1.What's KDP select?

というわけで新連載です。

まずいつものように「KDP select」とは?から始めたいと思います。

これはAmazonのサービスの一つ。プライム会員限定ですが、KDP selectに登録されているkindle bookをただで好きな期間借りられるというもの。

最初聞いたときは「ええっ、著者に不利じゃない?」と思ったのですが、そこはさすがAMAZON。

私が言い続けている「三方得」、商人の基本理念がここにも生きていたのです。

まずAmaoznは「KDP select fund」というものを提示してきました。

今までの例では、2012年でいうと1月が70万$。2月、3月がそれぞれ60万$。

これを貸し出された回数で割り、著者に還元すると言うのです。

そこでまた「?」な疑問が。

プライム会員ががんがん本を借りれば、それだけ割り当てが少なくなるんじゃないの?

普通はそうですが、しかしここにAmazonを含め、アメリカや日本の社会が理念としている(笑)資本主義の根幹があるのでした。
つまり、多く借りられたものが多くの配当を得る。竹中平蔵君と小泉元首相の押し進めた格差社会の縮図なのでした。

もしくはインターネットで言うところの「winner gets all」か。

ベストセラー作家になれば何万$も得る可能性があるわけで、実際KDPでベストセラー作家になった人もおりますしね。

Amazonのシステムの凄いところはこれだけではありません。

プライム会員が借りられるのは月に1冊のみ。期限はありませんが、返さないと次は借りられない。

無制限の無料貸し出しではないのです。それでもベストセラーがタダで読めるとなれば会員のお徳感はかなりのもの。

さらにAmazonは作家にファンドを提供してまで徳をするのか、というところですが、これは私の想像に過ぎませんが月に1冊も読まないユーザーの読書量を増やすことができる、プライム会員の数を増やすことができる、それによって本以外の商品もどんどん買ってもらうことができる、あとは…誰かもっと考えてください(笑)

というわけで、だいたい解ったと思います。次へ行きましょう。

KDP selectへの道
1 2 3 4 5 6 7
 
・・・HOME・・・BACK・・・NEXT・・・