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3・14法大弾圧弾劾!「29人の学生を釈放しろ」賛同署名にご協力をお願いします(※)
| (※)29人の学生は、3月25日、全員無事釈放をかちとることができました。それにともない、3・14法大弾圧弾劾!「29人の学生を釈放しろ」賛同署名は終了しています。 |
すべてのみなさん! 3月14日昼、法政大学市ヶ谷キャンパスにおいて、大学当局に抗議してデモを行った学生29人が逮捕されるという信じられない弾圧が起きました。29人の学生の即時釈放を実現するためにあらゆる力を寄せていただきますよう、心から訴えます。
●大学当局に抗議してデモを行った学生たちに、公安刑事200人が襲いかかった
3月14日正午から、法政大学の学生と、その呼びかけにこたえた他大学の学生が、法政大学当局による強権的な立て看板撤去を弾劾して、キャンパス周辺を一周するデモ行進を行いました。デモが終わると、「立て看板を規制するな」「ビラまきの自由を守れ」「憲法改悪反対」などと訴えながら正門からキャンパスに入り、大学当局が立て看板を撤去しようとするのを目の当たりにして、抗議のシュプレヒコールをあげました。その瞬間です。正門から200人もの私服の公安刑事がキャンパスに突入して、学生1人につき3〜4人で殴る・蹴るの暴行をはたらき、羽交い締めや2人がかりでかつぎ上げて機動隊のバスで連行していったのです。建造物侵入罪と威力業務妨害罪による逮捕でした。
大学キャンパスに自由に看板を出すこともできなくなり、まわりの学生に自由にビラを配ることができなくなる――こんな不当な大学当局の言論弾圧に対して、学生が抗議の声をあげることは、あまりに当然のことではありませんか。
それに対して大学当局が警察を招きいれて、学生を逮捕させて反対の声を一切封じ込めていくなど、どう考えても許されない暴挙です。
●法政大学当局が学生のビラまきや立て看板を規制――これこそ憲法改悪攻撃の実態
ことの始まりは、法政大学当局が2月27日に突如、学生のビラまきや立て看板設置を規制すると打ち出したということです。“立て看板の設置とtポスターの掲示をすべて許可制にする。看板の設置場所と大きさは当局が指定する。1団体1枚のみ。教室内のビラまきは禁止”など事細かに定めた文書を学生に一方的に提示し、この規制に違反する看板は春休み中で学生がほとんどいない3月14日に撤去すると発表しました。自主的なサークル活動から反戦運動まで、すべてを大学当局の管理と規制のもとにおこうとするものです。
法政大学はこれまで、学生が自由にビラをまき、自由に看板を出すことのできる大学でした。だから法大生は活発にサークル活動を行ってきたし、政治にも目を向けて反戦運動などに取り組んできました。世の中全体で自由な意見表明が抑圧され、9条改憲まで目の前に迫っている今この時代において、このような大学はとても貴重でかけがえのないものです。学生たちは“大学で看板設置やビラまきの自由が奪われたら、戦時中と同じ言論弾圧が社会全体に広がってしまう”と危機感を持って、「立て看板を撤去するな」と訴えてデモを行ったのです。
●存在しない「建造物侵入罪」と「威力業務妨害罪」――弾圧は仕組まれていた
29人の学生の逮捕容疑「建造物侵入罪」「威力業務妨害罪」は、まったくの捏造です。
今回の逮捕について共同通信は、警察発表をもとに、「大学側が立て看板の撤去作業をしていた際、活動家らが抵抗したためトラブルになったらしい。大学側が110番通報した」と報じました。しかし事実は、撤去作業の開始に備えてシュプレヒコールで抗議の声をあげていたところに、突如公安刑事が襲いかかったということです。“トラブルがあったので110番通報したため、警察が来た”などと描くのは、まったくの事実の捏造です。
さらに重大なことがあります。当日午後5時のフジテレビのニュース番組は、デモ終了時から警察に連行されるところまで一部始終の映像を放映しました。なぜこの日、フジテレビが正門前に取材に来ていたのでしょうか? 警察から事前連絡があったからです。大学当局と警察が事前に「14日にデモに参加する学生を全員逮捕する」と示し合わせて引き起こされた、まさに仕組まれた弾圧です。
しかもフジテレビのニュースでは、大学当局が制止することもないまま、学生たちが穏やかに学内に入っていく様子が映し出されました。この事態のいったいどこが「建造物侵入罪」に該当するのでしょうか。自分の大学の構内に入ったら逮捕、友人・知人の大学に行ったら逮捕――これほどの暗黒の弾圧があるでしょうか。
●治安維持法なみの政治弾圧をうち破るため、力を合わせましょう
29人の学生の逮捕は、まさに戦時中の治安維持法弾圧を思い起こさせる、恐るべき政治弾圧です。自由に意見を表明できる大学であってほしいと求める学生たちを、まったくありもしない「容疑」を捏造して警察に逮捕させるなどという暴挙は、どうしても許せません。
私たちは、学生たちを警察に売り渡した法政大学当局に強く抗議します。法政大学当局は今から60年前、戦時体制下で大学からすべての自治と自由が奪われていった歴史を忘れたのですか。まさに大学当局が自らの首を絞める行為ではありませんか。
小泉政権が今国会で成立させようとしている国民投票法案は、公務員や教育者、報道などに対して、改憲反対運動はもちろんのこと、改憲に批判的な主張をすることもいっさい禁じるものです。また共謀罪の制定も狙われています。今回の弾圧は、昨年12月の立川テント村自衛隊官舎ビラ入れ弾圧に対する東京高裁の逆転有罪判決と同様の重大な政治弾圧であり、共謀罪や国民投票法制定――9条改憲の先取りです。
「29人の学生を一刻も早く釈放しろ!」――この一点で力を合わせましょう。ぜひとも賛同署名をお寄せください。
法政大学当局と麹町警察署、警視庁公安一課に「29人の学生を一刻も早く釈放しろ」という声を集中してください。一人ひとりバラバラに警察署に留置されて取り調べを受けている学生たちに、激励の声をお寄せください。そして救援カンパを寄せていただきますよう、心からお願いします。
2006年3月15日
29人の学生を釈放しろ! 3・14法大弾圧救援会
呼びかけ人 吉川経夫(法政大学名誉教授 刑法学者)
葉山岳夫(第二東京弁護士会)
大口昭彦(第二東京弁護士会)
一瀬敬一郎(第二東京弁護士会)
小田原紀雄(日本基督教団羽生伝道所牧師)
伊藤えりか(法政大学第一法学部自治会元委員長、学生会館学生連盟元理事長) |