アメージンググレイス (トラディショナル)1分30秒

※英文歌詞のand snaresが、長い間、タイプミスによりandsnaresになっていました。
お詫びして訂正いたします。申し訳ございませんでした。2008.3.20 管理者


Amazing Grace

Amazing grace,  how sweet the sound
That saved a wretch like me.
I once was lost, but now am found,
Was blind but now I see

Through many dangers,toils,and snares,
I have already come.
T'was grace that brought me safe thus far
And grace will lead me home



アメージンググレイス/おどろくばかりの神の恵み
(意訳)

おどろくばかりの神の恵み なんてうるわしい響きだろう
私のような哀れな人間までをも救ってくれた

一度は見失っていた自分を再び見つけ
盲目だったのに 見ることもできるようになったのだから

多くの危険や苦闘や誘惑を 私は乗り越えてきた
恵みはこれほどにも安らぎを与え 私を故郷へ導いてくれた



 黒人霊歌の定番としてあまりにも有名な「アメージンググレイス」。
 この詩は、ジョン・ニュートンが英国人の詩人の協力を得て作詞され
 たといわれています。
 ニュートンは1725年ロンドンに生まれ、父親と奴隷貿易に携わっ
 ていました。あるとき、嵐に見舞われ、死に直面して初めて神との
 邂逅があり、以来、彼は信仰を深めていったそうです。
 1755年には重病を患い奴隷貿易からはきっぱり手を引きました。
 船を降りたニュートンは牧師になる決意を固めます。

 そんな彼が「こんな愚かな、どうしようもない自分をも神は救って
 下さった」という「おどろくばかりの恵み」を歌ったのが
 「Amazaing Grace」です。
 彼は多くの賛美歌を書き、死ぬまで、この「恵み」を語り続け、
 彼の教会は大変な人気を評しました。
 また、日記や沢山の手紙も残しており、それは18世紀の奴隷
 貿易を知る貴重な資料となっているそうです。

 のちにニュートンはロンドンに戻り、牧師として説法を続けながら、
 奴隷解放の指導者達にも大きな影響を与えました。
 晩年は失明しながらも牧師を続け、1807年に亡くなりました。

 この曲の作曲は1760~70年あたりといわれています。オリジナル
 のメロディは黒人霊歌、イギリスの民謡など諸説あり不詳ですが、
 黒人霊歌が元であるという意見の方が多いようです。


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MIDI:Bench Time