普通乗車券
普通片道乗車券
阪神急行電鉄 時代その8
小児線用券(神宝統一期以前) 昭和5年〜昭和17年
 昭和5年4月1日より小児半額乗車券賃金制が制定施行され、小児専用券が設定されました。
 宝塚線用の小児券は小兒の文字が白抜きされた地紋が使われ、区間数は地紋とともに斜め条線で印刷されていました。神戸線用の小児券は斜めに条線を加刷していたようです。区間数を斜めで印刷・加刷することによって大人用と区別していたものと思われます。
宝塚線用小児1区券  宝塚線用小児2区券宝塚線用小児2区券
宝塚線用小児3区券  宝塚線用小児市内券  
 画像上は宝塚線用の小児専用券です。
 「小児半額乗車券賃金制」の名前のとおり、運賃は大人用の半額でした。
 区間境界駅の表記などは大人用の乗車券と同じでしたが、区間数印刷のない小児用の市内券は小兒の文字を赤で加刷したうえ、対象区間の「十三」「大阪」を赤で印刷していました。

小児専用券(神宝統一期) 昭和17年〜昭和18年
神宝統一期小児1区券 神宝統一期小児2区券 神宝統一期小児3区券赤
  神宝統一期小児3区券緑
神宝統一期小児4区券 神宝統一期小児5区券 
 昭和17年(1942年)の神戸線宝塚線統一運賃期の小児券は、大人用が1区7銭という半額にできない金額であったため、奇数線区の小児券では端数を切り上げていました。(1区小児券が4銭、3区小児券が11銭、5区小児券が18銭・・・)
 様式は同時期の大人券と同じ様式でしたが、小兒の文字と区間数をあらわす斜線が赤色で加刷されていました。
 神宝統一期券の小児専用券は大人券と同様、昭和18年に京阪神急行電鉄と改称した後も流用されました。
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