かさ国

かさ国
  かさ国のHP


高野山のお土産として有名な
「みろく石」で知られる「かさ國」は 幕末のころから続く高野山の老舗。
かさ国
かさ国










このお店は高野山らしいおおらかなサービスを見せてくれます。
店頭に並ぶお菓子の中から たとえ百円の草もち1個でもお皿に載せ、店の奥のテーブルに座り、お茶をいただいて食べることが出来ます。  普段はほうじ茶、夏は冷たい麦茶が用意されます。 昔、高野山への参詣者の疲れを癒した茶店の雰囲気を感じます。
冬になると休憩所の火鉢に炭が燃やされ、そこに網を載せて焼もちを炙っているお客を見たことがあります。火鉢のそばの席に座れた人だけの特典ですがぜひ経験したいと思っています。

仏手柑(ぶっしゅかん)
仏手柑というのは非常に変わった形をした柑橘の一種で、和歌山でもごく一部の農家が栽培しています。

かさ国
戦前の昭和5、6年ごろ和歌山市には 大手菓子店として駿河屋と 甘林堂があった。  この両店が毎年秋になると競って紀南から仏手柑を仕入れ砂糖だきにし、倉庫に保管していた。 砂糖だきにした仏手柑は年数がたつほどまろやかな味になるといわれており、両店とも決して店頭で売り出さず、じっくり時が来るのを待っていた。   ところが、昭和20年の空襲でそれぞれの倉庫とも焼けてしまいとうとう菓子としての仏手柑は幻となった。  「かさ國」の 仏手柑 は この甘林堂の製法を受け継ぐもので、昭和45年ごろから作り始め、52年ごろから店頭で売り出された。  高価だが茶会では、1個で50人分の茶菓子になるそうである。

資料 毎日新聞和歌山支局編 紀州うまいもん

[食べる高野山に戻る]