
出雲の霊妙な雰囲気ごと東京へ
白山通り近くの結構分かりにくいところに発見しました。中に入ると暗めの店内は高い天井に格調高い琴の音色。ちょうど雨に振られてずぶぬれになっていたちゃぶちは、あ、ちょっと場違いかなとひるんだが、店の人は温かく迎えてくれた。店の奥にはガラス張りの麺打ち室がある(昼過ぎなのでやってなかった)。
「わりごそば(400円)」を3枚頼む。メニュー価格帯はほぼ1000円超だから全体的にかなりお高い。待っているとお盆に載って色々な薬味が運ばれてくる。ねぎ、もみじおろし(激辛)、のり、かつおぶし、うずらの卵、梅干の6品。でもって続いて赤い直径10cmくらいの器が3つ重なって出てくる。1つあたり3口分くらい。値段の割りに少ないのが悲しい。
蕎麦は太いマッチ棒ほどに太く切ったいわゆる田舎蕎麦で、噛み締めるという言葉がぴったりの硬さである。それでいてぼそぼそ感はなく弾力が心地よい。で、付け麺にするのかと思ったら、つゆをその赤いわりごにかけるのね(店の人に教えてもらった)。だからつゆは薄めに作ってある。味は甘味を強調され出汁の豊かな香りが全面に出てておいしい。わりご3枚を色々な薬味を組み合わせて食べれるのもままごとのような楽しみになる。
おいしかったです。
出雲蕎麦があったエリアはごちゃごちゃと小さい料理屋や印刷所・出版社なんかがあったようだが、その一画が崩されてどうやら10階建てくらいのビルになるらしい。
じゃ、出雲蕎麦はどうなるんだろう?と思っていって見たら、店をちょっとだけ移転していた。少し神保町交差点よりになったのです。
真新しい店内に足を踏み入れると、まだ新築の香りがする。入って正面に大きなガラス張りの打ち場。店内は清潔な空気が漂っている。
2階に通された。こちらもテーブル席が10席ばかりで結構広い。
食べましたものは、「フグ一夜干し」「卵焼き(しょっぱい)」「野焼き蒲鉾」。
どれもうまいんだが、ちょっと割高かな。
蕎麦は5段。薬味に納豆が加わっている。
5段食うとかなり満足できる。しかし400×5=2000円という値段はバカにできないものがありますね。
(んー、自分の金ではこれませんでした。大変ごちそうさまでした。)
(2000/10)
03-3291-3005 東京都千代田区神田神保町1丁目51

11:00〜20:30 (土曜〜18:30) (日祝休)
2000/7 ちゃぶち