たまねぎ通信 MAY.2009 No.009 
勤医協中央病院・広報誌「たまねぎ通信」第9号。医療機関との連携を主な目的として、当院の診療案内、診療内容などを順次紹介してまいります。今回は認知症の診断と治療を特集しました。

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 NST (Nutrition Support Team) 委員会

                  外科副科長 委員長 樫山基矢

NST委員長 外科副科長 樫山基矢

 ついつい目先の病態に捉われて、根底にある栄養障害に気付かない事は意外と多いのではないでしょうか。感染症も術後の回復も密接に栄養と関わっています。

 NST(Nutrition Support Team)は患者さんの栄養状態を改善して、感染症や手術侵襲などを乗り切ろうという事を目的としています。最近の流れである他職種の合同のチームなので医師、栄養士、検査技師、看護師、言語聴覚士、薬剤師、WOC(創傷・オストミー・失禁看護)ナースなど、いままでは話をしないような部門の方と1人の患者さんについて話し合って方針を出します。最新のevidenceに基づいて討議しますが高齢者や認知症が多い昨今、倫理的検討会も欠かせません。

 当院では2005年からNSTの活動を開始し、既に学会の認定を受け、今年からは専門療法士の教育施設として受け入れも開始する予定です。最近では市内の施設や病院などからも胃ろうのトラブルや難治性の下痢などで患者さんを紹介していただいくケースも増えています。胃ろうや経腸栄養ばかりではなく最終的にはおいしい食事を口から摂る事が目標ですから、ST(言語聴覚士)や耳鼻科Drとも連携を取りながら関わっていきます。困った症例など是非ご相談ください。

多職種によるカンファレンスは毎週開催