、修正波は3波動となり、下げ相場においては、その逆に下げの方向波動が5波動となります。エリオット波動は取り方が各自によって異なるという欠点があるといわれています。

<ピボット・ポイント>(Pivot)=ピボットとは旋回とか回転する軸の意味。要は、Dailyなどの前日の高値・安値・終値を使ってピボット・ポイント(前日の動向の中心値と考えても良い)を算出して、これを中心にある値幅を持った上下ののポイントを算出して機械的に買いポイント、売りポイント、損切りポイントを決定するテクニカル分析手法の1種で、主にトレンドのないレンジ相場時に有効活用できるが、最近はあまりマーケットで利用されているとの話は聞かない。

算出法方は

ピボット・ポイント=(前日高値+前日安値+前日終値)÷3

前日高値(H)ーピボット・ポイント(P)=D1
ピボット・ポイント(P)ー前日安値(L)=D2
前日高値(H)ー前日安値(L)     =D3

以上3つの値幅を利用して、

HBOP(Hight Break Out Point)=P+D2+D3
S2(Second Sell)=P+D3
S1(First Sell)=P+D2
Pivot Point
B1(First Buy)=P−D1
B2(Second Buy)=P−D3
LBOP(Low Break Out Point)=P−D1−D3

上記を算出の上、S1,S2で売り、B1、B2で買い、HBOPとLBOPでストップまたは、倍返しというのが一般的だが、これに前日高値・安値を含めて利用する方法もある。

<フラクタル理論>=「Fracture」と「Fraction」の合成語と言われており、日本語では自己相似と訳します。簡単にたとえますと親亀と子亀との関係のように、波の形が整数倍や黄金比倍に縮小されたり、拡大されたりして現れる事であります。

<メリマンサイクル理論>=現在あるサイクル理論の中では一番明確なものでレイモンド・メリマンによって発表されたものです。メリマンによれば、サイクルはサイクルボトムからサイクルボトムによって取るべきと定義されています。トップからボトム・トップからトップといった取り方はしません。次にサイクルは杓子定規にピッタリではなく、そのズレというべきオーブを認めます。またより大きなサイクルは小さなサイクルに影響を及ぼすとしています。

<ギャン理論>=W.D.Gannは20世紀前半に活躍した商品・株式のトレーダーであり、晩年になって彼がトレーディングに成功したルール、考え方を体系化したものがギャン理論である。ギャンを有名にしたのは投資の腕前のみならず、「1914年の第一次世界大戦を予測したこと」をはじめ「1929年のNYの大暴落をも1928年10月に予測していし(新聞発表していた)、1929年9月の暴落を示現を説いていた」「その底値をも正確に予測していた」ことである。特に彼の理論の中心は「価格と時間の均衡」にある。ギャン理論は「相場観測法」「予測法と建玉法」「運用ルール」に大別される。私が思うに下にも記述したが、ギャン理論を実践するのはとても忍耐力がいると思われるし、チャートの見方が決して簡潔であるわけでもない。しかし、「運用ルール」はわかりやすいので、相場をやるものにとっては是非参考にされたい。また、ギャンの基本的な数は「7」にある。神が定めたもうた「一週間」に由来するらしいが、この数にギャンは魅了されていたようだ。 これに対して一目理論は「9」を基本としている。ギャン理論の大きな柱は幾何学的に相似関係を見出す「フラクタル(自己相似)」と、価格と時間のリズムを読み取るタイム・サイクルのふたつからなっている。ギャン・アングルとカージナル・スクエアはこの理論の核ともいえるだろう。ギャンの理論は28あり、ここでは表記しない。

<IMM>=国際金融先物市場のこと。 通常CMEの通貨先物取引所をさす。

<ヘッジファンド>= 市場動向に関係なく絶対的なリターンを追求し成功報酬をもらう私募形式のオフショアファンド。LTCM、タイガーファンドなどグローバル・マクロと呼ばれる運用手法のファンドが破綻したことは有名だが、マーケットニュートラルなど比較的ローリスクポジションのファンドも多い。 名前の由来は、元来市場では、買いから入ることが多いが、ヘッジ・ファンドは、売りから(ヘッジ)先に入ることが多いためだと思われる。 本来的に買い方が多い市場の歪みを、 先物、オプション等を使って、 少ない資金で大量の取引を行うレバレッジ・トレディングが主流。

<日柄調整>=日にち(時間的)調整を経なければならない。 株式用語。

<逆張り>=市場の人気に逆らって相場が高いときに売り、相場環境が悪く値下りしているときに買うこと。反対に、相場の上昇に従って上値を買っていったり、相場の下げに従って下値を売っていくことを<順張り>という。

<前張り>=何か大きな指標などが出る前に、「良い結果」や「悪い結果」が出ることは予想して、事前にポジションを取ること。逆に指標の結果が出てから、その方向のポジションを取ることを<後張り>という。最近では、これを張るAVギャルはいない。

<なんぴん>=自分が既に持っているポジションが、アゲインストに行った場合に、同方向のポジションを最初に作った価格より、良いレートで再度増額し、 相対的ポジションコストを引き下げようとすること。

<為替介入>= 為替相場をドル高に無理矢理持っていくために、「為替レートの安定維持」という名目をつけて、無理矢理財務省が日銀に命じて、自国や他国の外為市場で、円を売らせること。 日銀は、ほんとうはやりたくならしい。 (だって、はじまると残業が増えるんだもん)
参照:日本銀行ホーム・ページ

<協調介入>=為替相場を安定させるという名目で、財務省が市場介入を行ったが、ぜんぜん効果が上がらない時に、海外の中央銀行に、財務省や日銀の担当者が土下座して、お願いして市場で円を売ってもらうこと。 この場合は、案外効果がある。

<GMT>=グリニッジ標準時。 グリニッジ時間に9時間プラスすると東京時間に。

<時価会計>= 企業が保有する株式やデリバティブ(金融派生商品)などの金融商品について、取得時の価格と決算期末の時価が変動していた場合、その差額を損益計算書やバランスシート(貸借対照表)に計上して、決算書に反映させることをいう。2000年4月1日以後開始する事業年度から適用される。持ち合い株式などの「その他有価証券」は、2002年3月期から評価の対象となる。

<キャッシュフロー>= 税引き後利益から配当金と役員賞与を引いて減価償却費を加えたもの。

<資産デフレ>= 資産の価格がそろって下落する現象で、資産価格が実勢以上に上昇する「バブル」の後に起こりやすい。企業が金融機関から融資を受ける際に株式や土地が担保となっている場合、その価格が大幅に下がれば担保不足、融資債権の不良資産化といった問題が起こり、信用不安などに波及する恐れもある。また、個人消費が減退する逆資産効果も表れてくる。 これが、度を過ぎると「コスフレ」という。

<ディマンドプルインフレ>= インフレーションの状態の一つで、需要の伸びが供給に追いつかなくなり起こる物価上昇をいう。

<デフレーション>= インフレーションとは逆に、物価水準が持続的に下落すること。モノを買う力が相対的に弱くなって経済が停滞してしまう状態。

<デフレスパイラル>= 消費の落込み→企業の業績悪化→所得の減少→更なる消費の落込み→……というような、いわゆる「負の連鎖」。

<需給ギャップ>= 供給能力と現実の需要の差のこと。政府は、公共事業などでの需要面での対策には限界があることから、雇用、設備、債務の「3つの過剰」を抱えた供給側・企業の構造改革を進めることを目指している。

<日銀短観>= 正式名称は「主要企業短期経済観測」。日本銀行が企業の動向を把握するために実施する企業調査であり、注目される経済指標の一つ。

<一致指数>= 景気動向指数(ディフュージョン・インデックスDI)一致系列の指数。一致系列には生産指数(鉱工業)、稼働率指数(製造業)、百貨店販売額、営業利益(全産業)、有効求人倍率(除学卒)など11系列ある。50%は景気の転換点を示す。

<先行指数>= 景気動向指数(ディフュージョン・インデックスDI)、先行系列の指数。先行系列には最終需要材在庫率指数「逆サイクル」、実質機械受注(船舶・電力を除く民需)、マネーサプライ(M2+CD)など11系列ある。景気動向の予測に利用。

<遅行指数>=景気動向指数(ディフュージョン・インデックスDI)遅行系列の指数。遅行系列には最終需要在庫指数、原材料在庫指数(製造業)、常用雇用指数(製造業)、実質法人企業設備投資(全産業)、家計消費支出(全国勤労者世帯、名目)、法人税収入、完全失業率[逆サイクル]など8系列ある。景気の転換点や局面の確認に利用。

<購買力平価説>= 同じ商品は世界中どこでも同じ値段であるはずであるという考え方を基に、為替レートの長期的な動きを説明する代表的な理論。購買力平価PPP=日本のインフレ率−米国のインフレ率で示される。

<ストック調整>= 企業の生産設備や在庫、家計の耐久消費財などの総量(ストック)を適正な水準に修正していくこと。景気が拡大から後退に転じる仮定で期待していたほど需要や所得が伸びなくなりストックが過剰になって、調整が始まる。

<在庫循環>= 在庫投資の循環的変動をいう。生産と需要の動きを示し、景気変動に極めて密接な関係がある。 後ろ向きの在庫投資(意図せざる在庫増)→在庫調整局面(景気後退期)→在庫調整の最終局面(景気回復初期)→前向きの在庫投資(意図した在庫増)。

<赤字国債>= 国債の発行根拠法のうち、特例公債法に基づいて発行される国債。特例国債とも言う。建設国債の発行だけでは歳入が不足する場合に資金を捻出することを目的として発行される。

<一般会計>= わが国の予算のうち、国や地方公共団体の通常の歳入・歳出をまとめたもので、予算の中心となっている。 →特別会計

<プライマリーバランス>=国家予算のうち、 国債費を除く歳出と国債発行を除く歳入の差。 純粋の赤字額。 2001年度で、日本の場合、対GDP比6%の赤字。

<インフレーション> 一般的な意味は物価水準が持続的に上昇すること。発生の原因の違いにより様々な種類がある。@紙幣−、A信用−、B為替−、C賃金−、Dコスト−、E需要−、F輸入−など。

<スタグフレーション>= 経済活動が停滞しているにもかかわらず、インフレが続く状態。スタグネーション(停滞)とインフレーションの合成語。

<期待インフレ率>= 将来のインフレ率の予想。「中長期的には名目金利は実質金利と期待インフレ率の和に等しい」(フィッシャー式)によれば、名目金利が低くても期待インフレ率が低ければ実質金利は高くなる。

<過剰流動性>= 金余りのこと。過剰流動性の度合いはマーシャルのk(マネーサプライ/名目GDP)で観察される。日本では70年代以降、過去2回(狂乱物価期、バブル期)の過剰流動性が発生している。今回の量的金融緩和は日銀が意図した過剰流動性。

<バブル>=泡のこと。

<為替インフレ>= 国際収支の支払超過が異常に増えて為替相場が暴落し、輸入品の価格が暴騰して国内物価に波及する状態。更に海外への資本逃避と為替投機のため為替相場の下落と国内物価水準の騰貴が悪循環する。

<円高不況>= 円高になると、輸出の価格競争力が低下し、また円ベースでの手取りも減少することによって、デフレ効果が働くために起こる景気後退。

<ゲタ>= 経済成長率や物価の年度上昇率を比較する場合に使用される概念。経済指標の当期期末値の当期期中平均値に対する伸び率のこと。 (当期期末値−当期期中平均値)/当期期中平均値×100。 例えば、実質GDPで当期期末値が当期期中平均値より高い場合、当式で計算した結果が3.4%とすると翌年度の第1四半期がゼロであっても、通年の成長率は3.4%となることをいう

<額面>=Nomitional Amount=債券の券面上に記載されている10万円、100万円といった金額のこと

<乖離率>=一般に転換社債の価格は、必ずしもパリティ価格通りにはなりません。転換社債の価格が、パリティからどの程度はなれているかを示す数字のこと。

<イールドカーブ >=債券の利回りと残存年限の関係を表わす曲線のこと。横軸に償還までの期間(残存年限)、縦軸に利回りをとり、年限ごとの利回り(イールド)をプロットしたとき、そのプロットした点を結んでできる曲線(カーブ)のことをいい、利回り曲線という。

<順イールド>= 債券の利回り曲線で、残存年限が短いほど利回りが低い状態にあること。 (通常金利の先高感が強い場合かパラレルな状況)→イールドカーブ、逆イールド(金利の先安感が強い状況)

<アキュムレーション>=債券を額面金額と比べて安い価額で取得すると、償還時にその差額が利益となる。その際に利益を一度に計上しないで、所有期間に応じて帳簿価額の増額を行うこと。

<買いオペレーション>= (買いオペ) 日銀の公開市場操作。日銀が一般の金融機関から弾力的に有価証券・手形などを買い、金融市場に資金を供給する。 反対派、売りオペ。

<マネーサプライ>=貨幣供給量・通貨供給量のこと。金融機関以外の民間部門が保有する通貨(現金と預金)の合計残高で表される。その示す中身によってM1、M2といった表示をされる場合もある。ちなみに、M1=現金通貨+要求払い預金、M2=M1+準通貨、M2+CD=M2+CD(譲渡性預金)、M3=M2に郵便局、農協、信用組合、労働金庫などの預貯金と金銭信託、貸付信託の元本を加えたもの、M3+CD=M3+CD(譲渡性預金)となる。

<キチンの波>= 景気循環の波の中で、企業の在庫投資に起因する波。(通常3〜4年周期) 。家では、夫がたまに、酔って帰ってきた時に、何かないかと冷蔵庫をチェックすると、 何日も置きっぱなしの惣菜を見つけて、女房を叩き起こして夫婦喧嘩になること。 大体帰り打ちに会う=キッチンの波

<機関投資家>= Institutional Investorの略。一般的には、保険会社、年金基金、投資信託、銀行等金融機関も含めて用いられる。言うことを聞かんことでは有名。

<格付会社 >=スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス社(Moody’s)、格付投資情報センター(R&I)、日本格付研究所(JCR)など。 格付けには、発行体格付けや債券格付けなどがある。

<卸売物価指数(PPI)>= 企業間での取引や貿易取引における商品の価格変動を表わす指標。

<アセットアロケーション>=リスクを回避しつつ安定したリターンを 得るための「資産配分」のことです。

<期間>=債券市場やマネーマーケットでは、 短期=1年未満。 中期=一年から5年まで。 長期=5年から10年。 超長期=10年以上をさす。 為替市場では、一般的に(定義はないが、 短期=1秒から1週間。 中期=一週間から3ヶ月位。 長期=3ヶ月から1年。とみれば良いか? それ以上、 先の話をするとみんなから笑われる。

<短期金利>= 短期金融市場での取引レートのこと。代表的なものは、無担保コール翌日物(インターバンク市場)、CD3ヶ月物レート(オープン市場)などがある。

<短期プライムレート>= 民間金融機関の返済期間1年未満の標準となる短期貸出金利で、信用のある企業に対する最優遇貸出金利をいう。金利改定は各金融機関により頻繁に行われる。

<長期金利>= 代表的なもので、10年国債利回り。

<長期プライムレート>= 長期貸出金利で、長期貸出の最優遇金利と機能していたが、実質的には長プラ以下のレートによる貸出も増え、基準金利としての機能は低下している。金利改定は長期信用銀行の5年物利付金融債の表面利率プラス0.9%となる。(または信託銀行5年物貸付信託の予想配当率プラス0.88%)

<相場格言>=当たると言われている相場に関することわざ。 いろいろ品揃えが多く、一つの格言が外れた時には、ちゃんとその他のそれを補う格言が用意されている。そのため多分いろいろなケースで該当すると思われるが、まるで手品のように、いろいろ出て来るので、手品の前には種明かしが成されない。

<名目金利と実質金利>=http://www3.coo.net/~mstk/newpage6.htm こちら参照。

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相場格言(本当に当たるんですか?)

<早起きは、30銭の得>=NYでドル円が安値・高値をつけたような日に、NY午後3時以降クロージング近辺または、東京オープン前のに安いところを買っておくとか、高いところを売っておくと東京で反対売買がはいり易く、軽く30銭くらいはすぐ抜けるというもの。当然毎回当たる訳ではないが、 東京勢が寝ている間が勝負。

<損して、得取れ>=為替の世界でこの言葉は絶対はずれ。 損は損、得は得。 

<相場に逆らうな>=自分では、理解できない上昇であったり、下降であっても現状の流れを重視しろということ。 もし、 納得が行かないければ、 何もしないほうが良い。

<市場は時にして、見誤まう>=指標の出た直後など、 実際はその通貨に悪い材料であっても、買われてしまったりすることがある。 しかしながら、 後になって「やはり、 その材料は悪い材料」だと認識されその通貨が売り込まれたりするが、結局は、全体のポジションの流れの中にいるはずである。 この言葉の前提にある「正しい方向」というものが本来誰にも判るはずもなく、この言葉を発した人間こそ何か見誤まっており、その驕りこそが彼を破滅に導くのである。「相場は、そのある相場の通りである」と私は信ずる。  

<相場は、常に間違える>=ソロスちゃん。。。。。。。。だいまんは、常に相場に騙される。。。。。

<分からない時は、何もするな>=自分のイメージの沸かないときに中途半端なポジションを取るなということ。人の薦めやリポートに乗ってポジションを取って、当たることもあるだろうが、負けた時には、後悔が残る。また、こう言う悪い失敗は後を引くことが多く、自分の相場感のリズムを崩し易く、良い影響を残さない。

<ビッグ・プレイヤーは必ず死ぬ>=このブラック・ホールのような為替市場。 過去に名を馳せたビッグ・プレイヤーはみんなマーケットから消えていった。 株式投資でも有名だった阪和興行、 輸出企業では、シャープ、 保険では日本団体生命、 海外の中央銀行では、バンク・ネガラ、 また数々の米系ファンド、 特には、オプションを開発したブラック・ショールズ率いるLTCMなどなど。。。。みんな、「自分達でマーケットを動かせる」と過信した時に、 ほんとうの奈落の底へと落とされ、 飲み込まれた。 過去の有名なディーラーサンたちも、今はどこに行っちゃったのでしょう? 坂本軍治さーん、 チャーリー中山さーん、 大倉さーん。。。。。相場のプロ中のプロも死んでゆくこの世界。油断禁物ということは常に念頭に置くべし。

<ナンピンは、1度だけにしろ>=一度取ったポジションがアゲインストになる。 苦し紛れに下値でナンピンするが、更に下げを加速するなんてことが多くあるが、私がお薦めするのは、まず第一に、ナンピンのタイミングが難しい。 ナンピンは慎重にすべし。第二に、本来自分がもうこれ以上行かないと思うからナンピンするのであって、そのレベルよりさらに悪化するということは、自分の見方が誤っているということ。だから、1回のナンピンで、目の出ないポジションは切るべし。 切って再度仕切り直すべし。

<行動は3つ、 買うか、売るか、 何もしないかだ>=相場に、はまってくると、常にポジションを持っていないと落ち着かない。そうして、何気なくポジションを取ってしまって大やられなんて、ことは案外多い。 待つのも相場。 これは肝に命じるべし。

<まだは、もうなり。 もうはまだなり>=なんか、女とベッドに入っているような気分ですが、 こんなこと言ってたらいつまでも、 ポジション取れないじゃん。

<悪材料に反応しない時は、相場は強いと知れ>=相場に悪いニュースが出ても、相場が下げない。 または、逆に上昇なんて時には、順張りで行っても良いくらい強いと考えましょう。

<押目買いに、押目無し。噴き値売りに噴き値無し>=相場の流れは、魔か不思議。 トレンドが出てきたら、それは、みんなも知るところ。 自分がポジションを取りたい所までなかなか来ない。待って、待ってもう駄目だという時に最後の安値売りの高値つかみになり易い。トレンドが固まったと信じるなら、レベル感よりもみ合ったところでポジション取りを薦める。自分が待ってるレベルでは、みんなが待ってることを知るべし。(”おしめ”なんかしちゃって、あんたも好きね)

<名人、天井売らず底買わず>=名人は臆病だが、反応は良い。だから、動き出してから買うので、底値は買えない。名人は臆病なので、いつも手前で売ってしまう。それを指摘された時に、この言い訳を使う。

<強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福のうちに消えて行く>=どうしようもないどん底が買場で、ずーと上がらない。そうすると突然上がりだし、利食った後もっと上昇する。そうして、後悔してまた買うと、下がり始める。

<相場師は孤独を愛す>=相場師は、結局みんなと違うことを言うので、みんなから相手にされない。それで、必然的にひとりぼっちになる。でも、それが1回大当たりすると、みんなからちやほやされて、相場師ではなくなる。だって、どうせ大当たりなんて、人生に1回くらいしかないんだから。

<介入(当局)を期待して買うな>=介入とは、当局の恣意的判断によることが多い。 そのため、当局に期待して行動するのではなく、当局の動きを予測して行動すべし。

<誰も買えない時に買え。 誰も売れない時に売れ>=訳もわからなく急騰、急落することがある。 そんな時には、自分も怖いが、みんなも怖い。「みんなが怖い」と手が出ない時こそ、ほんとうのチャンス。怖い時は、自分を考えず、人を見よ。買いたい、売りたいと必ず待っている人がいる。彼らは、止まってから動いてくる。その時はもう遅い。こう言う時にポジションを取った場合、 私のケースなら8割は当たる。後の2割は運が悪かったと諦めよう。

<毎日売ったり買ったりすることの正当性を説明することは誰にもできない (リバモア)>=「常に取引していたいという欲求は手痛い打撃を与えると思う。 相場を静観するということなど思いもしなかった」

<おれにとっては向こう数週間の予測のほうが、すでに過ぎ去った過去1週間の分析よりよほど重要なのだ。(リバモア)>= だいまんにとっては、昨日の動きより、今の5分先の動きのほうが重要なのだ。

<噂で買って、結果で売れ>=噂の内に、上がりそうならみんなについて買って、みんなが売る前に売れ。

<いかりん、怒る>=普段冷静な、 いかりんさんがさじを投げ出すような相場状態。

<織り込み済み>=これは、材料が出たのに相場が動かないとか、逆にその材料と反対の方向に動くときに、新聞社が理由をつけられないので、仕方なく使用する言葉。

<美人コンテスト>=「相場が美人コンテストに似ている」とは、良く言ったもんで、 自分の好みじゃなくて、みんなが選ぶ人を予想しなさいってことですが、 為替市場では、時には、偉いブスでも優勝しちゃうんですね。 1995年の超円高の時なんて、あれは予想外の結果だった?と言うわけで、いろいろな経済指標や、チャートの分析方法やテクニックもみんなが参考に多く使用しているもに注目すべきで、誰も見ていないものを参考にしてディーリングしてもその効果は薄いと思います。 特に最近では、ピボットなんていうのは、あまりみさんさん参考にしてないようで、無視しても良いようですね。 

<相場のパワーは転換点において特に大きい>=相場相場の節目においては、相場の先高、先安感が交錯して、新規のポジションやストップ・ロス、 またはオプションのストライク・プライスの設定等があって出来高を伴ってその節目を付けに行きやすい。 ただし、だからと言って、 そこを必ず破ってゆくとは考えない方が良い。 特に、 売りトレンドのケースに散見されやすいが、そのパワーに負けて突っ込み売りしやすい。 相場の転換点においては飽くまで冷静に対応したい。 クリアに破れば、スピードは早い。 ただし、 転換点であるが故に、 それを確認してからポジションを取っても遅くはないはずである。

<チャートの騙しに気をつけろ>=時に、チャート上納得の行かない動きが出て、よく「チャートの騙し腺」として、一笑に臥されることが多いが、それは自分の罫線の引き方が誤りであることを知れ。

<直感を信じろ>=それが自分培ってきたものなら、自分を信じることにより、大きな利益を与えるであろう。

<相場は、相場に聞け>=ほんと、 「あいばさん」教えてくれるなら、教えて欲しい。

<昨日の相場を解説できるのは三流ディーラー。明日の相場を予測・説明できるのは二流ディーラー。明日の相場が雨だと予想したときに、さっと傘を差し出せるのが一流ディーラー。そうして、超一流は相場を動かせるディーラーをいう>=昨日の相場も当てられない「だいまん」は、元四流ディーラー。

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だいまん風デイ取れ(日ばかり取引)の手引き

 デイトレは、通常企業や個人の取引では、あまり盛んではない。理由は当然、何度も取引をすることに対するコストの問題があるし、通常為替市場にそんなに近くない?そう言った人々が取引を常にチェックしていなければならないデイトレにはなじまないからだろう。しかし、デイトレの良さは、リスクが少ないということ。ちゃんとルールを作って守ってやれば確実な利益ができるということも言えます。失敗しても一日で取り戻すこともあるし、結局ツーペイでも、やったことは、その後の展開にプラスになります。私の場合は、ポジションを取っていた頃でもほとんどがデイトレに終始していました。最高で一日に30−40トレード(売り買い込み)なんてこともありました。兎に角気の早い私は、益が乗ったら直ぐ処理するタイプでしたので、持ってもO/N、でも翌日は処理しちゃう。一旦処理しても、「また、買えばいいや!」ぐらいでしたから、何がデイトレかわかんないけど。まあ、銀行ということで、いろいろ内規があったもんで、(実は、ストップ・ロスの規定が1円しかなかったので)必然的に商いを繰り返す羽目になっていたわけでした。そこで、私の経験からちょっとした、デイトレのアドバイス。。。。。ただし、すべて100%はありませんので、ひとつの参考として認識してください。

@ルールを決めよう

 私の場合は、まず兎に角銀行の内規がありましたので、これは絶対的。 破ったらいくら儲けていても、「即くび」ですので、自分なりのルールを作って、ルールは絶対守りましょう。これは、個人にも言えることだと思います。

 私の場合 :

 Daily Position枠=最大3百万ドル。 O/N持ち越し枠=最大1百万ドル。 ストップ・ロス・リミット=1円ただし、これは内規によるMaxであり、個人的に自分の中で、30銭程度で設定。 プロフィット・テイク=臨機応変だが、30銭から1円程度。取引回数制限なし。 一回の取引金額=ポジションの枠内(ただし、一気に全ての枠を使用することは無し。個人的に1本でやってました)。 取引時間基準=当日の朝から午後3時半で一旦上の限定で仕切り。 午後3時半から、帰宅時までで、再び上の上限で仕切り。ただし、帰宅後ポジションを持ち越す場合は、必ずストップ・ロスを置いておく。毎日の損益計算は、持ち越しポジションも3時半の終値で評価して、損益計算書に含めて上司に報告。3時半以降の取引は、翌日の損益計算書に反映。しかも、在宅取引可なんてやり方でしたが、今はこうは行かないでしょう。

 個人のみなさんにアドバイスするなら、

Daily Position :10万ドル(当然、個人の枠で設定。証拠金枠の1/3程度が望ましい) 
取引時間は、朝からNYクローズまで。 
1回の取引金額5万ドル(ナンピン用に)または、10万ドルのどちらか。=ナンピンは1回のみ。 
原則O/Nは持ち越さないか、または少なくとも週末はカット。
取引回数は、個人の事情(どれだけ、自由な時間があるか)によって決定=ただ、取引コストもありますので、最高でも1−2回のポジションメイキングに押さえた方が良いでしょう。
ストップ・ロス=これは、だいたい1日の動きとして過去6ヶ月平均で(アジア・オープンから、NYクローズで)1円12銭程度。また、東京市場だけで、1円以上動くことは稀ですが、個人の場合は取引コストが高く、あまり細かく繰り返してもコストばかりかかって、利益が残らないケースがありますので、下にあるようにプロフィット・テイクのレベルとの兼ね合いですが、細かくするなら30銭から50銭ぐらいが適当、 また、持ち越しても良いと考えるなら、過去6ヶ月の一日の平均変動幅である、 1。12銭以上が適当かと思いますが、随時自分にあったレベルに修正していくことを薦めます。また、自分の取ったポジションのプライスを基準に算出するのではなく、あくまでもテクニカル的なポイントで考慮してください。

プロフィット・テイク=50銭から1円程度。または、随時。 これは、ストップ・ロスとのからみがありますが、持論としては、50銭儲けるために、1円損するのは馬鹿みたいなことで、リスクに応じたリターンに設定すべきです。

それから、何も個人のかたが毎日やる必要はないので、「今日は、こうだ!」なんて、イメージの沸いた日だけやるとか、何か大きな指標発表があるというような日だけやるということも良いと思います。また、O/Nではなく、仮に1週間なら1週間と設定して、それに応じたルールを決定して行うことも良いでしょう。

とにかく、インターバンクのディーラーになったつもりで、自分で作ったルールを必ず守ってゆくことをお勧めします。 ルール違反したら、奥さんから、「即、為替取引き中止」を言い渡されるつもりで。。。。。。

A情報を集めよう

 チャートを見よう。

 ニュースのチェック。前日にどんなニュースがあってどう動いたかチェック。

 だいまんのDaily予想を見よう。(本気にしないで)

 他の人々のDaily予想を見よう。(参考までに)

 また、チャートを見よう。 そして、昨日の高値、安値、チャート上のサポート・ライン、レジスタンス・ラインを確認。他のMoving AverageやRSIなどもチェックして、自分なりの一日のレンジを設定しよう。その際、大きなオーダーがどの辺にあるかも確認して、ストップ・ロスやプロフィット・テイクするポイント決定の参考にしよう。ただし、私は、あまりRSIや移動平均は経験上あまり参考にしておりません。

<チャートを見る理由>=偏に、 これは、「みんなが見てるから」です。 まあ、過去の値動きを全て暗記している人も少ないとは思いますが、一つのヒストリーですので、どこでどんな感じの動きがあったかは見ておく必要があります。 また、 みんなが、チャートを見て利食いやストップ・ロスのレベルを決定しますので、そういうポイントでは、必ず何かの動きがあります。 これは美人コンテストの理論とも似たものがあります。それから、チャートにトレンド・ラインを書くような場合にも、自分の想定ラインからはずれたり、理解できない動きがあった場合は、全て書き直してみることをお薦めします。自分のラインニングが間違っているケースもあります。

 自分のレンジの設定を他の人の予想と照らし合わせて、再確認。 

 戦略を決定しよう。 売りなのか、買いなのか。または、何もしないほうがよいのか?

 同時の動きのイメージを組みたてて、買場、売り場を決定しながら同時にポジションを取った場合の、ストップ・ロス・レベル、 プロフィット・テイク・レベルを作ろう。

 Bポジションを取ろう!

 私の場合は、ほとんどが成り行きオーダーでしたが、個人の方には、一概には言えませんが、レンジ設定と戦略、ストップ・ロスは最低決定して、ポジションを取れなくても仕方ないくらいの気持ちで、指値オーダーにする方が良いと思います。逆にストップ・ロスを決定してから、ポジションを取るレベルを決定することも一考に値すると思います。ただし、自分の予想が100%当たる確信のある人は除いて、臨機応変な対応をこころがけてください。それから、相場の重要なポイントというのは、誰もが知っていますので、5−10銭はインサイドにオーダーするように心がけてください。

 Cポジションを取ったら。

 直ぐストップ・ロスのレベルを決定して、指値をしておきましょう。ただし、サポート・ラインや、 レジスタンス・ラインに当たる所はパワーが強くなりオーバーシュートするケースがありますので、そういう場所に設定する時は、10銭から20銭アウト・サイドに置きましょう。こういう場所では、5−10銭では、ついてすぐ反発なんてことが良くありますので。 一瞬先は闇ですから。

 後は寝て待て     →何ていうはずないでしょう!

 値動きを細かくチェックしましょう。 そうして、値動きのパワーを読み取りましょう。じーっと見ているとどこにオファーがあって、どこにビッドがあるか見えてくるはず。

 突発的ないニュースに注意。 また、急なレートの乱高下があれば理由をチェック。

 後は、勘頼み     →これは、ほんとう! 自分の直感を信じましょう。

 値動きの時間的波動も考慮しましょう。 時間的に目の出ないポジションをいつまで持っていてもリスクを増大させるだけですから。

 希望的観測は捨てましょう。 向かってる方向に向かってると信じることができなければ、ポジションをとらないほうが良いと思います。

 いらいらする時は、コーヒーブレイクも時には必要。 でも、席を立つ場合には、ちゃっとストップ・ロスのオーダーが出されているか?プロフィット・テイクのオーダーを出して置いたほうが良いのか、確認してください。

 Dプロフィット・テイク

 ストップ・ロスと異なり、プロフィット・テイクする場合は、自分が常にその場にいられるなら、成り行き注文で処理することを薦めます。という一番の大きな理由は、自分のターゲットが、つきそうで、つかないような場合に、その場所ではみんなが狙っているというようなケースが多いのと、突発的ニュースで相場が急変動したりして、5−10銭届かないために利益を失ったり、その結果逆に損を出してしまうようなケースが多いからです。それから、そういう失敗は、後悔を残し後々に悪影響を残す可能性が高いのです。こういうバイオリズムの喪失は、自分のペースや相場観を著しく崩すケースが多く、こういう「はまってしまう」状態を避けるためにも、利食いは確実に行いたいです。

また、利食いのポイントとしては、過去のデータでワールド・ワイドでのHigh・Lowで見ると、 過去259営業日(2001.3.1−2002.2.28)の一日の平均値幅変動は、1.12です。
これを基準に、 
0。00−0.56の変動= 14日= 5.41%
0.57−1.12の変動=155日=59.85%
1.13−1.69の変動= 62日=23.94%
1.70−2.25の変動= 18日= 6.95%
2.25以上の変動   = 10日= 3.85%

ということは、確立的に日ばかりの利食いは、0.57−1.12の幅でするのが一番可能性が高いということになります。これは、自分が取ったポジションの位置との兼ね合いですが、取ったポイントがその時点の高安値近辺であると思えるなら、1.12に近い方、 あまりその時点の高安値に近くないようなら、0.57程度で考えるのも一考です。 また、ストップ・ロスもこれを参考に決めるのが良いですが、各自のスタイルで調整してください。 ただ、不測の事態としてのストップ・ロスという認識(特に、O/Nで夜間や自分でチェックできないような時には)では1.70−2.25ぐらいが良いと思います。まあ、これも幅を取ってますので中途半ぱですが、ひとつの目安として見てください。

 E次ぎのポジションを取ろう

 プロフィット・テイク完了 → 次ぎのポジション・テイク

 ストップ・ロスがついた → 次ぎのポジション・テイク

 一日の動きに関して言えば、値動きからして、Box的になりやすので、基本的にには、逆張り相場ですが、何も無理やりポジション・メイクする必要はなく、当然ポイントに来たら取るくらいの気持ちで良いと思います。また、上記にありますように、人間のバイオリズムというのは非常に重要で、為替のトレーディングにも人間の心理状態が強く反映されております。 ですから、どちらかというと、 損を出すと取り返そう、取り返そうという深みにはまり易く、損した日は、「またチャンスがあるさ」ぐらいの気持ちで、その日はもうポジションを取るのは止めてください。逆に当たっている時は、その感覚をフルに使用して利益を伸ばす方向で行くべきだと思います。

 F一日の損益をちゃんと計算して把握しましょう。

 中途半端にしてはいけません。 これはとても大事なことです。 損益管理がちゃんとしていないと、会社でも倒産します。また、一日の相場の流れや、自分の取った行動の反省にもなります(ストップ・ロス・レベルやプロフィット・レベルの改定等)。明日からのディーリングのためにも必ず実行してください。

以上、だいたいのところまで。

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