ムサ・ヴェルティナ
(バショウ科) Musa velutina H.Wendl.&Drude
 
 ムサ・ヴェルティナは、インド北東部原産の果皮が赤いバナナである。
 果実の大きさは小さく長さ10cm程度。果実は食用としてではなく観賞用として用いられる。
 沖縄での栽培は少なく、個人が趣味で植えている程度。この写真は8月下旬に撮影されているので、その頃に開花や結実する模様。

 属名 Musa
は 、初代ローマ皇帝アウグストゥス(Augustus;本名オクタヴィアヌス。ユリウス・カエサルの養子)の侍医ムサ(A.Musa)の名に由来していると言われている。種小名 velutina は、ラテン語で「ビロード状の」という意味で、短い軟毛が生えた果皮表面の質感に因んでいる。

ムサ・ヴェルティナの果実

 普通バナナの花序はしなだれて下向きになっているが、ムサ・ヴェルティナの花序は直立し果実がついても垂れることはない。これは花茎が短く、果実が小さいためであろう。
 また本種は果実の段が少なく、花序の下に2〜3段程度の結実しかしない様である。


ムサ・ヴェルティナの花序


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