ケガキ・オオケガキ・フィリピンガキ
(カキノキ科) Diospyros discolor Willd.

 ケガキはフィリピン原産の中高木である。原産地では山林に自生する一般的な植物であるが、しばしば果実目的で栽培されるらしい。

 果実はジャコウ臭に似た香りが強く、食欲がそそるものではない。また糖度も酸度も特に高いものではなく(管理人が測定した果実では、糖度7.0、酸度0.71)、果肉は柔らかいものの、美味しい果実という印象はない。ただし文献によると、甘く、イチゴの様な良い香りをもつものもある、とあるので中には生食に向いた系統があるのかもしれない。

ケガキの果実

 沖縄では庭木としてもあまり見かけるものではないが、わりと結実する様である。ただし苗から結実までに十年ほどかかるらしい。
 収穫時期は8月と1月に果実を見たことがあるので、結実時期が長いのか、年に2回結実するものと思われる。
 果実はまさにビロード状の毛が生えたカキであり鑑賞価値がある。ただし前述した様にジャコウ臭に似た香りが強いため、実際には部屋の飾りには向かない。
 

収穫されたケガキ。 




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