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脳内探訪(略して「の〜たん」)    
 このコーナーは、「心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつづる」コーナーです。ここまで変な脳は世界的にも珍しいのではないかと思われる、作者の脳の中を探訪する、そういう意味のタイトルをつけました。
 こちらのコーナーは、「地球支店」でやっていきます。
 

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 ここでは、「脳内探訪」の記事の中から、面白いと思うものをピックアップしています。あくまでも筆者の選定ですので、面白いと思うかどうかは見る人によってちがうかもしれません。

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年月日 タイトル 概   要 おすすめ度
2000.2.14 クリスマスとバレンタイン クリスマスとバレンタインの意外な関係 *****
2000.3.6 中継信号の恐怖 鉄道の中継信号の盲点 *****
2000.4.2 黄色信号で止まれない 交差点の直前で信号が黄色になると *****
2001.3.9 脱ダム宣言 田中知事の脱コンクリートダムの真意は? ****

・その1−クリスマスとバレンタイン−2000年2月14日

 さて、今日はちょっと変わった話をしてみたい。
 この話は本当はクリスマス・イブのときに書こうと思ったのだが、次のイブまでが長いので、ここで書くことにした。
 クリスマスが近づくと、若い男女は落ち着かなくなる。彼氏、彼女がいる人は、今年のクリスマスはどうやって過ごそうかと思いをはせ、シングルの人は、クリスマスを一緒に過ごす人を見つけなければと、ある意味で期待を込め、ある意味であせって時を過ごす。そうして、首尾良くことが運べば、クリスマスのロマンチックな夜を、愛する人と過ごすことになるのである。
 クリスマスは、キリストの生まれた日(実際はそうではないらしいが)とされている。私は、生まれてこのかた、愛する人と過ごすなんて幸せなクリスマスを過ごしたことがないので、そういう人たちをひがんだ目で見てしまう。そんなもんだから、ちょっとひねくれて、
「クリスマスはキリストの生まれた日なんだから、キリストになぞらえて愛を交わすのなら、クリスマスの十月十日前にするのが本当なんじゃない?」なんて思ってしまったのだ。
 さて、クリスマスの十月十日前って、いったいいつなんだろうか。12月24日の10ヶ月前は
 12−10で2月
24日の10日前は、
 24−10で14日
・・・・ということは、
 そうなんです。2月14日になってしまうんですねぇ。
 つまり、2月14日というのは、・・・・・これ以上言うとキリスト教の人に怒られそうだからやめますが、これに気づいたとき、キリスト教ってのは良くできてるなぁ、と思ったのである。

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・その2−中継信号の恐怖−2000年3月6日

 きょうは、ちょっと変わった話をしてみたい。
 電車運転のシミュレーションゲーム「電車でGO!」というのが、人気になってしばらくたつ。私も、このゲームにはハマったのだが、このゲームをやりだしてから、実際の鉄道にも関心を持つようになった。
 最近では、電車に乗ると、鉄道の信号機とか、標識とかに関心を持って外を眺めるのだが、そんな中で、ちょっと気になることに気がついた。
 鉄道の信号機には、普通の信号機のほかに、中継信号というのがある。この中継信号というのは、カーブなどで本体の信号機が見えにくいときに、本体の信号機の表示内容(「現示」という)を予告するもので、本体の信号機が青ならランプが縦に、赤なら横につく。
 さて、この中継信号なのだが、本体の信号機と同じ内容を表示するので、ちょっと恐いことが起きてしまう。
 鉄道の信号は、前に電車がいるときは、前の電車が安全なところまで遠ざかるまで赤信号を表示して、電車同士が追突しないようにしている。このため、青信号の場所を電車が通過したら、その信号はすぐ赤に変わる。だから、電車の窓から信号機が見えるとき、電車の先頭は信号機の場所を過ぎているから、信号は赤になっているはずである。
 ところが、中継信号は、本体の信号と同じ内容を表示するため、電車が中継信号の場所を通過しても、その電車が本体の信号機の場所を通過するまでは青信号のままなのである。したがって、もし、電車が中継信号を過ぎて、本体の信号の手前で止まってしまったとき、中継信号は「進め」になっているのである。
 略図で書くとこうなる。(正確には、中継信号は「青」ではないのだが、分かりやすくするためあえて「青」としている)

     A          [電車(停車)]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
                      
 
                     
 
                     
 
                     
)     ()             
 
                      (

 この図で、もしA地点に後続の電車が来たらどうなるか。その電車は、中継信号を見て、そのまま進めると思うだろう。だいたい中継信号があるということは、見通しが悪いと言うことなので、Aのところにきた電車の運転手が、前の電車に気づくのはかなり遅れるはずである。ということは、こういう状態になってしまったら衝突は避けられない(!)ということになる。
 もっとも、こんな位置に電車が止まっている場合は、その前の信号機が赤になっているので、Aの位置に電車が来ることは普通はないのだが、もし、何らかの理由でAの位置に電車が来てしまったら、恐ろしいことになるのではないだろうか。
 鉄道関係の方、もし読んでたら、考えてみて欲しいと思います。

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・その3−黄色で止まれない−2000年4月2日

 交差点にさしかかった直前で信号が黄色になったとき、みなさんはいったいどうするでしょうか。交差点の前で止まれるならブレーキを踏んで止まり、安全に止まれそうにないときは黄色信号のうちに交差点を通り抜ける、というのが模範解答ではないでしょうか。とはいうものの、恐らく、普通の人は、黄色のうちに通り抜けられそうなら通り抜けるが、それが無理ならしょうがなく止まる、というのが正直な所じゃないかと思います。
 ところで、交差点の前何mのところで黄色信号になったら止まれるのでしょうか。警察庁が監修している交通安全の教則本によると、時速60kmで走っているとき、止まるまでには約44mかかるのだそうです。ただし、これは危険を感じて急ブレーキを踏んだときの話ですので、実際に安全に止まれる距離は、これより長いでしょう。とりあえず、ここでは、止まるまでの距離を44mとしておきます。
 次に、黄信号が何秒ぐらいついているのかを考えてみます。これは信号機によって多少は違うのでしょうが、多くの交差点では2秒というのが相場のようです。
 さて、この2つの数値から、考えてみましょう。
 時速60kmというのは、秒速に直すと約17mになります。つまり、黄色の時間の2秒間に、34mだけ走ることになります。ここで賢明なかたならお気づきでしょうが、止まれる限界の44m手前で信号が黄色に変わって、赤になるまでに交差点を突っ切ろうとしても、信号が赤になったときには(時速60kmをオーバーしない限り)まだ交差点の手前10mのところにしかきていないということになるわけです。
 今度は、逆に、信号が黄色に変わったときに交差点にどこまで近づいていたら、赤になるまでに交差点を抜けることができるか考えてみましょう。2車線道路との交差点だと、交差点の幅はだいたい20mぐらいですから、34−20=14で、交差点の手前14mよりも近づいていた場合は、めでたく黄色のうちに交差点を抜けることが出来るわけです。
 さて、今の2つをまとめてみると、交差点の手前14mから44mの間で信号が黄色に変わった場合、ドライバーは止まることも、黄色のうちに交差点を抜けることも出来ないということになってしまうのです。したがって、そういう目に遭って、さらに交差点に警察が張っていた場合、このドライバーはなすすべもなく捕まってしまう(!)のです。
 時速60kmで走っている場合、交差点の手前14〜44mの間で信号が黄色になる確率は、約45分の1ですから、比較的長距離を運転しているドライバーの方は、1日に1回ぐらいは、こういうどうしようもない状態になってしまうわけです。
 さて、それでは、こんな状態なのに、なぜ、交差点で頻繁に事故が起きないのでしょうか。それは、信号が赤になっても、すぐには反対側の道路の信号が青にならないからなのです。一方の信号が赤になって、他方の信号が青になるまでの時間(全赤という)は、約3秒です。すると、時速60kmなら、この間に51m走ることができます。そうすると、交差点の手前44mで黄色になっても、黄色の2秒、全赤の時間3秒、合計5秒の間に、85m進むことが出来ますので、交差道路の信号が青になるまでには、交差点を抜けることが出来るわけです。
 ということは、信号が赤になって、交差道路の信号が青になるまでの間、交差点の中に車が走っている状態というのは、はじめから想定されているということなのです。

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・2001年3月9日(金)−脱ダム宣言
 また更新間隔が一ヶ月以上開いてしまった。実は、今、体をこわして、仕事を休んでいる。おかげで時間はいくらでもあるのだが、体が痛んでいるのでなかなかHPの更新なんてできない。
 そんな中、この話には首を突っ込んどいたほうがいいかなと思うのがこのテーマで、言うまでもなく、長野県の田中知事が提唱(?)したものである。
 さて、この脱ダム宣言だが、治水対策のいろいろな手法を考えて、その結果ダムは必要ないという結論に至ったわけではないだろう。実際に、ダムの是非について専門家に検討させたとか、そういうことは全くやっていないわけだから、ダムというのはイメージが悪いからやめようという程度の考えにしか思えない。そうすると、「ダムは作らない」というのは、まるで、「薬漬け医療はいけないから今後病気を治すのに薬はいっさい使わない」というのと同じようなもので、そう考えれば脱ダム宣言はいささか暴論に過ぎるのではないか、というのが冷静な意見のような気がする。
 それはさておき、長野県において脱ダム宣言をする意味について、ちょっと私見を述べさせてもらいたい。
 実は、私は、昨年の秋に、中止(中断?)が決まった浅川ダムの建設予定地を見に行ったんです。このダムは、全国的に有名になった割には小型(超小型といってもいいかもしれない)のダムで、貯める水の量も少ないんですが、工事担当者の説明によると、基礎地盤の関係で日本一「ずんどう」のダム、つまり、小さい割に幅が太く、コンクリートをたくさん使わなければいけないダムということらしい。
 実は、私も土木技術者のはしくれなんで、素朴な疑問として
「ここにダム作るのは大変だろうなあ(基礎地盤がかなり悪いところだった)」
ということとと
「ダムができてからも洪水調節が大変だろうなあ(貯める水の量が少ないと、すぐダムが満杯になるから、頻繁にゲートの開閉をしないといけない)」
ということを思った。それで、
「私が長野県土木部の担当者だったら、こんなダム作るのはイヤだなあ」
というのが正直な感想であった。
 それにも関わらず、長野県の土木部では、「ダム推進」だというから、不思議に思ったんですね。まあ、上の方の人間は、実際に現場を担当するわけでもないから、面倒なことは下のことに押しつける、ってのはあるにしても、このダムの問題は、一歩洪水調節を間違えると、幹部が議会とかでてんやわんやになるから、上の方としても、こんな調節の難しい爆弾ダムは作りたくないと思うのが普通なんじゃないか、と思うんです。
 それじゃ、何で長野県土木部がダム推進なのか、はっきりしたことは言えませんが、「日本一の『ずんどう』ダム」というのが妙に引っかかるんです。というのは、ずんどうだとコンクリートがたくさん必要ですよね。田中知事も、「コンクリートダムは作らない」と言っていることを考えると、この謎を解くカギは「コンクリート」にありそうな気がするんです。
 これから先は、ご想像にお任せするとしましょう。
 さて、この「脱ダム宣言」実は、田中知事が最初ではないんです。これはごくごく一部の関係者しか知らないんですが、平成7年に、建設省が各都道府県に対して、「今後コンクリートの砂防ダムは造らない」という「おふれ」を出したことがあるんです。もちろん、そんなことが簡単にできるわけがなくて、結局今でもコンクリートの砂防ダムはどんどん造られていますけど。

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