たまねぎ通信 AUGUST.2009 No.010 
勤医協中央病院・広報誌「たまねぎ通信」第10号。医療機関との連携を主な目的として、当院の診療案内、診療内容などを順次紹介してまいります。今回は病理診断を特集しました。

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 シリーズ検査紹介 病理検査室

第2検査科 技師長 高橋 司

 病理検査室は現在、病理医5名(常勤:3名、非常勤2名)、臨床検査技師7名(常勤6名、非常勤1名)で、日本病理学会認定病理専門医が3名、日本病理学会専門研修指定医1名(重複あり)、細胞検査士3名が在籍し患者様より採取された検体(胃や腸・肺などの組織、細胞)の病理診断を行い、患者様の適切な治療に大きな役割を果たしています。

 病理診断には大きく分けて、組織診断・細胞診断・術中迅速診断・病理解剖の4つがあります。それぞれの内容につきましては今号で詳しく説明されていますので、本文をご参照下さい。組織診・細胞診・病理解剖は年々減少傾向にありますが、合計で約2万件前後を維持しています。一方で、乳腺外科における縮小手術の普及などで、術中迅速診断は増加傾向にあります。

 病理検査室は中央病院内ではなく、隣の建物(第1別館)にあります。そのため職員でも病理検査室の場所を知らないことがあるようです。初めて来られた方は組織を固定するホルマリンのほのかな匂いが気になるかもしれません、私も配属された当初は気になりましたが、今年3月からの新規制対応で格段によくなりました。また、組織を薄く切るための特別な部屋があり、年中エアコンを入れて一定の室温に保っています。夏は涼しくてよいのですが、冬はちょっとだけ寒いです。寒さに強い方にはお勧めです。

 病理検査は、この結果によって最終的な診断となるため、常に緊張感を持ち、細心の注意を払って日々検査にあたっています。

病理科検査技師一同(中央から、時計回りに)梅木主任、山田技師、成田技師、吉田技師、長屋副部長、高橋司技師長、中技師、高村技師

最近4年間の検査件数の推移

2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
組織診 10611 10187 9102 9609 8572
細胞診 12297 11348 10412 11487 10099
術中迅速診断 88 108 114 104 95

施設概要

日本病理学会認定施設
日本臨床細胞学会認定施設
日本臨床細胞学会研修施設(申請中)