マンゴー
(ウルシ科) Mangifera indica L.

 マンゴーの原産は諸説あるが、今日では2つの地域が考えられている。その1つはインドのアッサム地方からチゴッタン高原(ミャンマー国境付近)辺りで、単胚性 Monoembryony で現在ではインド北部に多いとされている。もう1つはマライ半島辺りと考えられており、こちらは多胚性 Polyembryony で現在では原産地を始め、インドネシア、南インド、ハワイ、フロリダ等に分布していると考えられている。
 マンゴーの栽培の歴史は古く、少なくとも4000年前には行われていたらしい。これは仏教教典にも登場していることからも伺える。
 これらが今日では世界中の熱帯または亜熱帯地域に広がったわけであるが、そのうち東南アジア方面には古くから伝わり品種も多い。ところが、東南アジア地域にいつ頃、どういった経路で導入されたかという記録は少ない。フィリピンには1600年頃スペイン(ポルトガル?)の航海者がインドからマニラに導入したものから栽培が発達したとの記録がある。また1665年にはモルッカスに導入された。
 沖縄県には台湾から導入されたことが知られているが、その台湾には1561年頃オランダ人により初めて導入された記録がある。またオランダ領時代(1624〜1664年)にはオランダ人によりジャワから移入されたらしい。

 マンゴー Mango(英)は今や世界中で使われている果樹名であるが,その語源はタミル語の Mangai 、スンダ語の Mangga と言われている。
 またサンスクリット語でアームラ(アムラ)、パーリ語ではアムバと呼ばれている。ヒンディー語やベンガル語ではアーム Aam と呼ばれている。
 アーム Aam とは,サンスクリット系の語で Common、すなわち「普通の」の意である。これは「一般的な果物」という意味のみならず、生活の中で人々があまねく利用するからであろう。

 このサイトでは、マンゴーを品種別により詳しく解説している。
 沖縄の主力栽培品種アーウィンのほかにも、キーツ紅キーツ)、キンコウセンセーション紅龍ケント、などを紹介しているので参考にして欲しい。

マンゴーの果実


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