
どうせ凝るならメーカーにもこだわるぞ、というページである。残念ながら日本のパスタは柔らかすぎという、トマトベースやオイルベースには余り嬉しくない傾向を持っている。いくつかの高いイタリアパスタを食ってしまうとどうしても粗が目立ってしまう。味の面からいったら断然後者の方がお勧めです。
が、値段というものを考えてみると、日本のパスタの方が安い。とくにセール時の1kg300円とかはすごい魅力である。この辺で貧乏な私はいつも悩んでおるのです。考えてみてください。
| 値段/重量 | 普通の 1人分量 | 値段/1人 |
| 標準価格米 | 2000円/5kg | 150g(1合) | 60円 |
| 高いコシヒカリ | 3000円/5kg | 150g(1合) | 90円 |
| 標準的なパスタ | 350円/500g | 150g | 105円 |
| 高いパスタ | 500円/500g | 150g | 150円 |
うまいパスタを安く手に入れられる日はいつの日か。....と少しは嘆いている。
しかーし、人間食欲を押さえて何の幸せがあろう(趣味もかねてるし)。私は買う。高くても買う。
10円20円と細かいこと言ってられっかい。とか言いつつ各パスタの1g辺りの値段を書いておきます(希望小売価格から算出)。
- AGNESI(アネージ)
リグーリア州。「胚芽」を入れてたん白質を増やして強いこしを生み出すと同時にビタミンの増強を図る。限定生産品として"Gemma(ジェンマ)"があり胚芽量を増やしてある。日本代理店ホームページもオープンした。輸入元:日商岩井。
- alce nero(アルチェ・ネロ)
0.96円/g(480円, 500g, 1.65mm)
エミリア・ロマーニャ州。有機栽培で無農薬小麦によるパスタ。低温乾燥。輸入元:日仏貿易。
- AMBRA(アンブラ)
プーリア州。他社が輸入小麦(カナダなど)をブレンドする中、プーリア州ご当地の小麦のみを使用する。
- audisio(アウディシオ)
- Barilla(バリラ)
0.733円/g, 0.55円/g(220円,300g:No.3, 550円,1kg:No.7)500gパッケージだと0.7円/g弱か
イタリアでシェア1位を誇るパスタメーカー。1993年33%(2位はDe Ceccoで5.3%)。パッケージはバリラブルーと呼ばれる鮮やかな青の中にBarillaの赤いロゴで遠目からもすぐ分かる。テフロンダイスの開発などパスタにおける研究業績も大きい。鮮やかな黄色のテフロン。ぷりぷりとしたアルデンテを出しやすい麺。レストランでの使用も多い。バリラジャパンと日本製粉により販売。英語ホームページと伊語ページあり。
バリラジャパン訪問レポート(7/7)
- Buitoni(ブイトーニ)
0.667円/g(300円, 450g, No.71)
日本でも良く知られているメーカーであり、イタリアでもBarilla,DECECCOと並ぶ。味もなかなか良いしこしもある。テフロン。輸入元:ネスレー日本
- Castiglioni(カスティリオーニ)
0.7円/g(350円, 500g : No.52)
アルプスに近い澄んだ水でこねたパスタ(らしい)。輸入元:アイ・エス・インターナショナル。
- Divella(ディベラ)
- De Cecco(ディ・チェコ)
0.76円/g(380円, 500g : No.12)
アブルッツォ州。日本に出まわる乾燥パスタの中では代表格であり老舗。1875年に乾燥機を導入し大量生産を始める。シェアはBarillaに次いで2位くらいを占めている。比較的手に入りやすく(最近はかなり安い)美味いので、私がいつも使っているのは主にこれ。写真は上が普通のやつ。で下がほうれん草入り。日清製粉が輸入元。
- Delverde(デルヴェルデ)
0.76円/g(380円, 500g, 1.6mm)
アブルッツォ州。高目のデパートなんかに良く売っている。低温長時間乾燥でパスタの味を殺さない。輸入元:野澤組。
- Federici(フェデリッチ)
0.396円/g(198円, 500g, 1.7mm)
ツヤがあって、デュラム小麦のセムリナ粉特有の黄色をしたテフロンダイス仕様(らしい)。なんか安すぎる? イトーヨーカドーが輸入元。
- Garofalo(ガロファロ)
0.456円/g(228円, 500g : 1.4mm)
麺の表面が白くて粉っぽく、凹凸があって触るとざらざらしているブロンズ仕様(らしい)。比較的安いし食べてみたい一品である。輸入元がイトーヨーカドーというのが気になるが。
- Gondola(ゴンドラ)
- La Cascina(ラ・カッシーナ)
open円/g(open円, 500: No.302)
有機栽培小麦を利用したパスタ。メーカーはSpigadoroである。輸入元:モンテ物産。
- La Molisana(ラ・モリサーナ)
モリーゼ州。カナダ産の小麦(たん白質が多いらしい)を多く使って作られる、したがってこしが強い。低温長時間乾燥。
- LATINI(ラティーニ)
1.1円(550円, 500g, 1.8mm)
マルケ州。全体的に白っぽいパスタ。家族経営で低温長時間乾燥をし限定生産しているそうだ。表面はざらざらのブロンズ。高い。でも見つけたらかうべし。カロリーもやや低めらしい。輸入元:アルカン
- Lensi(レンジ)
トスカーナ州。ヴィンチ村(そお、あのレオナルドの故郷)で作られる。
- MALTAGLIATI(マルタリアティ)
トスカーナ州。輸入元:大倉フーズ。
- martelli(マルテッリ)
トスカーナ州。家族経営の手作業パスタ。パスタを乾した形状のまま袋詰めされているのでU字型をしているのがユニーク。味もすごくいい。
- Peck(ペック)
イタリア各都市にスーパーマーケットを展開する。
- Puglisi(ピュグリジ)
シチリア産のパスタ。テフロンダイスで、茹でるとちょっともちもちしている。輸入元:ラヴィローゼ
- Russo(ルッソ)
業務用で小売はしていない。
イタリア南部を代表するパスタで、歯ごたえがあり良くかむほど味が出る(らしい)。輸入元:大倉フーズ
- Santeramo(サンテラモ)
- Spigadoro(スピガドーロ)
open円/g (open価格, 500g : No.3) 大体0.54-0.6円/g位で売られている。輸入元:モンテ物産。
- Tamma(タンマ)
プーリア州。天井に大きな扇風機のある部屋である程度乾燥させた後に低温オーブンで焼く。もちもち。
- Voiello(ヴォイエロ)
1.0円/g(500円, 500g, 1.7mm)
1879年以来、昔ながらの手作り製法で作られる。デパートなんかのパスタ特集なんかで、一番偉そうにしているのがこのパスタである。何せ高い。しかしそれだけのことはある。最近までテフロンであったが、最近のはやりとしてブロンズに変更。1973年バリラのブランドとして販売。輸入元:バリラジャパン
- Bogasari(ボガサリ)
0.2円/g(100円, 500g, 1.9mm)
moolerさん他のご報告により存在が確認された、インドネシア産の怪しいパスタ。しかも強烈に安い。現在主に関西に出回っているらしい。ちゃんとデュラム小麦100%は守られており、味もなかなからしい。ボガサリーズ(moolerさん と ごもさん その他部下多数(?))の暗躍があるらしい(笑)。
- 壁の穴

元祖壁の穴の独自ブランドパスタ。やや白めの麺は1.9mmと太く、和風パスタの大御所である同店の得意なソース群によく合う。低温で乾燥したパスタは小麦の甘味が感じられ独特の旨み。ホームページにこのパスタの作り方までしっかりと書いてあるのが面白い。通販をやってます。
- ブコ・ディ・ムーロ(Buco di muro)
0.75円/g以上(180円, 240g, 1.8mm)小売値でこの値段だから標準価格はもっと高い
壁の穴が運営するイタ飯屋"Buco di Muro"の箱入りパスタ。南イタリア・サレルノのアントニオ・アマート社で作られている。乾燥をじっくりさせたそうだ。ゆで方が特殊で塩を入れるなとの指示がある。歯ごたえはそれなりだが、風味がよい
- 青の洞窟
0.78円/g(195円, 250g, 1.9mm)
国内では高めのパスタである。入れ物も箱に入っていて「俺は他の奴等とはちがうもんね」と主張する。それなりにこしもありおいしい。ちなみに「青の洞窟」はカプリ島の景勝地である。日清製粉のブランド。ホームページあり。
- オーマイ
0.511円/g(230円, 450g, 1.9mm)
柔らか目のパスタ。「『超高温乾燥』でぷりっと仕上げた」らしい。私の場合このパスタは学校給食へのノスタルジーがある。日本製粉。
- マ・マー
0.58円/g(185円, 300g, 1.8mm)
小売価格としてはこんなもんだが、そこは日本のメーカー、スーパーのセールとかでかなり安く売られることがある。もっちりした感じの歯ごたえで、ナポリタンやクリーム系のソースには比較的あうが、トマト、オイル系はちょっと。日清製粉。
- 明治屋
0.544円/g(245円, 450g, 1.9mm)
パッケージに「アルデンテ」と書いてあるおちゃめなパスタ・・・と思っていたら「アルデンテ」を登録商標にしているという驚愕の事実。んなことしていいのだろうか。おかげで他社がこの言葉を使えない。
1998/06/09 ちゃぶち