ナインティナインライブVOL.5「カステラ」レポート

9月9日。もう毎年恒例となったナイナイライブの日である。なんとなくその日にはバイトの休みを入れていた。別に前売りチケットとったわけでもないし、WOWOWに加入してるわけでもないのでライブを見ることはできないのだが。

ある日、ネットの連れポップがチケットを入手したらしく、行くと言い出した。その時は「お〜いくのか。」ぐらいにしか思わなかった。そういえばポップはナイナイの非公式サイト「AMナインティナイン」の管理人なんだなぁ。現状はともかく30万人突破ってのはほんとに凄いと思う。なんでもっとちゃんと管理しないんだ。一人歩きしすぎである(笑)そのポップが俺に大阪の漫画喫茶の場所を教えてくれと言ってきた。俺がちょっと前にそこで朝まで980円で過ごしたことを聞いたポップは、ライブ終了後地元に帰るのは厳しいと判断したのかそこで一晩過ごすことにしたらしい。「じゃあ当日ライブ終わったら俺も行って教えるわ!」と俺は約束した。これはまだライブ一ヶ月前ぐらいの話である。

9月に入るか入らないかぐらいの頃、俺は当日券が出ることを知った。そのとき俺の頭の中で「当日券買えば生ナイナイか・・・。」という思いが駆けめぐった事は言うまでもない。まだまだそのときは「行く!」等と決心していなかったのだが、ネットでテキトーにナイナイライブについての情報を調べたりしているうちに「行こっかなほんまに・・・」と頑張れば生ナイナイが現実のものになるという思いが強まってきた。ポップにそのことを伝えると「おー来い来い!」等とさらにこちらの思いを煽ってくれる。そうと決まればこれはもう確実に当日券を我が手中に収めなければならない。何時ぐらいから並べばいいのか・・・。そんな悩みもポップが解消してくれた。ポップの女の連れが当日券経験者らしく、聞いてくれることになった。ポップから返ってきたメールの返事は「前日の夕方」というとんでもない内容だった(笑)バイトもあるしさすがにそれは無理。その日の夜でもいいのか聞くと大丈夫そうだというので、バイト終わったら即会場へ向かうことにした。

ライブ前日、バイト中に何を用意して何時にいこうか・・・等と色々考えてるうちにだんだん行く気がなくなってきた(笑)だいたい当日券の整理券が出るのが昼頃らしい。ということは深夜0時に着いたとしても12時間は並ぶのである。そこまでしなきゃならんのか?あとコンタクトつけっぱなしが嫌だった。まあそれはそこでとればいい話なんだが、「ちょっと寝てから朝いっても大丈夫なんじゃないのか???」という思いのほうが強まってきてしまった。バイト終了後家に帰ってのんきにネット開始。とりあえず当日券組の情報なんかないか探してみることにした。なかなか「〜時に並びにいきます!」みたいなカキコはない。そりゃそうだ。そういうカキコをしてしまうとその時間が基準になってしまい、みんながそれより早くに会場へ向かってしまう可能性があるからだ。しかし「〜時に」よりも強烈なカキコを発見してしまった。そのときちょうど9時を回ったころであったが、「今ごろもう当日券の人は並んでるんでしょうね」みたいなカキコである。この何かを見透かしたようなカキコを見た瞬間、朝行くという行為がかなり美濃輪・・・いや無謀なように思えた。朝といっても5時ぐらいに向こうにつけばいいが、俺の住んでるところから始発の電車にのって森之宮駅まで向かうとなると、到着はだいたい7時である。7時はかなりまずいんじゃないのか???ポップの連れも「それは微妙」なる発言を残しているらしい。どうせ並ぶんならチケットゲット出来なきゃ意味ない・・・これはもう・・・行くしかない!!!(笑)風呂も入らずそのまま出発の準備。とりあえず向こうでシスアド(パソコンの資格)の勉強したかったのでその問題集、んで買ったばっかでほとんど読んでなかった紙プロ、必須アイテムだというシート、暇つぶし必須アイテムのMDウォークマン(BALZACとDEVILS"308"FIREにまたまたもらってしまったROCKY&THE SWEDENのMDを入れて)を鞄に入れて出陣!ちなみにBALZACワークシャツ着用。

10時半鶴橋に到着。環状線に乗り換えるとき、彼女連れの大学の連れに会った。「お前こんな時間にどこいくねん!家こっちのほうちゃうやろ???家出か?(笑)」そのときなんとなく俺はナイナイライブの当日券のために並びに行くという事実を濁した(笑)あとで「9月9日やな明日・・・」みたいなメールを送るとすぐに向こうも気付いた。そして11時森之宮到着。ここでポップに電話した。

ポップ「なんすかぁ???」
♯「青少年会館の場所わからん(笑)」

ちょっと前にネットの地図でなんとなく会場場所を調べたことはあったが、そのときは行くかどうかも決めておらず、テキトーに見ていただけなので覚えていなかったのだ。ポップも友達の家にいたようで調べようがないらしい。とりあえず地図の看板を探す事にした。簡単に見つかった。会場へ向かう。会場は当日券組が並んでてにぎわってたりしてるのかな?と思ったが、怖いぐらい静まりかえっていた(笑)しかも明かりはなにもなく、近くへ行くまで列を見つけることができず。暗闇の中からうっすら人の列の影が出てきた時はびびった(笑)とりあえず怖いのでポップに電話しながら列に近づいていった(笑)最後尾らしき人にここが最後尾なのか聞き、そこにシートを広めにひいて陣どった。

さあ・・・何をしようか・・・。明かりがないので読み物は不可能。携帯でどっかに電話するのも充電なくなりそうで嫌だ。とりあえずMDしかなさそうだ。まずROCKY&THE SWEDENを横になりながら全曲聴く。まだ12時。きつい(笑)なんか「わーーーーっ!」という気分になって立ち上がり、駅前のコンビニまで行くことにした。雑誌でも立ち読みしようかと思ったが品揃え度0であった。また戻る。戻る最中トモピに電話し、チャットにいるというので携帯から入ることにした。しかしすぐにパケット通信料も気になってやめた。さあどうしよう。することがない。こんな時は寝るしかないのだ。鞄を枕にして横になる。1時間経過。一睡もできず(笑)もともと俺は眠たくないときにはとことん寝れない性質で、さらにちゃんと布団(じゃなくてもふかふかしてるもの)とかないと寝れないのだ。というかこの時間普通に起きてる時間でもあるし。あーどうしよう。することはないわ寝る事も許されないわ。もういいやとりあえずじっとしよう。ワークシャツを毛布がわりにして完全に足を伸ばして横になった。しかし警察やら救急車やら消防車やらがサイレンかけまくって走るし、暴走族ごっこみたいな奴等も走るし寝れんのでBALZAC聴きながら寝ることにした。おい、「余計寝れないじゃねーか」なんて思ってねーだろな!途中起き上がってポップに電話したような気もするがその辺の前後は覚えてない。とりあえず朝を待った。ひたすら待った。それでも1時間ぐらいは寝たんだろうか?気がつくと少し明るくなっていた。5時、おっさんがジョギングしておる。しばらく(つってもかなりしばらくだが)ボーッとしてるとポップからメールが。9時頃にはこっちへ着くように電車に乗ったという内容であった。お〜俺のために(?)来てくれるのかポップよ!!!とりあえず駅着いたら迎えにいく約束をし、明るくなったのでシスアドの勉強、そして紙プロを読む。8時になり、ポップ来る前に少しばかり眠くなってきてたので仮眠をとることに・・・。

ツンツン。誰かが俺をつついておる。誰だよまったく・・・目を開けるとそこにはポップが(笑)「うわ!!!え?え??」10秒ぐらいパニックに陥る俺(笑)ふと携帯に目をやると駅についたポップからであろう着信履歴が(笑)す・・・すまんポップ(笑)

ポップと軽く会話のキャッチボールを繰り返したあと急に睡魔が・・・(笑)深い眠りにつく。とりあえず昼の12時に整理券が配られるとかいう噂があったのでそれまでなんかもう忘れたけどいろんな暇つぶしして待機。んで12時だか1時だかになるとようやくスタッフに動きが。しかし「もっとつめて並んで下さい」みたいな指示だけだった。ひたすら整理券の指示待ち。ようやくカステラTシャツスタッフが声高らかに演説しはじめる。「整理券は出るかでないかまだ決っておりません!当日券販売は3時からです!」ふざけんな!!!!!出せばいいだろ!!!もうこんなところさっさと離れてぶらぶら散歩にでも行きたいんじゃ!!!と怒ったところでなんも覆るわけないので待機待機待機。ようやく・・・・ようやく本格的な動きが2時過ぎに!文章じゃパッパッと進行してるように見えるだろうけどほんとに延々と待たされているのである。ほんとわかって欲しい。四列になって並ばされる当日券組。なんだか小学生の頃の、しかも組み立て体操を思いだしてしまった。でもようやくこの地獄から解放されるんだなぁ。後ろのほうの奴も連れに「やっと買える!」とかって電話してたよ。その場で立ったまま待機。スタンディング状態で20分経過。2時半頃スタッフが出てきて「当日券は3時から販売します。」ふざけんな!!!!!だったら先にそう言え!!!皆立って待ってたんだぞこら!!!みんな「はぁ?」といった感じでその場へ座りだす。俺は居心地悪いので列に荷物だけ残してちょいと離れたところで座って待ってたポップのもとへ。3時10分前。「身分証明所を手元に用意しといて下さい!」そう言われ、ようやくか・・・と思いきやここでも10分ぐらい待たされた。対応が悪すぎるほんとに。でもまあとりあえず当日券は手に入った。徹夜(じゃないけど)で並んだかいがあったのか席は一階!ま、ぶっちゃけ朝でもチケは手に入っただろう(笑)

さあ、ちょっと走り書きみたいになってきてるのでここらで落ち着いていこう。このあとアシュモ君と駅で合流(そこにおそらく繋がっていないであろう携帯電話に向かって「おう・・・入っとる!・・・入っとる!・・・おう・・・入っとる!」と推定1時間は連続で絶叫しまくっとるおっさんがいた)。アシュモ君は前日140キロで車走行してて田んぼん中に突っ込んだらしい。何故無傷?(笑)食事をすませて会場へ戻る。かなり前売り組も集結してるようだ。んでまあ余計なとこは省いて開場入りの時間までタイムスリップ。とりあえず前売り組が先に入場ということになっているので、俺を残しポップとアシュモ君は青少年会館に消えていった。ひたすら待って当日券組入場。中に入った瞬間「グッズ販売終了で〜す。ライブ終了後にもう一度販売しますのでご安心下さい」のスタッフの声。これはあとから知った話だが、ここでもレジのスタッフの数が少なかったりと色々不手際があったとか。今回のスタッフの対応の悪さはかなりのものだった。会場内にはいくつもの花束が。確認できたのは花屋が届けにきたときに盗み見したもの含めると、福山雅治、よゐこ、おさる、国分太一、出川哲郎。他にもたくさん来てたみたいだが、ナイナイファミリーであるはずのアイコから来ていたという情報はない(笑)席は対してポップ達と変わらないぐらいだったが、やはりなんの苦労もせずにとったポップ達は羨ましい(笑)両隣は当日券並んでるときと同じメンバーだった。公平にはなっているようで。


さあここからが本題、ライブレポで書かなければいけないところであろう。しかしぶっちゃけ内容を書き起こしする気なんてさらさらありませんので(笑)んなもんネタを文章にしたところで伝わるはずなし!さて、ナイナイライブ。ぶっちゃけ毎年見ていて爆笑したことは一度もない。はっきりいって「おもしろくない」の部類に入ると言っても過言ではない。んじゃどうして見にいくのか。どうして徹夜までするのか。それはまあおいおい話すとして。ってか感じ取れ。俺はテレビのナイナイに笑いの部分はあまり求めていない。ラジオで好きになったからであろう恐らく。めちゃイケのナイナイはおもろいが、あれはやはりめちゃイケメンバーの存在や練り尽くされた構成によるものが大きいと思う。んー・・・やっぱ訂正。テレビのナイナイもおもろい事はおもろいな。舞台のナイナイが「?」って感じなだけかな。まあとにかく俺はラジオのナイナイが一番好きだ。それだけ。ニュアンスで分かってちょうだい。んでだ、今回もやはり爆笑できるところはなかった。それどころか声を出して笑うのすらごくわずか、さらにさらに眠気と闘っていたのも事実である。それではちょこっとだけ内容を振り返ってみたいと思う。

まずは祭りのシーンからスタート。輪投げであきらかに輪に入らないでかい商品が並ベられているのをいじったりする矢部さん。あ、登場時はみんなと一緒にちょっと興奮した(笑)んで動くだるま登場。岡村さんが声だけで登場し、客席沸きまくる。岡村さん同様、だるまが動きで笑いをとる。このシーンが終わると幕が落ちて、照明(リングスとは天と地の差)とともに、だるまが街を徘徊するVTRが流れ場内爆笑。少し温度差を感じはじめる俺。しかしこのVTR一つのコントが終わるたびにやっていて最後はさすがにみんな飽きたのか全く受けていなかった。もともと時間潰しVTRだったのかも。実際このVTR終わるとすぐに幕があがって次のコント開始といった感じで待ち時間なし。手際のよさはかなりのものだった。

次は確か海で自殺しようとする矢部少年と岡村さん演じる海女さんのコント。 岡村さんの一言一言に場内爆笑。別に面白い事言ってなくても笑ってる人多し。シャチのセットが出てくるのだが、顎の部分がハプニングで壊れてしまった時の二人の対応はおもろかった。このコントでは「石田いっせいや稲垣吾郎みたいに悪い事したらちゃんと・・・」等と毒もはく岡村さん。さらに「わかる人にしかわからん笑いは嫌いや!万人に受ける笑いが好きや!」というような発言も。たしかに万人に受けるネタかもしれない。おばあちゃんとか。

そして中華料理屋でのコントに。ここでも岡村さんの動きの笑いが多用される。かなり眠気が来ていたが、いきなり爆竹を使い出したのでかなりビビッて目が覚めた(笑)しかしその他のネタはほとんど覚えていない。とりあえず「これ・・・しゅっごく・・・もりあがるYO〜!」という『言い方』のネタを押していたのだがその『言い方』自体がちょっとピンとこなかった。

続いて冷蔵庫コント。ずーーっと閉めっぱなしの冷蔵庫の中に入る二人。「開きませんね〜」と語りあい、しばらくするとちょっと開いて騒ぐ二人だがすぐに閉まる。これが延々と続いたあと、今度は開きっぱなしになってしまい逆に二人は慌ててしまうというもの。「見られてる!恥ずかしい!」「ここからはノープランです!」「ギャグも何ももってません!」さらけだした二人のこの掛け合いコントが一番笑えた気がする。後で暴露していたが、冷蔵庫の中で二人きりになっているときはやはり気まずかったとか(笑)

このあと確か矢部さんが結婚相談所に行くというものに。岡村さん扮する森という男は前回のライブで矢部さんに壷を売りつけようとしていた男と同一人物であることがあとでわかる。ここでは結婚相手の写真を使い、それをスクリーンに映し出したりするネタ。全て同一人物の外人さんで衣装が変わってるだけであったりポースが変わってるだけであったり。岡村「三人の中からお選び下さい」矢部「いや一人やん!」最後に外人さんが出てきて・・・というオチもしっかり繋がってたし、コントとしては一番オモロかったと思う。ちなみにこのコントで少し待っている間の矢部さんに岡村さんがでっかいカステラをそのまま渡す。ライブタイトルはここで使われただけであった(笑)

次は岡村さん扮する座敷童子コント。ひたすら動きの笑い多用だったため眠気最高潮。1分間(結構長いぞ)目を閉じていたかもしれない(笑)ちなみに最初のほうで矢部さんの携帯に結婚相談所からのメールが届き、お得意のコントの繋がりが始まる。

選挙事務所でのコント。まただるま登場。ここで矢部さんが事務所にある冷蔵庫を開けると「あ、開いた!」という声が中から聞こえてきて、前のコントと繋がるのだがここで不満!!!どうして冷蔵庫を開きっぱなしにするというシーンを作らないんだ!そうしたら完全に前のコントと繋がっておもろかったはず!俺はずっとそれを期待して見てたのでようやく爆笑に近い笑いがもらえると思っていたのに!ここだけはほんとに不満である。無理矢理でもよかったのに。さらに中華料理店の店長もやってきてどんどんコントは繋がっていくのだが・・・。

ラストはVTRはさんでのネタバレしまくりのオチではあったが、一応綺麗には繋がっていて良かった。そう、綺麗だった。ナイナイのライブはコントというより演劇の要素のほうが強い気がする。


エンドトーク。大阪へ出発する日。坪倉大臣から新幹線のチケット(?)を持っているのに寝坊したと電話が。きれた岡村さん「どうすんの?」と普通に聞く(笑)坪倉大臣「自宅待機でぇ」(笑)矢部さんが「お前が自宅待機やがな!」とつっこむ。岡村さんは言われたとおり家に帰るが、家についたとたん坪倉大臣から出発の電話(笑)ここでの二人のトークがぶっちゃけ一番笑った。今回は男もよく来てたと。おっさんが増えたと(笑)ラストは流行りそうもない「オツカレーション」(笑)ネタでしめくくる。二人の「ありがとうございました!」で場内拍手喝采!

ライブ終了後、アンケートに答えた人にはポスタープレゼント!こういう気配りいいねぇ。そういや入場時にナイナイタオルも配ってたな。今回たつひろくんなんかも来てたらしいけど全く見なかったな。探さなかっただけかもしれんが。

さあ、感想ですが・・・ナイナイ最高!(笑)言ってることが違うぞ!みたいに思われるかもしれませんがそういうことなんですよほんとに。生ナイナイってだけで俺はもう満足なんですよ。ライブの内容はぶっちゃけもっとひどいものを予想していたんでね(笑)もうナイナイがほんとに好きになってから6年以上たつなぁ。そんな俺がとうとう生ナイナイを体験したわけなんですよ、うん。今回はっきりと一つわかった事がある。

俺はお笑い芸人ナインティナインとしてよりも、人間岡村隆史、矢部浩之が大好きなのだ。