1、タイトル   世界遺産ツチボタルの研究
                          
                               
2、研究をはじめた理由
 オーストラリアで世界遺産に指定された蛍光生物、土蛍を観察するツアーに参加したのがきっかけです。
3、 調べた方法と調べた結果
 ゴールドコースト近郊の生息地ナチュラルブリッジ国立公園へ行き生息する環境などを観察しインターネットや雑誌などでも調べました。
 世界8大不思議とまで言われている土ボタル。洞窟の暗闇の中で無数の土ボタルが放つ彩りは素晴らしいの一言です。土ボタルは、英語で「Glow Worm」と呼ばれ、ホタル科の甲虫ではなく、キノコバエ科のヒカリキノコバエの幼虫。しかし、この虫の輝きは、“本家”の輝きにも優るほど、神秘的な美しさです。
航空写真maps.google.com/?ie=UTF8&om=1&z=12&ll=-28.206323,153.245201&spn=0.111642,0.31929 理科の授業へ
        参考文献       http://www.national-tour.com.au/ツアーマニュアル                   http://www.australia-tatsujin.com/goldcoast/nature/glow/
                     http://amor1029.exblog.jp/2211433
■土ボタル
 バーナードショーが世界の八大不思議の一つに数えた「土ボタル」、神秘的な光を放つ生物です。日本のホタルとは違い、飛ぶのではなく岩や砂地に、引っ付きながら青々とした光を発します。


・外観
見た目は、蚊によく似ており、雌雄ともに尾の先から青白い光を放ちます。
 
・生息地  ゴールドコースト近郊での生息地ナチュラルブリッジ国立公園(亜熱帯性気候)の他
クイーンズランド州、ニューサウスウェールス州、ニュージランド(ワイトモ、テアナウ)に生息しています。 洞窟・湿度の高く暗い岩場・洞穴・廃トンネルなどにいます



 
キラキラ光っている粘着性のしずくはツチボタルの幼虫

















卵から幼虫
 メスの成虫は約120個の小さな球状の卵を産みます。産卵直後の卵はクリーム色をしており、受精した卵は2、3時間後赤茶色に変色します。孵化までの日数はおよそ20日。孵(かえ)った幼虫はすぐに可視光を発します。大きさは2mmほどですが、9ヶ月かけて2〜3cmほどに成長する。
天性で孵(かえ)るとすぐに天井に這(は)い上がろうとしますが、その途中で先に孵(かえ)ったツチボタルの幼虫やクモに食べられてしまい、生き残れる幼虫は少なく1割程度と言われています。

















超省エネ捕食の幼虫
幼虫は粘着性のある糸を体内から出し、しずく状の玉となってつらなり青緑色に発光します。(つらなり合った1本の糸の長さは20〜30cm)発光はルシフェリン、発光酵素、アデノシン三リン酸・酸素などの化学反応によるもので、幼虫のマルピーギ氏管(排泄器官)末端部で行われ、蛍(ほたる)のような点滅型でなく、光り続けます。
これは餌となる虫をおびき寄せるためであり、常時発光しているわけでなく、空腹になると発光し満腹時には発光しません。発光により集まってきた虫は、粘着性の糸にかかり、糸に含まれる化学物質によって体が麻痺(まひ)していまいます。

















 
     さなぎ〜成虫
 幼虫の成長は遅く、さなぎに変態するまで9ヶ月位かかります。さなぎの大きさは15〜18mm、羽化までの日数は約12日。オスはメスが羽化を待ち、羽化しかけているメスはオスを呼ぶフェロモンを発し、その後、発光によりオスを引きつけます。またオスにも弱い発光があるとも、その機能はないとも言われており、明らかにはされていません。
 















成虫には口がなく、交尾・産卵を終えると死んでしまいます。その寿命は2、3日。口がないのは産卵した卵を成虫が食べないようにするためであるという学者もいます。
4、考察(わかったこと)
インターネットで調べた映像のイメージと違っていました。洞窟の中に入って見てびっくり、神秘的でとってもきれいで青い光を発し洞窟の天井を見上げてみると星を観察しているようでした。 この土ボタルはとってもデリケートで洞窟の中にたくさんの人が入ったりカメラのフラッシュの光を当てられることに弱いとのこと、もし見に行ったならばマナーを守って下さい。 夜だと森の中でも青くく光っているのが見られますが、湿度の高い時期だけだそうです。乾燥するとツチボタルは死んでしまいます。洞窟の中には川が流れており常に湿度が保たれておりいつでも観察できます。 ナチュラルブリッチは国立公園なので森林警備が行われていますが洞窟の土ボタルの様子も常時管理されています。ブラッシュターキーと呼ばれている七面鳥の仲間に私たちは出会いました。
AUSTRALIAN
 BRUSH−TURKEY 木についているシダ


亜熱帯性の植物が生い茂る所ですがその植物の実を食べて生きています。締め殺しと言われ、他の植物の上に根を張ってやがてもともとそこい生えていた植物を枯らしてしまう植物(イチジクの仲間)や探検家が杖の替わりにしたといわれているやしの仲間の植物などがたくさん生    
えています。            
 
   やしの木の仲間 ...............................             締め殺しの木(イチジクの木の仲間)
 
この素晴らしい土ボタルが生息するナチュラルブリッジ国立公園の自然がいつまでも保たれ、そして土ボタルがいつまでも輝き続けることができるように私は願っています